P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 以下の文章は、TorrentFreakの「'Conan The Barbarian' Chases 2,165 BitTorrent Downloaders in Court」という記事を翻訳したものである。 原典:TorrentFreak 原題:'Conan The Barbarian' Chases 2,165 BitTorrent Downloaders in Court 著者:Ernesto 日付:February 27, 2012 ライセンス:CC BY 先週金曜、メリーランド地区合衆国連邦地方裁判所において、『コナン・ザ・グレート』をダウンロードしたとみられる2,165人のユーザに対する大規模訴訟が提起された。映画スタジ
P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 以下の文章は、TorrentFreakの「The Pirate Bay, Now Without Torrents」という記事を翻訳したものである。 原典:TorrentFreak 原題:The Pirate Bay, Now Without Torrents 著者:Ernesto 日付:February 28, 2012 ライセンス:CC BY 本日、The Pirate Bayは1つの時代の幕を下ろす。この世界最大のトレントサイトは、たった今、全ての人気トレントファイルを取り外し、マグネットリンクへと切り替えた。The Pirate Bayチームは、この変更が同サイトの将来にとって必要であったこと、その結果ユーザがトラブルに見舞
P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 以下の文章は、TorrentFreakの「Spotify: A Massive P2P Network, Blessed by Record Labels」という記事を翻訳したものである。 原典:TorrentFreak 原題:Spotify: A Massive P2P Network, Blessed by Record Labels 著者:Ernesto 日付:June 17, 2011 ライセンス:CC BY 音楽産業は長らく、P2Pテクノロジーを唯一最大の脅威と認識し、ファイル共有ユーザが数億ドルの損失を生み出していると主張してきた。しかし、今やP2Pテクノロジーは音楽産業の未来の一部となっている。音楽ビジネスとP2Pテク
P2Pファイル共有ソフトを使った児童ポルノ共有が急増しているかのような記事を見てげんなりするなど。 児童ポルノ摘発、過去最多 共有ソフト悪用が急増 - 47NEWS(共同通信) 共有ソフトの利用急増=児童ポルノ摘発、最多を更新−警察庁 - 時事ドットコム 以下、時事ドットコムの記事より引用 (強調は筆者による)。 2011年に全国の警察が摘発した児童ポルノ事件は、前年比8.4%増の1455件で、過去最多を更新したことが16日、警察庁のまとめで分かった。このうちファイル共有ソフトを使って愛好家が画像をやりとりする手口は約2.4倍の368件と急増した。 (中略) ファイル共有ソフトはブロッキングの影響を受けないため、警察庁幹部は「画像の入手に利用するケースが増えている」と指摘。09年からの3年間で、共有ソフトの利用は6.8倍に増加するなど深刻な状況となっている。 http://www.jiji
2011年の年末にウィニーの開発者、金子勇氏の無罪が確定したと報道されて、話題になっていた。 金子氏はかつてネット上で「47氏」と名乗っており、勝手に親近感をもってしまう。 この裁判の経過を振り返ってみると、日本の社会では、イノベーションはどうしてこんなに許されにくいのだろうかという思いが募ってきて、暗い気持ちにもなった。大変残念である。 ウィニーが登場した当時、この技術は世界の最先端を行っていたはずだ。非力な家庭向けのインターネット回線と、それに接続されたPCから構成された一つのシステムとしてウィニーを見れば、その分散処理の発想は現在のクラウド技術に近い発想である。また端末同士をダイレクトに繋ぐ技術にしても、スカイプを始めとする通信技術ではもはや当たり前となるような技術である。つまりウィニーは今、世の中のインターネット技術で主流となった技術を使った、洗練されたシステムであったのだ。
最高裁判所は今月20日、P2P通信ソフト「Winny」開発者・金子勇さん(41)への上告を棄却し、無罪確定を言い渡した(決定全文)。京都府警が金子氏の元に捜査が入ったのは2003年。実に8年越しの“戦い”に、これでようやく終止符が打たれたことになる。 現在、金子氏は株式会社Skeedの社外取締役(工学博士)として働いているが、訴訟中は“容疑者”と呼ばれつづけた。これから弁護側は金子氏への刑事補償を求め、ふたたび国を相手どって戦いはじめることになる。 プログラム開発者に対する直接捜査をともなった刑事訴訟は類例がない。今回の判決は日本の立法機関(政府)に何を示すものなのか、そして今回の事件は日本の何を変えたのか。司法記者クラブ取材後の金子氏と、担当弁護士の壇 俊光氏に話を聞いた。 開発者が“可能性”だけで有罪はありえない ―― 今回の判決について教えてください。「最高裁が明確な条件を提示した」
Winny開発/提供者の金子勇さんに対する著作権法違反幇助裁判で、最高裁が上告を棄却し、無罪が確定したとのこと。 ■ 「Winny」開発者の無罪確定へ、最高裁が検察側の上告を棄却 -INTERNET Watch ソフトウェア開発、提供者の責任が無理やりに拡張されずに済んだことを喜びたい。 この報道に関連して、この事件のせいで日本のP2P技術、ひいてはソフトウェア開発全体が萎縮した、との声がある。まぁ、今に始まったことではないのだけれども。 最高裁で、Winnyの金子勇氏の無罪が確定した。[…]ここに至るまでの7年は長すぎた。日本のP2P技術は、もう壊滅してしまった。 […]Winnyはクラウド・コンピューティングの先駆だった。転送するファイルを途中のノードに蓄積して負荷を分散する技術は、その後の海外のP2Pクライアントにも使われ、SkypeはP2Pによって低価格の電話を実現した。 しかし京
ファイル共有ソフトの「Winny(ウィニー)」による著作権法違反ほう助罪をめぐる裁判は、最高裁が検察の上告を棄却する決定を行った結果、開発者である元東京大助手のプログラマーの無罪が確定する。 元助手は04年に逮捕された。ウィニーの作成にあたり元助手がインターネット上の掲示板に書き込んだ内容と、ソフトのバージョンアップを繰り返していたことから、京都府警は、ウィニーが著作権侵害の目的に使われることを十分に承知していたと認定した。 しかし、この逮捕に際しては、著作権侵害を手助けしたとして複写機のメーカーが罪に問われたり、殺人に使われた刃物の製作者が殺人罪ほう助になるのか、といった疑問が噴出した。 また、ファイル交換ソフトはウィニー以外にも数多くある。ウィニーの開発者だけを摘発しても、著作権侵害をめぐる状況の改善にはつながらない。あいまいな基準での逮捕は日本でのソフト開発者の意欲を萎縮させることに
私が好きなクラシックアルバム 私が好きな70-80年代中心のロック 私が好きな70-80年代中心の和製ポップス 岡村が書いた書籍のページ 国立情報学研究所 客員教授として勤めています。 岡村久道 HOME PAGE Cyber Legal Laboratory of Hisamichi Okamura Cyber Law Japan - Eichi Law Offices 英知法律事務所 平成21(あ)1900 著作権法違反幇助被告事件 主 文 本件上告を棄却する。 理 由 検察官の上告趣意のうち,判例違反をいう点は,事案を異にする判例を引用するものであって,本件に適切でなく,その余は,事実誤認,単なる法令違反の主張であって,刑訴法405条の上告理由に当たらない。 所論に鑑み,被告人によるファイル共有ソフトの公開,提供行為につき著作権法違反罪の幇助犯が成立するかどうかを職権で判断すると,原
ファイル共有ソフト「Winny」の作者金子勇氏が著作権法違反幇助の罪に問われていた裁判で、最高裁判所は12月19日付けで上告を棄却した。これにより、2009年10月に大阪高等裁判所で下された、無罪の二審判決が確定した。 これを受け、金子氏は2011年12月20日、同氏が社外取締役を務めるSkeedを通じ以下のコメントを発表した。 「私は、今回の事件で開発を躊躇する多くの技術者の為に訴訟活動をしてきました。今回の決定で、私の開発態度が正しく認められたことをありがたく思っております。今も、インターネットを巡る問題は沢山あります。私は、これらの問題の解決のために、微力ながら最大の努力をしていきたいと思います。 また、Winnyを悪用することのないよう、さらには、よりよいIT社会が実現できるよう、改めて、多くの方々にこの場を借りてお願いする次第です。 最後になりますが、逮捕直後より、ご支援をいただ
印刷 関連トピックスウィニー インターネットを通じて映像や音楽を共有するソフト「ウィニー」を開発し、著作権法違反の幇助(ほうじょ)罪に問われた元東京大大学院助手・金子勇被告(42)の上告審で、最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)は、有罪を求めていた検察側の上告を棄却する決定をした。19日付。無罪とした二審判決が確定する。 金子元助手は2002年5月、自ら開発したウィニーをインターネットで公開。03年9月、松山市の無職少年(当時19)ら2人=著作権法違反の罪で有罪=がウィニーでゲームソフトや映画をダウンロードし、不特定多数へ送信できるように手助けした、として起訴された。 06年12月の一審・京都地裁判決は「著作権者の利益が侵害されるのを認識しながら、ウィニーの提供を続けていた」として罰金150万円の有罪とした。一方、09年10月の二審・大阪高裁判決は「著作権侵害が起こると認識していたこ
ウィニー開発者の無罪確定へ=ほう助罪の成立認めず−検察側の上告棄却・最高裁 ウィニー開発者の無罪確定へ=ほう助罪の成立認めず−検察側の上告棄却・最高裁 ファイル交換ソフト「ウィニー」を開発、公開し、違法コピーを容易にしたとして、著作権法違反ほう助罪に問われた元東大助手金子勇被告(41)の上告審で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は19日付で、「多数の者が著作権侵害に利用する可能性が高いと認識していたとはいえない」として、検察側上告を棄却する決定をした。一審の有罪判決を破棄し、ほう助罪成立を認めず逆転無罪とした二審判決が確定する。(2011/12/20-17:10)
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