【おくとぱすとらべらーつー】
ジャンル | RPG | |
対応機種 |
Nintendo Switch プレイステーション5 プレイステーション4 Windows(Steam) Xbox One |
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発売元 | スクウェア・エニックス | |
開発元 |
スクウェア・エニックス アクワイア |
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発売日 |
【Switch/PS5/PS4】2023年2月24日 【Steam】2023年2月25日 【MS Store】2024年6月6日 |
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定価 |
通常版: 7,800円(税込) e-STORE限定豪華版: 19,800円(税込) |
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プレイ人数 | 1人 | |
セーブデータ | 【Switch】9個+オートセーブ1個 | |
レーティング | CERO:D(17才以上対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
「HD-2D」の先駆けとなったRPGの続編 前作同様8人の主人公による群像劇 シリーズらしさを保ちつつ順当に進化 前作での不満を解消してより遊び易く バトルや探索面も丁寧に調整 一部改善されなかった問題点も |
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HD-2D作品 OCTOPATH TRAVELER / トライアングルストラテジー ライブアライブ / OCTOPATH TRAVELER II / ドラゴンクエストIII |
2018年に発売され、全世界出荷+ダウンロードが300万本を突破した
『オクトパストラベラー』のシリーズ完全新作RPG。
ドット絵と3DCGを融合した 「HD-2D」のグラフィックが、
さらなる進化を遂げて登場。
“ソリスティア”と呼ばれる新たな大地で、
新たな時代に、新たな8人の旅が始まる。
何処に行くのか、何をするのか、そしてどの物語の主人公となるのか、
全ては君に託される。
旅立とう、君だけの物語へ――
(公式サイトより引用)
基本的な仕様は前作の頁を参照。 本項では主に、前作からの変更点について記述する。
ストーリー関連
戦闘/ジョブ/アビリティ関連
フィールドコマンド/固有アクション関連
グラフィック関連
8人の名前の頭文字を取ると、前作同様「OCTOPATH」となる。
+ | 「+」を押して展開 |
前作からの多種多様な改善点
+ | エクストラストーリーのネタバレ |
+ | 主な変更点 |
マンネリにならないための工夫
拡張されたフィールドコマンド
心揺さぶるストーリー/グラフィック/BGM
戦闘バランスの変化
+ | クリア後のネタバレ注意 |
使いやすいキャラとそうでないキャラが明確
+ | 仕方ないがキャラの強弱は存在している |
あまりにも有用すぎる一部スキル
+ | 強力スキル一例 |
昼夜で変わるフィールドコマンドの弊害
8人を仲間にしないとEDが見られない
ストーリーが全体的に暗い
+ | ネタバレ注意 |
+ | エクストラストーリーのネタバレ注意 |
改善点の多い今作だが、一部解消されなかった不満もある。
パーティ入れ替えが相変わらず不便
+ | エクストラストーリーのネタバレ注意 |
パーティ加入時の唐突感/メインシナリオ中の孤独感
サブストーリーを見返せない
ワールドマップに店の商品が記載されない
斜め移動があるのにキャラの斜めグラフィックが無い
隠しジョブの1つが物理的に隠れている
+ | ネタバレ注意 |
前作と大きく方向性を変えず、「変化」ではなく「進化」を目指した作品。(*11)
前作プレイヤーの声を汲み取り、細かく調整を加えたことで、シナリオ・戦闘・育成などあらゆる面でクオリティアップを果たした。
全ての不満が解消されたわけではないものの、前作より完成度は確実に上がっている。
SFC時代の古き良きRPGにハマっていた人、HD-2Dの雰囲気が気に入った人などには、是非とも手に取ってもらいたい隠れた名作である。
*1 『世界樹の迷宮シリーズ』のサブクラスのようなシステム
*2 8つのシナリオを繋げるサブストーリーもあったがボイスや仲間内での会話はなく、文章でダイジェスト的に語られるのみ
*3 第1PTの行動順1のキャラを動かした場合、第2PTの行動順1は飛ばされる
*4 加工の事。ようするに調理している。
*5 6属性の3ヒット全体魔法攻撃を主軸とする、前作の強ジョブの一つ
*6 敵全体に闇属性ダメージと、次の物理攻撃を1回強制ミスにさせる効果を与える
*7 前作は剣士の価値が低かった挙句、剣士をベースに持つオルベリクの固有特性が殆ど使う事のない要素であったため本作よりもキャラ格差があった。
*8 特に、ソローネ主人公だとスタートの街から出てすぐに入手場所があるのでいきなり手に入れられる。
*9 発明家のスキルに強力な全体攻撃「変形カタパルト」がある事もこれを後押しする
*10 「学者」のスキル「属性の乱れ」を使用すると単体ならシールド8程度は楽に削れてしまう。
*11 実際、YouTubeのインタビューでも開発元のアクワイアスタッフがこのように発言している。