いまもときどきあの毒舌が聞きたくなる。それまでの地位や人気に固執せず、スパッと芸能活動をやめた上岡龍太郎さん。なぜいまでも愛され続けるのか。発売中の『週刊現代』では、上岡さんの軌跡を振り返りながら、その秘密を探る。 本当に戻ってこなかった 表舞台から身を引いてまもなく20年が経つというのに、いまだに「あの人の姿をまた見てみたいな……」と懐かしがられる人がいる。 「芸は一流、人気は二流、ギャラは三流」というキャッチフレーズで、'80~'90年代のテレビ界を席巻した、上岡龍太郎(77歳)その人だ。 ダウンタウンの松本人志(56歳)が、関西で30年以上続く人気番組『探偵!ナイトスクープ』の3代目局長に就任したと発表されたのは、10月25日のこと。 サプライズ人事に「松ちゃんが大阪のゴールデン番組に帰ってきた!」と手を叩いて喜んだファンは多いが、その一方で、ネット上ではこんな声があがったことも事実