愛猫の長寿祈願と供養祭=鹿児島市吉野町の猫神神社 愛猫の長寿祈願や供養をする神事が7日、鹿児島市吉野町の猫神神社であり、約30人が参加した。「長い間一緒にいてくれてありがとう」「長生きしてね」。鳥居の近くには思いおもいの感謝の言葉が記された絵馬が掛けられた。 1592年の朝鮮出兵の際、島津義弘が時計代わりに猫を連れて行き、猫の目の瞳孔の開き具合で時間を知ったとされ、生き残った2匹を猫神として祀(まつ)ったといわれる。 神事では猫の写真が飾られ、祭壇に首輪が供えられた。15歳と14歳の2匹の長寿祈願に来た鹿児島県志布志市の運送業細井亮佐さん(60)、美智子さん(50)夫婦は「夫婦げんかの仲裁もしてくれるし、色々と助かっています」。