アメリカ・テキサス州の病院で、エボラ出血熱の患者の治療に関わった看護師から新たにエボラウイルスの陽性反応が出た問題で、この看護師が症状が出る直前に旅客機に乗っていたことが分かり、アメリカの保健当局は、旅客機の乗客が看護師と接触があったかどうか調べることにしています。 アメリカでは、南部テキサス州ダラス市内の病院で、エボラ出血熱で死亡したリベリア人男性の治療に関わった女性看護師がエボラウイルスに感染したのに続き、15日には、別のスタッフが簡易検査でエボラウイルスの陽性反応が出たことが明らかになりました。 メディアによりますと、陽性反応が出たのは29歳の女性看護師で、現在、アメリカのCDC=疾病対策センターが詳しい検査を行うとともに、15日にも特別な設備の整ったアトランタの病院に移送し、治療を行うことにしています。 また、CDCは、この看護師が発熱などの症状が出る直前に国内線の旅客機に乗ってい