★この記事の携帯用はこちら。 ▼今週発売の新作ゲーム 05月31日発売■BOOK:「ドラゴンクエスト25thアニバーサリー モンスター大図鑑」 05月31日発売■BOOK:「DQM テリーのワンダーランド3D 星降りのマスターガイド」 05月31日発売■3DS:「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド 3D」 05月31日発売■3DS:「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D スペシャルパック」 27日23時現在、「スペシャルパック」が予約可能。 話題作・大作が少なかった4月5月商戦もようやく終わり 新作ラッシュの6月へ向けて弾みをつけたい5月最終週の新作は なんと言っても3DS「ドラクエモンスターズ テリーのワンダーランド 3D」。 外伝的な位置付けでスタートした「モンスターズ」シリーズも 今やナンバリングに次ぐ柱に成長し、満を持して初代GB版のリメイクが
映画『MY HOUSE』より (C)2011「MY HOUSE」製作委員会 5月26日(土)より公開となる『MY HOUSE』は、堤 幸彦監督がコストゼロの家を提唱する建築家・作家の坂口恭平の原作をもとに、都市の片隅で生活する路上生活者の暮らしをモノクロの映像でストイックに捉えている。これまでのエンターテインメント性を封印し、本格的な演技の経験のなかったフォークシンガーのいとうたかおを主演に起用するなど、今までの制作スタイルをあえて用いずに挑んだ今作の公開にあたり、堤監督と坂口氏に、完成に至るまでの経緯、そして主人公・鈴本さんの0円で賄う生活を通して我々の暮らしの本質とは何かという命題を突き付けるこのストーリーに込めた思いを聞いた。 プロデューサーに「日本でいちばん暗い映画を作ってくれ」と言われた(堤) ── 『本当に撮りたかった』というコピーにも、堤監督のこの作品に込めた思いを感じること
ボアダムスの『77BOADRUM』、bloodthirsty butchers『kocorono』をはじめ、数多くのミュージシャンの映像作品を発表してきた川口潤監督の特集上映が2012年5月26日(土)から7日間、渋谷アップリンクXにて行われる。ボアダムスのイベント「77BOADRUM」の映像化で劇場デビューし、その後もミュージシャンの映像記録、PV、DVD、ライブを中心に、音楽番組の演出も多数手掛けてきた川口監督に話を聞いた。 若い頃のほうが「俺だったらこう見せる」という気持ちは強くありました ── 初の特集上映ということで、これだけ濃いアーティストが並ぶと壮観ですね。 こういうことがないと、自分で作品を見返したりすることもないのですが、スペースシャワー時代のチベタン・フリーダム・コンサートのライブ・ドキュメンタリーは自分のルーツとして核のひとつだったので、今回上映したかった。全てのアー
急に思い立ってYouTube検索してたら時間を忘れてしまった。90年代中頃にプレノン・アッシュが配給していたアジア映画の予告編が好きだったのよー。超キレキレにスカしたかっちょよさでね。特にウォン・カーウァイの初期作予告編は非常に印象に残っているのだ。中でも一番好きなのは『欲望の翼』日本版予告編。日本配給は92年。 本編からのカットの選び方、音楽の使い方、台詞のチョイス、字幕の字体チョイスとインポーズのタイミング、そしてタイトルロゴデザイン(とタイトルコールだけの日本語ナレーション)。どれも決まりすぎるくらい決まりすぎで、初めて映画館でこの予告編を見たときから「なんてかっこいい映画がやって来るんだ!」と興奮したものだった。実際、映画本編を見たときも、ぶっちゃけ本編よりもこの予告編のほうが良かったな……、と当時は思ったよ。今改めて見ると、台詞をキャッチコピー的にかぶせてくるデザインは、映画の予
DyEというフランスのアーティストのPV。いかにもフランスの人が好きそうな「ジャパニメーション」的なキャラクターデザインの短編アニメになっている。まあ詳しくは言わないから見てほしい。via. white-screen.jp 真夜中のプールに忍び込むティーンエイジャーたち、乱痴気騒ぎ、臆病、羞恥、恋人への違和感、性へのあこがれと不安と嫌悪、そして「恐怖」。そう、圧倒的「恐怖」*1によってセンシティブな青春グラフィティにカタストロフが訪れ、だけどそれが妙に心地良いというか、何か突き抜けた爽快さのようなものが残る、そういった種類の物語になっている。これはまさに「Fantasy」だ。この感じ、この肌触り、何かとても懐かしい場所の匂いがするんだ……古本屋で買ってきた海外の幻想怪奇短編小説集をベッドルームにこもり読みふけっていた中学、高校の、あの頃のああいう感じ。Emoくてホラー。そういうの大好きだっ
映画『オロ』より (c)OLO Production Committee どんな時代、どんな民族も、おとなはこどもに未来を託してきました。受難がつづくチベット(注1)も例外ではありません。「しっかり勉強するんだよ」と母親に背中を押され、この映画の主人公オロがチベットから亡命したのは6歳のとき。いまはインド北部の町ダラムサラで、チベット亡命政府が運営するチベット子ども村(注2)に寄宿し、学んでいます。「なぜ母はぼくを異国へ旅立たせたのだろうか」。自力でその答えを探し求めるオロの姿を一台のキャメラが撮影しつづけました。 映画『オロ』より (c)OLO Production Committee 監督は岩波映画出身の岩佐寿弥。土本典昭、羽仁進、黒木和雄の演出助手を経て、1960年代後半から70年代にかけて、映画の常識を覆すアバンギャルドな作品を連発したことで知られます。本作でも主人公の少年と監督自
遂に東日本大震災を題材にしたコメディ映画が生まれた。早っ!といっても直接的にネタにしたわけでもないし、被災地を題材にしたわけでもない。ネタになっているのは震災後の滑稽な東京の姿だ。 今から映画の序盤のストーリーを解説します、序盤の展開のみネタバレとなっています。 映画のストーリー(震災前) 物語のヒロインは、ちょっとしたセレブ人生を歩んでいる女子高生リエだ。リエのお父さんは旅行会社を経営している結構な金持ちなので、リエは苦労知らず。さらにリエは美貌と美脚の持ち主なので、女子高生たちに大人気の読者モデルとしても活躍している。 2011年3月10日、リエは友人たちと集まって談笑する。リエは間近に迫った卒業式には出ないでロサンジェルスへ留学してしまう。卒業式に出ない理由はロサンジェルスでレディ・ガガのライブを観るためだ。リエの友人で歌手デビューが決まっているアズサは 「レディ・ガガなんてマドンナ
★この記事の携帯用はこちら。 ▼「ディスコの女王」ドナ・サマーさんが死去 発売中■CD:「ホット・スタッフドナ・サマー・グレイテスト・ヒッツ」 発売中■DVD:「Live & More Encore [Import] / ドナ・サマー」 「ディスコの女王」と呼ばれ、1970年代に一世を風靡した 米国の歌手、ドナ・サマーさんが17日、がんのため死亡した。63歳だった。 10代でミュージカル「ヘアー」の欧州公演のオーディションに合格。 70年代半ばに「愛の誘惑」の大ヒットでスターの座に上りつめた。 シンセサイザーを多用した伴奏に乗せたサマーさんのささやくような、 時にセクシーにうなる声は当時のディスコブームと相まって、 1976年の全米第2位のヒット曲となった。 グラミー賞の受賞は計5回。 ダンスのみならずR&Bやロック、など多様なジャンルで受賞している。 ダイアナ・ロス、ナタリー・コール、チ
★この記事の携帯用はこちら。 ▼貞子は未来人間になりました。映画「貞子 3D」 (C)2012『貞子3D』製作委員会 「呪いのビデオ」というアイテム、「連鎖する恐怖」の仕組み、 そして「貞子」という決定的なキャラクター、全ての要素が上手く融合し、 日本はもとより世界中で大ブームを巻き起こした「リング」が 原作者・鈴木光司の書き下ろしによって久々にスクリーンに登場。 シリーズ初の3D対応となる「貞子 3D」のキーワードは、 ネット上で拡散・増殖してゆく「呪いの動画」。 主人公・茜には石原さとみ、恋人のウェブデザイナーに瀬戸康史、 その他の共演は山本裕典、染谷将太、高橋努など。 監督は「ハンサム★スーツ」「高校デビュー」の英勉。 ジャパニーズ・ホラーの仕掛人が、自爆テロとしか思えない 「POV 呪われたフィルム」を発表したことで 日本映画から「恐いホラー映画」は消滅した。 洋画も洋画で、今や「
拙著『トラウマ映画館』で取り上げた映画のDVDが本日、FOXから発売されます。 トニー・リチャードソン監督ジャンヌ・モロー主演『マドモアゼル』、ラリー・ピアース監督マーティン・シーン主演『ある戦慄』、『リチャード・レスターの不思議な世界』 『ある戦慄』は世界でも初のDVD化です。 トラウマ映画館 作者: 町山智浩出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/03/25メディア: 単行本購入: 190人 クリック: 9,745回この商品を含むブログ (119件) を見るマドモアゼル [DVD] 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2012/05/11メディア: DVD購入: 19人 クリック: 1,118回この商品を含むブログ (18件) を見るある戦慄 [DVD] 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
5/26(土)渋谷アップリンクで一夜限りの上映決定!ライブや廣原暁監督と同世代の新鋭監督によるトークイベントも 『世界グッドモーニング!!』より 一昨年、世界の国際映画祭に次々と招致され、数多くの賞を授賞した日本インディーズ映画と言えば、廣原暁監督の『世界グッドモーニング!!』だ。 第29回バンクーバー国際映画祭では、新人賞グランプリにあたるドラゴン&タイガー・ヤングシネマ・アワードを授賞、審査員だったポン・ジュノ、そしてジャ・ジャンクー監督らが「日本の社会問題を、若者の目線を介して新鮮に描く、革命的でクリエイティヴな手法に溢れた作品」と絶賛、「まだ世界では知られていない若者だが、真に有望な映画監督である」と太鼓判を押した。 きっと多くの人がスクリーンの中に、かつての自分の姿を見つけたのだろう。そして、「10代だった当時、この作品と出会えていたら、どんなに救われただろう」、そう思わず振り返
映画『少年は残酷な弓を射る』より (c) UK Film Council / BBC / Independent Film Productions 2010 自由奔放に生きてきた作家のエヴァはキャリアの途中で子供を授かった。ケヴィンと名付けられたその息子は、なぜか幼い頃から、母親であるエヴァにだけ反抗を繰り返し、心を開こうとしない。やがてケヴィンは、美しく、賢い、完璧な息子へと成長する。しかしその裏で、母への反抗心は少しも治まることはなかった。そして悪魔のような息子は、遂にエヴァの全てを破壊するような事件を起こす……。「事件の日、本当は何が起こったのか」――すべてが明らかになった時、ケヴィンが本当に求めていたものが、切ない衝撃となって胸を刺すエモーショナル・サスペンス。 映画『少年は残酷な弓を射る』より (c) UK Film Council / BBC / Independent Fil
★この記事の携帯用はこちら。 ▼PSP「那由多の軌跡」予約開始 07月26日発売■PSP:「那由多の軌跡 ドラマCD付き限定版 ライブDVD+サントラCD付き」 07月26日発売■PSP:「那由多の軌跡 通常版 ライブDVD+サントラCD付き」 ファルコムの看板シリーズ最新作が予約開始。 初回生産特典はアコースティックライブを収録したDVDと ダイジェスト版のサントラCD。 ブランド力を過信してか、前回は大量に在庫をダブつかせてしまっただけに 今作では目標値もさほど高くなく、慎重に売っていくようだ。 大幅値崩れ直後に発売される作品は、往々にして反動で品薄になりがち。 シリーズファンの方はご注意を。 ▼「宇宙戦艦ヤマト 2199 (2)」発売決定 04月25日発売■CD:「宇宙戦艦ヤマト/真赤なスカーフ ささきいさお」 05月25日発売■Blu-ray:「宇宙戦艦ヤマト 2199 (1)」
★この記事の携帯用はこちら。 ▼ミスチルのベストアルバム、収録曲が発表 05月10日発売■CD+DVD:「Mr.Children 2001-2005 初回限定盤」 05月10日発売■CD+DVD:「Mr.Children 2005-2010 初回限定盤」 2001年7月以来、約10年振りとなるベストアルバムを 5月に発売するMr.Childrenが各アルバムの収録曲を発表。 56ページのライナーノーツと歌詞付きのブックレット、ステッカーを同梱し、 初回限定盤にはPV集のDVDも付いて、価格は各2800円と太っ腹。 各アルバムの収録曲は以下の通り。 *(+PV)表記のある楽曲は特典DVDにPVが収録されている。 05月10日発売■CD+DVD:「Mr.Children 2001-2005 初回限定盤」 01:優しい歌(+PV) 02:youthful days(+PV) 03:君が好き(+P
『死ね!死ね!シネマ』*1も記憶に新しい、日本映画美学校周辺からインディーズ映画がかなり活気づいています。 『へんげ』が現在絶賛公開中です。 メジャー資本の大きな規模の映画がほとんど壊滅状態の近年邦画界において、反比例するようにインディーズ映画が熱気を帯びています。『へんげ』はその中でも特別に重要な作品の1本です。 ボクは古澤監督経由の縁で大畑監督からお誘いをいただき、一足先に試写で見ていました。もちろん非常に面白く鑑賞し、ショッキングかつ壮大なラストにグッと目頭を熱くしたのでした。もの凄くオススメなんですが、これが魅力を伝えるのがムズかしいのです。 序盤、中盤まで「これは良く出来たジャンル映画だなぁ」と見て行くと、ラスト近くにドンッ!と色々な目盛りが跳ね上がるのです。 ほとんど前情報の無い段階で見ていた私は、この跳ね上がりが心底面白く感じたので、これはなるべく多くの人に同じショックを味わ
※いきがかり上『セブン』『カサブランカ』『ドラゴン 怒りの鉄拳』『ガメラ3 邪神〈イリス〉降臨』のエンディングについて書いています。 デビッド・フィンチャー監督の出世作『セブン』は宗教がらみの深淵なテーマや徹底した後味の悪さも含め『羊たちの沈黙』以降のサイコホラーブームの中でも飛び抜けた存在として語られています。その『セブン』がハッピーエンドだったというブログエントリーが注目されています。 何故『セブン』はハッピー・エンドなのか http://k.onodera.blog.ag/index.php/k.onodera/00000000000000016134 要約すると、ジョン・ドーは憤怒の罪の犠牲者として死にたかったのに、ミルズはその敬虔なクリスチャン性を発揮し、他人の罪を引き受ける犠牲的で崇高な精神の元で引き金を引いたので、ジョン・ドーは決して「憤怒の罪」の犠牲にはならなかった。 サマ
3月のサイレント特集のさなかに起こった16ミリ映写機のトラブル。ゾッとしました。もう製造されていない16ミリ映写機のこととて、3台も揃えてそれなりに万全を期していたつもりだったのに。結局2台が故障して、3台目はというと、微妙に中身のつくりが違っていて、字幕投影システムとうまく同期できないとのこと。16ミリ映写機問題(僕の中では、これはかなり前から「問題」として認識しているわけですが)としては、消耗品としてのランプの調達が一番頭を悩ませていて、どのように継続的に入手できるかということが最右翼のポイントだっただけに、今回のように巻き取りモーターに不具合が生じるというのは、ショックでした。機械だから、それは色々な不具合が出てもしようがないわけですが。 ゾッとしたというのは、こうした故障・不具合について、もはや「必ず直る」という保証が全然ないことです。今回の故障についてはメーカーから部品がないか
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