管理されることが嫌いで、平気で赤信号を渡るので、他の地方の人からの顰蹙を買うのですが、パリに行けば同じ光景です。車が通っていないのに、赤信号で待っていると怪訝な顔をされるのが落ちだという国は多いのです。 赤信号で止まらなかった自転車に2年の実刑というニュースが飛び交う時世に、赤信号を平気で渡る大阪人を持ち上げるマーケティングセンスに絶句する。 この類の「赤信号で止まるまぬけな国民性を持つ日本人と止まらない利口な大阪人」という発言はweb上で散々目にしてきたんだけれど、ブラックボックスの委託先は毎回決まってドイツやフランス。日本人がなんとなく美しさを感じる欧州先進国。件の文章に至ってはパリ。華の都パリ。したり顔で諸外国の常識を語る論拠が体験談。それでマーケティングの棟梁。 仮に赤信号を渡る国が存在していたとしても、それは「歩行者優先」という交通ルールが常識である国の話であり、車様に乗ってガソ