「離婚すれば強制労働」「100人が離婚を望んでも、(裁判で)認められるのは1人程度」――。北朝鮮から脱北した人々のこのような証言が韓国政府系シンクタンクの韓国統一研究院が1月に発表した「北韓(北朝鮮…
考古学者たちは、ハンガリーのサーレトゥドバリ村の古代墓地で弓矢類と共に埋葬されていた10世紀の人骨が、高齢の女性のものであることを確認した。(Illustration by Luca Kis) 1980年代、ハンガリーの10世紀の墓から、人骨と共に、弓と矢じりと宝飾品という不可解な組み合わせの副葬品が発見された。当初の研究では、墓に埋葬されていた人物は男性だと推測されていたが、この人骨を新たに調べてみたところ、女性だったことが判明した。論文は2024年11月26日付けで学術誌「PLOS One」に発表された。 「彼女を『戦士』と呼びたいところではありますが、その点については保留することにしました」と、論文の筆頭著者であるハンガリー、セゲド大学の生物考古学者バラージュ・ティハニ氏は説明する。
「世の中はやっぱり厳しいと思いました」 精神障害がある女性は、アルバイトの面接を受けましたが、障害を理由に採用されなかったといいます。 働く障害者が増え続けていますが、障害の区分によって雇用の格差が生まれているという現実も。 精神障害のある人の就労の課題と、それを乗り越えるための取り組みを取材しました。 “働きたいのに働けない” 前編の記事では、重度知的障害の女性が、障害がない人と遜色のない作業時間で仕事をすることを実現したシステムなどを取り上げました。 障害の区分によって雇用の格差が生まれているという現実もあります。 企業に対して行った調査では、障害者を雇用するにあたってノウハウがあるかどうか、障害別に聞いたところ「十分ある」「困らない程度にある」と答えた割合は、身体障害ではおよそ45%なのに対し、精神障害はおよそ23%にとどまっています。 都内に暮らす中村結菜さん(仮名)は、パニック発
アフリカ・ガーナで「友愛の女王」を意味する名誉称号「ゾシムリ・ナー」を授与されたケネディ・ジョンソンさん/Nana Kyei, Captured Studios (CNN) ケネディ・ジョンソンさんは1996年2月、米ミシガン州デトロイトにある10代の母親のための養護施設で女児を出産した。15歳だった。25年後、西アフリカ・ガーナ北部で自身が「女王」に任命されたと知ったとき、ジョンソンさんは自分の運命を信じられなかったという。 ジョンソンさんは2021年10月、ガーナ北部最大の都市タマレの熱狂的な観衆の前で地元の宗教指導者「ダクペマ」から名誉称号「ゾシムリ・ナー」を授与された。ゾシムリ・ナーは「友愛の女王」を意味し、実質的にこの地域の発展を担う責任者となっている。 自宅から何千キロも離れた土地で、馬に乗り、伝統的な王室の衣装を身に着けたジョンソンさんが、夢の中にいると思うのも無理はない。
【読売新聞】 【カブール=吉形祐司】アフガニスタンのイスラム主義勢力タリバン暫定政権が3日、例外的に許可していた看護師や助産師を育成するための女子教育を禁止したことが、複数の学校関係者や学生らの証言でわかった。厳しいイスラム法の適用
18世紀、フランシスコ・デ・ゴヤが魔女たちを描いた『呪文』。魔術やオカルトに対する社会の不安が当時の物語や信仰にどう影響を与えていたかが分かる一例だ。(ARTWORK FROM BRIDGEMAN IMAGES) 古代の森をさまよう黒い影。夢に現れる恐ろしい亡霊。魔女は長い間、人間の空想をかきたててきた。今はカリスマ的な存在として描かれることが多いが、かつて魔女は文化を超えて人々に恐怖と不安を与えてきた。世界の5つの魔女の物語から、彼女たちを生んだ社会が抱えていた恐怖や信念をひも解いていこう。(参考記事:「魔女狩りの恐ろしい歴史、不当な嫌疑で殺された女性たち」) 山姥(やまうば、やまんば) 山奥に暮らす恐ろしい老婆 日本の山奥に暮らす山姥は弱々しい老女だ。しかし、それは最初のうちだけ。 突如、角を生やし、ヘビのような髪を振り乱す恐ろしい姿に変身すると、後頭部にあるもう1つの口で捕らえた獲物
地方紙の記者だった数年前、原稿に書くのをためらった言葉がありました。「シスジェンダー」と「ヘテロセクシュアル」です。広く知られた言葉ではないから――という理由でした。 「性的マイノリティ」「LGBT」という言葉を書く機会は年々増えていったのに、結局「シス」「ヘテロ」という言葉を私は当時、ほとんど原稿に書きませんでした。 なぜ、それで済ませることができたのか。その理由をあらためて考える機会がありました。 6月9日、大館市で県北部男女共同参画センターが主催するLGBTQ理解促進セミナーがあり、前川直哉さん(福島大学准教授、専門は教育学・ジェンダー/セクシュアリティの社会学)が講演。前川さんと真木柾鷹さん(性と人権ネットワークESTO代表)、今将人さん(損保ジャパンカルチャー変革推進部)によるトークもありました。詳報します。 以下は前川さんの講演です。 性のあり方が「大多数」とは異なる人々 性的
アフガニスタンで実権を握るイスラム主義勢力タリバンが、公の場で女性が歌うことなどを禁じた法律を施行して1か月がたちました。女性たちの間では、タリバンへの抵抗を示すため、みずからが歌う様子を撮影した動画をSNS上に投稿する動きが広がるなど法律への抗議の声が高まっています。 タリバンの暫定政権は3年前の復権以降、女性が外出する際には顔と体を布で覆うよう求めるなどさまざまな指針や通達で女性の権利を制限していて、こうした規則を法制化した新たな法律が8月、施行されました。 この中に「誘惑を招くおそれがあるため」として、新たに女性が公の場で大きな声で話したり歌ったりすることを禁止する条項も盛り込まれ、反発が広がっています。 法律が施行された8月下旬以降、国内外のアフガニスタン人の女性たちの間では、タリバンに抗議の意志を示そうと、みずからが歌う様子を撮影した動画をSNS上に投稿する動きが相次いでいます。
6月5日発表された2023年の「合計特殊出生率」は1.20で、このうち東京都は全国の都道府県で最も低い0.99で、1を下回りました。 少子化が進む要因のひとつとして指摘されているのが「男性の長時間労働」です。日本、欧米諸国、韓国の男性の長時間労働と出生率の関係についての専門家の分析をまとめました。 国内の労働時間 男女別では 厚生労働省によりますと国内の年間総労働時間を男女別に見ると2022年は男性が1826時間、女性は1422時間となっていて男性が400時間あまり長くなっています。 また、過労死ラインの目安のひとつとされる、労働時間が週60時間以上の人の割合は2022年時点で男性が7.7%、女性が2%となっていて、男性が大幅に多くなっています。 各国の出生率と男性の長時間労働 少子化問題に詳しい京都大学大学院の柴田悠教授は、欧米諸国と日本、韓国の出生率と男性の長時間労働の関係について分析
自身の妊娠生活を元にに投稿した記事、『【子育てCG屋】働く妊婦からのおねがい【男女問わず在宅勤務を】』きっかけに、 他のCG屋さん(妊婦)はどのようにして働かれているのだろうか と疑問に思った故のアンケートを実施。 【ゆる募】#子育てCG屋 の皆様。 妊娠中の働き方エピソード教えて下さい 体調や働き方の希望は十人十色と言いつつ、他の方の過ごし方をまるで知らないことに気づいたので。 ✅つわりとの付き合い方 ✅お仕事の調整は ✅会社への報告時期は ✅困ったこと ✅助かったこと ✅要望 等々、その他何でも。… https://t.co/8rUUtX0yNv — moco@らくがきクリエイトmononoco (@mono_moco) April 25, 2024 いくつか回答を頂いたので感謝と共にここでまとめさせて頂きます。 この記事では fa-check-circle-o働くCG屋(妊婦)の働き
8月15日は第二次世界対戦の終結から78年となる終戦の日です。戦後、旧ソ連軍によって57万人以上の日本人が連行され、強制的に働かされたシベリア抑留。その中に女性もいたことはあまり語られていません。2年間の抑…
Netflixでアジアのコンテンツ統括を務めるキム・ミニョンさん。「イカゲーム」など多くのヒット作を手掛けた。 撮影:竹下郁子 Netflix(ネットフリックス)のコンテンツ制作でアジア(インドを除く)のトップを務めているのが、韓国人女性だということをご存知だろうか。 「イカゲーム」「愛の不時着」「梨泰院クラス」「キングダム(韓国作品)」……。 これらのヒット作品全てを仕掛けたのがキム・ミニョンさん、Netflixアジアコンテンツ部門のバイス・プレジデントだ。 韓国作品が世界でヒットを飛ばすたび、日本で必ずと言っていいほどささやかれるのが「韓国は世界を向いているから(それに比べて日本は……)」という“ぼやき”。 ところがキムさんは「自国でのヒットこそが成功だ」と言い切り、グローバルヒットを狙うスタッフを「ここには海外行きのチケットはない」と諭(さと)す。アジアのリソースを欧米のためには割か
記者会見するクラウディア・ゴールディンさん=米マサチューセッツ州のハーバード大で2023年10月9日(ズーム会見のキャプチャー画像) 女性を労働力として働かせるだけでは解決にならない――。ノーベル経済学賞を受賞した米ハーバード大教授のクラウディア・ゴールディンさんは、日本の出生率の低さについて、働き方に原因があるとした。言葉の背景には「制度化された男女差別」があるらしい。どういうことなのか。【菅野蘭】 労働市場で女性が果たしてきた役割に関する歴史や、男女の賃金格差の要因解明などの研究が評価されたゴールディンさん。受賞決定を受けて開かれた10月の記者会見で、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中では最も出生率が低く1・0を下回る韓国や、2022年に1・26となった日本について語った。 日本では育児休業の制度があっても取得者の割合が低いことを例に挙げ、「職場が急速な社会の変化に追いついていない
原爆の父「オッペンハイマー」についてのアメリカ女性の辛辣ツイートが注目を集める 今年公開されたアメリカ映画「オッペンハイマー」。 世界初の原子爆弾を開発した理論物理学者「原爆の父」ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いているため、日本で上映されるのかなども含め注目を集めています。 そんな中、アメリカ女性の辛辣なツイートが話題になっていました。 Reddit/SinVerguenza04 「オッペンハイマーの注目が消えるのが待ちきれない。 あの人たちが作った爆弾? ニューメキシコ州に落として実験したのよ。私の母にね。彼女は生後18か月のときに放射性降下区域にいた。高校の同級生21人のうち17人が白血病だった。そういう話をハリウッドは伝えなさいよ」 (@AlisaValdesRod1 / Twitter) 被害は投下された日本だけではなく、実験区域でもあったことを改めて実感します。 海外掲示板
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