◆明治安田生命J2リーグ 第42節 大宮―東京V(12日・NACK5スタジアム) 今季リーグ最終戦で、大宮は東京Vに0―2で完敗し、J3自動降格圏内の21位でシーズンを終えた。 今季限りで現役引退を表明していたGK南雄太はフル出場。Jリーグ通算666試合出場となった試合後に、引退セレモニーであいさつした。「本当に幸せで、最高のサッカー人生でした。26年間、本当にありがとうございました。大好きなサッカーを仕事にして、サッカーを通して素晴らしい仲間に出会うことができた。僕のサッカー人生の何よりの財産です」と目を潤ませた。 43歳だった昨年5月、アキレス腱断裂の大けがを負った。「チームを勝たせる水準にいなくなったら、サッカーを辞めようと決めていた。試合に出るところまでは戻れたけど、ケガをする前の自分には戻れず、決断するときが来た」とスパイクを脱ぐに至った理由を明かした。現役最終戦の相手となった東