博物館にあるものといえば、まず思い浮かべるのが動物の骨や剥製、ピンで留められた昆虫標本。しかしその標本がどこから来てどうやって作られているのか、何の役に立つのかについては知らないことばかり。そんな気になる博物館の裏側を凝視できる企画展示「博物館の標本工房 Atelierum specimum animalum in museo」に行ってきました。 標本工房が開催されているのは、神奈川県立生命の星・地球博物館。神奈川県博とか地球博とか呼んでいますが、略称というか愛称はあるのだろうか。夏の大トンボ展に続き、来るのは3回目です。箱根の一歩手前なので都内からでもすごい旅行感があり、魅力的な終点名をかかげた特急もたくさん見られるので、いつも博物館に行ったその足で逃避行したくなる難儀な立地です。 標本の奥深い世界 いつ来てもこのエントランスは楽しくなっちゃうな〜 特別展示室の前には、ゆっくり回転してい
刑事部門の前身となる刑事博物館は、1929年に、法学研究において実物実見を重視する立場から、日本の江戸時代・明治初期の刑罰関係の道具や古文書を収集する博物館として設立されました。戦中に活動を停止しますが、戦後活動を再開し、以後は刑罰関係の道具の収集から離れて、明治立法史関係文書と日本近世法律文書を収集対象としました。近世法律文書とは、法律を生み出す社会そのものを広く見据えたもので、村や町、武士や大名の文書も対象にし、その充実した収蔵資料からは多くの優れた法制史、日本史研究が生み出されてきました。 常設展示室では、現在の法と刑罰を考えるために、過去の法と刑罰を理解することを目的とし、各時代の法令や刑罰関係の道具を展示しています。特に江戸時代の裁判と刑罰については多くのスペースをとって、犯罪がどのように裁かれ、どのように処罰されたのかを具体的に解説しています。 来歴の詳細はこちら
所在地 〒355-0065 埼玉県東松山市岩殿554 電話 0493-35-1234 お電話でのお問合わせは、開園時間内にお願いします。 FAX 0493-35-0248 開園時間 9:30~17:00(入園は16:00まで) 11/15~1/31は9:30~16:30 (入園は15:30まで) 休園日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開園)、年末年始(12/30~1/1) 団体案内 実習生案内(受付終了) スタッフブログ コウノトリカタカタ通信(鴻巣市コウノトリ野生復帰センター) ビアトリクス・ポター資料館 クロスカントリーコース
私たち市民ZOOネットワークは、「動物園を通して人と動物の関係を考える」をテーマとして、2001年より本格的に活動を開始し、20年以上に渡ってエンリッチメント大賞を主催するとともに、セミナーの開催など動物園に関わる各種情報を提供することで、動物園に関わる多様な人たちをつなぐ人的ネットワークを形成してきました。2004年にはNPO法人格を取得し、2020年にはニューズレターの50号を発行するなど、着実に実績を積み重ねております。
上野公園にある国立科学博物館は、昆虫の標本から宇宙科学に関するものまで、とても1日で観ることができないほどの膨大な展示数を誇る博物館です。 この『電子博物館 Digital Museum No.1 』は、その中からみどころを選んでスケッチ・解説を加えたiPhone・iPod touchのアプリです。 このアプリは、作者・望月兼也さんが博物館をスケッチで巡るシリーズの第一弾となるものです。 上野の国立科学博物館は展示物の数・幅広さから、第一弾にぴったり博物館といえます。 日本館・地球館のみどころをフロアごとにまとめ、マップからスケッチ画に移ることができます。 博物館内で4ヶ月かけて描いたというスケッチは緻密でありながら暖かみがあり、写真にはない趣があります。 解説の内容も決して難しくものではなく、むしろカジュアルな印象で、読んでいると一緒に博物館を訪れている友人に話かけてられているような感じ
■開館時間 9:30〜17:00(入館は16:30まで) ■休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日) 及び 年末年始(12/29〜1/3) ■料 金 大人・高校生 100円 小・中学生 50円 (平成19年7月21日改定) (65歳以上、就学前児童は無料) ※高校生以下は毎週土曜日無料 ※団体割引は20名様以上で2割引 ※バスツアーOK、事前連絡必要 >詳細はこちら
歩こう、歩こう 選択肢が三つか四つあって、いろいろ迷った挙げ句、最後の最後に「折りたたみ自転車でポタリング」を「散歩」がクビだけ差してゴール、ゴールしてスタートして、歩き始めた。もう、午後の一時を過ぎていた。 ナビにはあらわれないこと もちろんiPhoneを携帯、意味もないのに経路探索などさせる。いや、意味はある。地元とはいえ新参者の俺は、まだ十全な土地鑑がない。して、指示通り進んで行くと、日本人立ち入り禁止、というと正確ではないか、軍関係者立ち入り禁止地区などを突っ切るような道があらわれたりする。 天気は晴れ。根岸競馬場のあたりの山から急階段を降りて川沿い、16号沿いへ。このあたり、たぶん繋がってはいるだろうと思ってはいたが、ナビに助けられたことははっきり言わなければならない。俺が確実にあのあたりに行こうとしたら、本牧通り〜間門〜という遠回りがまず思い浮かぶからだ。 あと、写真は全部iP
「今は、先が見えない時代」──。でも、先が見えていた時代なんてありません。先が見えるような、明るい気分の時代があっただけでは? ま、だからといって、嘆いていても始まらない。2010年も不安がいっぱい、という方は、「アド・ミュージアム東京」を訪ねてはいかがでしょう。「広告は時代を映す鏡」といわれるだけあって、江戸時代から現在までの、日本の世相の変遷が手に取るようにわかります。もしかしたら、「何か」のヒントが見つかるかも。というより、とにかくおもしろいっ。 日本唯一の広告総合ミュージアム&広告図書館 新橋駅から徒歩約5分、電通四季劇場もあるカレッタ汐留の地下1、2階が、アド・ミュージアム東京。このミュージアムは、電通第4代社長吉田秀雄の生誕100年を記念して、2002年12月にオープンしました。吉田秀雄(1903-1963)は、1947(昭和22)年、43歳の若さで社長に就任し、日本の広告界を
バイオテクノロジー関連のコーナーは、何かの間違いかと思うほどグロく見えるのは気のせいでしょうか? なんだか座っただけで何かに感染しそうなデザインなんですけど……。 この退屈なご時世に、退屈しのぎに退屈そうな場所に行ってみるシリーズ【退屈巡礼】。第25回は、東京・北の丸公園にあるレトロな「科学技術館」をたずねてみました。(科学技術館の様子はこちらから) 「事業仕分け」によって、日本の生命線ともいえる科学技術への予算配分が大幅に削減されて、「それはどうよ?」という議論でこのところ持ち切りなわけですが、皆さん普段から科学にそんなに興味持ってましたっけ? というと、やや疑問と言わざるを得ませんよね。まぁ、これを機会に、とりあえず近くの科学館などに遊びに行ってみるのもいいんじゃないでしょうか。 さて、東京都内の場合だと、その予算削減で話題になっている「日本科学未来館」をはじめとした素晴らしい設備の科
東武鉄道と東武博物館は28日、昨年12月から改装工事のため休館している東武博物館を、7月22日にオープンすると発表した。リニューアルのコンセプトは「見て・触れて・体験できる」と「東武鉄道の"いま"と"むかし"を体感できる」の二本柱とのこと。歴史的に貴重な車両の実物を展示するほか、人気のあった運転シミュレーターと鉄道模型パノラマを刷新する。最寄り駅は東武伊勢崎線の東向島駅で、入館料は大人200円、4才から中学生まで100円。開館時間は10:00〜16:30(入館は16:00まで)。休館日は毎週月曜日(祝日・振り替え休日の場合は翌日)。 エントランスロビーで歴代のミュージアムグッズを展示 モハ5701号を「ネコひげ」に復元 東武博物館は1989年に開館して以来、東武鉄道の歴史と今を伝えてきたという。そこに新たに加わる車両は、戦後初めて新造した「特急電車5700系」。この車両は、当初は流線形で、
水族館にお泊まり…それは水族館好きの見果てぬ夢にして狭き門… と思っていたところ、マイフレンドの安全ちゃん(id:anzenchan)から「新江ノ島水族館の女性限定お泊まりイベントに応募しません?」と誘っていただきました。ここに自慢かたがたその記録をしていきますので、歯ぎしりしながら読んでくださいね! 昼の水族館 2009年3月末に行われた今回のお泊まりイベントは「クラゲヒーリングナイト」なるもの。応募多数の場合は抽選になるということだったのですが、安全ちゃんが「ハガキをちょっとでも目立たせるためにゆるすぎるクラゲのイラストをかいたりして頑張りましたよ…フフ…」と奮闘してくれて、無事当選できました。 事務所で手続きした後、まずは昼の水族館を楽しむことに。ミュージカル仕立てのかなり斬新なイルカショーが行われていました。水の妖精的な人たちが音楽にあわせて踊ったりイルカと共演したり、アミアミした
この退屈なご時世に、退屈しのぎに退屈な場所に行ってみるシリーズ【退屈巡礼】。第14回は、『松戸市立博物館』をご案内。プライバシーを気にせず他人のオタクを拝見できる大胆な展示が、マニアにはたまりません。(館内の様子はこちらから) 少し前から静かなブームとなっている「団地」。まぁ、住んでいる人からしたら「どこがいいのかさっぱり分からない」なんて話も聞きますが、たしかにあらためて建物を見ていると、あの同じ形が繰り返される独特のリズムには味わいがあるような気もしてきます(退屈なものが好きな筆者にはよくわかります)。 しかし、似たようなムーブメントの『工場萌え』(記事参照)など以上に、団地には住人の方もいる都合上、あんまり近くからジロジロ見たり、勝手に写真を撮りまくるわけにはいきません。実際、勝手に敷地に入ってトラブルになる事例もあるようですが(迷惑なので絶対にやっちゃダメですよ!)、どうしても団地
目の前で動き回る恐竜をいろんな角度から観察する――まるで映画「ジュラシックパーク」のような世界を、AR(拡張現実)技術を使って体験できるイベントが3月10日、国立科学博物館(東京・上野)で始まった。その名も「よみがえる恐竜」だ。 展示コーナーの一角にある会場には、全長1.6メートルの骨格標本が置いてある。約1億6000万年前に生息していたという小型の植物食恐竜「オスニエロサウルス」の原寸大標本だ。 この骨格標本をインスタントカメラのような形をした専用のモバイルビューアを通して眺めると、現実空間の映像に、3DCGの恐竜が重なって出現。目の前に恐竜が見えるが、壁やほかの来場者など、背景に見える映像は現実そのまま――という“拡張現実”(AR)を体験できる。 恐竜は、体験者の足下まで歩いて近寄って来たり、緑や青色、縦じまなどさまざまな模様に変化。体験者は、恐竜をいろんな角度から眺めたり、後ろに回っ
Charles Babbageが設計したDifference Engineは、コンピュータの歴史を紐解くと、その初期を飾る機械式の計算機である。バベッジが最初に設計したDifference Engineは英国政府から予算を得て開発を開始したが、完成には至っていない。 その後、1847年から1849年ころに、このDifference Engine No.1の設計を改良し、1/3程度の部品数で同等の性能を持つDifference Engine No.2を設計したが、このマシンは製造されることはなく、このバベッジの設計が正しく、本当に動くマシンが作れるのかどうかはわからなかった。 その後、バベッジの生誕200年に合わせて、ロンドンのScience Museumが、1989年から1991年に掛けて、バベッジの設計に基づいてこのDifference Engine No.2を建造し、バベッジの設計の正
秋といえば「芸術の秋」。美術館や博物館といえば、気になる特別展でもないと、普段はあまり行く機会がないのが普通。けれど、お気づきだろうか。多くの美術館や博物館に、関連グッズを販売するショップがあることを……。「そんなの知ってるよ!」ていう方も、ちょっと待って! アナタの知ってるのは、特別展の図録やポストカードを販売している、特別展ショップコーナーのことじゃないだろうか? これから紹介したいのは、あくまで常設の、つまりいつもミュージアムオリジナルグッズを置いてあるショップの方。「ここでしか買えない」品がいろいろあるのだ。 ミュージアムオリジナルグッズと一口に言っても、想像通りのコジャレた物から、一癖も二癖もあるレアな物まで様々。ちなみに展示コーナーの外にあるのが普通なので、入場料を気にせずチェックできる(もちろん、展示を見た方がグッズを購入する際の楽しさも倍増だが)。これは行くしかない!
編集元:博物館・美術館板より「少し怖い博物館 資料館」 1 みどり館 ◆s0KRoViwdY :2006/11/08(水) 09:12:25 ID:urYlfS+EO
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