気がつけばアメリカ生活も20年を過ぎてしまったウォール真木。 アメリカに来たばかりの頃は、今とは住んでいる場所が違うとはいえ、かなり日本のモノに飢えた生活を送っていました。インターネットもなかったから日本からの情報はほとんど届かず、テレビも新聞もまだ英語がわからなかったので殆ど読みも観もせず。さらに食べ物に関しても町には日本食のレストランもなく、それでも同じアジア料理だと「チャイニーズ」をトライすれば、どう考えても中華じゃないし……。 今でも覚えてます。ある日とうとう夜中に絶えきれなくなって、 「寿司が食べたい~っ!!!!!」 と、ひとり孤独に叫んだことを(笑)。 でも時が過ぎ、今では米国にいながら、かなり和食文化に恵まれた環境に変わってきました。ジャパニーズ・レストランはどんどん増え、普通のスーパーでもそばやうどんが買えるようになり、ワサビ味のスナックやドレッシングなんぞも登場し、スター