「楠」「柊」「榊」など、木へんの一文字で樹木の名前を示す漢字を調べて、画数ごと、読み方が簡単そうな順に集めてみました。 こうして並べてみると、画数が少なくて簡単な漢字を当てられた木ほど、日本人(あるいは中国人)の暮らしに密接な木であることが分かります。 例えば最も画数が少ない「朴」は、食物を包むことに使われましたし、建材として使われる「杉」もしかりです。ただし、画数ばかりではなく、クヌギ(橡・椚・櫟・椡など)のように多くの漢字を割り当てられた木もあります。 しかし一方、庭木として使用頻度の高い「金木犀」や「山茶花」などは木へんの漢字がもらえずにいるなど、調べるほどに興味は尽きません。 以下、各樹木の画像をクリックすると、漢字の読み方や各樹木の解説ページに移動します。