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下書きの記載に関するルールの変更について (24/5/26変更)
記事が完成するまでの間は最低でも週に1度は記事作成相談スレを確認するようにしてください。
記事作成依頼の判断は初稿者に委ねられますが、下書きが完成したと判断しても別の利用者が追記や修正を行うことも踏まえ、記事化依頼前にスレで意見が挙げられているか確認してください。
記事を直接投稿できるメンバーの方も、「記事下書きページを利用する場合は」性急な記事化は避け、スレを確認することを推奨します。
詳しくは利用法をご確認下さい。

『鉄拳8』下書き投稿者の方へのお願い
当記事は過去数回に渡って、未完成状態で下書きが作成されたまま1ヵ月の期限切れによる削除が行われております。
未完成のままの下書きを放置することは当Wikiではルール違反となり、改善が見られない・悪質と判断された場合は利用を規制する可能性がございます。
本来はそのまま記事作成ができる状態で下書きを投稿することが望ましいですが、「一旦保存するため記事の作成途中でページ更新をした」などの理由がある場合は、記事作成相談スレにてその旨をお伝えいただけると助かります。
また、ルールや期限なしで誰でも自由に投稿ができるサンドボックスもありますので、「プレビュー機能で仕上がりをチェックしながら記事を書きたい」といった場合はそちらの利用もご検討ください。


記事下書き

ゲーム記事や用語集項目など、Wikiコンテンツ作成時の下書き用ページです。ここにある記事は正式作成前の扱いのため、リンクの作成や修正依頼・要強化依頼の添付は禁止です。
また、表示負担軽減のため動画はコメントアウト状態で記載してください。
下書きに画像をアップロードするのは控えてください。記事化後も画像が下書きに残り続けてしまうためです。
アップロード画像を使用する場合は記事化後に該当記事にアップロードしてください。
また、記事化前に画像のチェックが必要な場合には、外部の画像アップロードサービスを利用してください。

メンバー権限がない人は新規ページ作成ができないため、記事の作成は下書きページを経由する必要があります。
メンバーではない人は下書き完成後に記事作成依頼所から記事ページ作成を依頼してください。

権限がある人は下書きを経由せず直接ページを作成して構いませんが、以下の場合は下書きページの利用が推奨されます。

  • 記事内容の質に自信がない場合や、第三者によるチェックが欲しい場合
  • 有名作・話題作で編集合戦が頻発することが予想される、判定について揉める可能性が高い場合

加筆、修正、下書きを元にした新規記事の作成は自由です。ただし、 自分がプレイしたことのない作品の記事化は禁止 とします。
また「このWikiで扱う作品」及び「記事作成のガイドライン」を参照の上でお願いします。記事作成相談スレも活用してください。


「記事下書き」は用途別にページが分かれています。


利用法

  • 1. 記事を載せる。
    • 下書きは縦に並んでいますが、新しく下書きを載せるときは必ず最下部に追記してください(下書き作成日が古いものが下部に行くと削除期限日がわかり難くなるため)。
      また、編集が楽になるので記事の最初と最後にareaeditプラグインを付けることをお勧めします。
    • ここに載せた下書きは、初稿作成から1ヶ月が経過すると基本的に削除されます*1 記事の投稿時には、必ず記事冒頭に初稿作成日を記述して下さい。記述の無い場合、1か月より早く削除されてしまう可能性があります。
      事情により長期間更新できない場合、個人でバックアップを取る事をお勧めします。
      • その場合、初稿執筆者が不在の際に第三者が下書きに直接手を加えることもありますので、執筆に復帰する際は下書きの確認とスレでの相談を忘れずに行いましょう。
    • 新規記事の判定については基本的に初稿執筆者自身の判断に委ねられています。記事作成のガイドラインに則る限りは自由に付けて構いません。ただし記事作成後に異論が生じた場合、判定変更議論依頼が提出されることがあります
  • 2. 記事を完成させる。
    • 基本的に初稿執筆者が記事の完成に責任を持つようにしてください。 記事は大勢の手で完成させるものですが、下書きに投稿したからといって必ずしも他のユーザーの手が加わるとは限りません。未完成の記事を長期間放置するのは迷惑行為です。
    • もちろん一般記事同様に初稿作成者以外が編集を行うことも可能です。ただし、第三者が以下の事項を行う際は必ず記事作成相談スレに報告を入れてください。悪質な場合は規制されることがあります。
      • 下書きを削除もしくは移動する場合。
      • ゲーム記事の判定を変更する場合(未定のものに付与することも含む)。
      • 下書きを記事として作成する、もしくは作成依頼を出す場合。
      • その他、記事のニュアンスに大きく変更が生じる編集をする場合。
    • 記事が完成するまでの間は、 少なくとも週に1回程度は記事作成相談スレを確認してください。
      • 作成している記事に対して、スレ内で意見や指摘が出ることもあり、初稿作成者が意見や指摘を確認しなかった場合、スレ内の意見や指摘にしたがって大きく内容を書き換えられてしまう可能性もあります。
  • 3. 記事を作成する。
    • 記事が完成したら、作成する前に記事作成相談スレで意見や指摘が出ていないかを確認し、意見や指摘が出ている場合は、その意見や指摘を解消してから記事作成してください。
      • 記事完成後、2,3日の間は意見や指摘が出ないかを確認するといいでしょう。スレで記事が完成した旨を報告し、意見や指摘を募るとより確実です。
      • 意見や指摘を無視して記事作成をした場合、自分では問題ないと思っていても「文章が簡素で内容が薄い」「文章が支離滅裂でわかりにくい」「他のサイト・Wikiからの無断転載」などの理由により、 記事化後すぐに修正依頼や要強化依頼が出されたり、記事化自体が見合わせとなる場合があります。
    • 記事が完成したと判断したら、好きなタイミングで記事を作成して構いません。新規記事作成は管理者とメンバーのみ行えるため、ログインIDを持っていない人は、記事にする際に『記事作成依頼所』で依頼してください。
      • なお、代理作成依頼によって作成された記事の内容に関する責任は執筆者・依頼者に帰結するものとし、代理作成者は責任を負いかねます
    • 記事内容によっては、単独記事として作成するよりも既存の記事への追記の方が良いと判断される場合もあります。
      なお、追記の場合はログインなしでも作業可能です。
      • 追記を想定して記事を作成する場合、下書きの冒頭に追記先の記事名を表記しておくのもいいでしょう。

注意点

  • 発売直後のゲームの記事を執筆したい場合、発売日から3か月経過していることが条件となります(3か月ルール)。
    • 移植版や、海外で先行発売された後に国内で発売された作品も、その発売日から3か月の経過を待つ必要があります。
  • 一度に投稿する下書きは一つとし、その下書きを完成させて記事化依頼してから次の下書きを投稿するようにしてください。
+ 下書き用テンプレート。書き方の詳細はテンプレのページを参照

contentsプラグイン(19行目)は必ずコメントアウト状態で記載してください (記事作成時にコメントを外す)。全下書き項目の見出しが目次化されてしまいます。
また、areaeditプラグインは動作上の問題の対策のためコメントアウト状態で記載しています。使用時にはコメントアウトを外してください。

----
//#areaedit
初稿投稿日: yyyy/mm/dd 追記修正歓迎
*タイトル
【読み】
|ジャンル||~|
|対応機種||~|
|発売元||~|
|開発元||~|
|発売日| 年 月 日|~|
|定価|, 円|~|
|プレイ人数|1人|~|
|レーティング|CERO: ()|~|
|廉価版| : 年 月 日/, 円|~|
|配信| : 年 月 日/ |~|
|備考| |~|
|判定| |~|
|ポイント| |~|
//#contents(fromhere)
----
**概要
**評価点
**賛否両論点
**問題点
**総評
**余談
//#areaedit(end)

一般的な編集の練習などは「サンドボックス」へどうぞ。



初稿投稿日: 2024/11/30 追記修正歓迎

ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!

【うまむすめ ぷりてぃーだーびー ねっけつはちゃめちゃだいかんしゃさい!】

ジャンル ハチャメチャカジュアルアクション

対応機種 Nintendo Switch
プレイステーション4
Microsoft Windows
発売元 Cygames
開発元 アークシステムワークス
発売日 2024年8月30日
定価 通常版: 4,840円
デラックス版: 14,800円
プレイ人数 1~4人
レーティング CERO:A(全年齢対象)
備考 パッケージ版はSwitch版のみ
初回版はアプリで使えるコード付き
判定 なし
ポイント 『ウマ娘』初のCS機進出作品
一言で言うと令和版くにおくん
キャラゲーとしては無難な出来
参戦キャラ数とボリュームに難

概要

スマートフォン・PC向けゲームアプリ『ウマ娘 プリティーダービー』のスピンオフ作品。公式略称は『ハチャウマ』。
ドット絵で描かれたウマ娘たちが、レースではなく競技で頂点を目指す。
本作はくにおくんシリーズの『ダウンタウン熱血行進曲』をベースとしており、共通する点がいくつか見受けられる。


『ウマ娘 プリティーダービー』とは?

  • 『ウマ娘 プリティーダービー』とはCygamesのスマートフォン・PCのゲームの一種で、実在する競走馬を美少女擬人化させたキャラクターであるウマ娘がレースで走る姿を描いている。
  • 美少女キャラを扱ったスマートフォンゲーム・PCゲームの中でも指折りの人気作であり漫画化複数、アニメ化複数など多くのメディアミックス化も行われている。『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』もそうしたメディアミックス化の一つである。
  • 本来は前述したとおりレースをメインとして扱った作品であるが、本作では作中の主な舞台となるウマ娘専門の養成学校・トレセン学園で年に一度行われる『ファン感謝祭』という学園祭において行われる競技をテーマとした作品である。

特徴

  • プレイアブルキャラクター
    • 実装されたキャラクターは、4チーム20人(+追加キャラ5人)。
      • それに加え、DLCで3チーム15人が追加予定。
    • キャラクターにはそれぞれステータスに差がある他、固有のスキルを有しておりこれを使用することで試合展開を有利に進められる。
      • 因みに本作はドット絵だが、スキルカットイン演出でのみアプリ版の3Dモデルが流用されている。
        + プレイアブルキャラクター
        • チーム コスモス
          • 「スペシャルウィーク」に「エルコンドルパサー」「キングヘイロー」「グラスワンダー」「セイウンスカイ」。
          • 所謂黄金世代と呼ばれる1998年クラシック世代で構成されたメンバー。
          • なおストーリーモードではアニメ一期のジャパンカップに言及するシーンがあるため、時系列はその後と思われる。
        • チーム フリージア
          • 「サイレンススズカ」「エアグルーヴ」「マチカネフクキタル」「メジロドーベル」「メジロブライト」。
          • 俗に97世代と呼ばれるメンバーの集い。
        • ゴルシとたぬきチーム チーム ローズ
          • メンバーは「トウカイテイオー」「ゴールドシップ」「シンボリルドルフ」「ツルマルツヨシ」「メジロマックイーン」。
          • シンボリルドルフ産駒の二頭と、メジロマックイーンとその孫、ゴールドシップで構成されたチーム。
        • チーム リリィ
          • メンバーは「スティルインラブ」「アストンマーチャン」「ウォッカ」「スイープトウショウ」「ダイワスカーレット」がいる。
          • 全員元ネタが牝馬*1という共通点のあるチーム。
            ついでに言うと全員中等部一年生。
        • その他(DLC以外)
          • 「キタサンブラック」「オグリキャップ」「サトノダイヤモンド」「ミスターシービー」「ハッピーミーク」。
          • これらのキャラは特定条件で使用可能になる。
        + DLCで追加されるキャラクター
      • チーム アイリス
        • 「ドゥラメンテ」「シュヴァルグラン」「サウンズオブアース」「サトノクラウン」「ロイスアンドロイス」。
        • アニメシーズン3で初登場したキャラクターたち。*2
      • チーム ゼラニウム
        • 「ジャングルポケット」「アグネスタキオン」「マンハッタンカフェ」「ダンツフレーム」「フジキセキ」。
        • 劇場版『新時代の扉』にて主人公を務めたジャングルポケットたちメインキャラクターがメンバー。
      • チーム プリムラ
        • 「サクラローレル」「サムソンビッグ」「マーベラスサンデー」「マヤノトップガン」「ナリタブライアン」。
        • 漫画『スターブロッサム』の主人公サクラローレルを主軸としたメンバー。
          なおサムソンビッグはアプリ版に先駆け、本作で担当声優と勝負服が初お披露目となった。
    • ゲーム内容
      • 主に4種の種目でチーム対抗戦を行う。
    + 4種の種目
    • ウマドッジチャンピオンシップ
      • 一つのコート内に4人が一斉に立ち、駿川たづなのスローに合わせてバトルロワイアル形式でドッジボールを行う。
        ボールを拾って投げ相手の体力を減らすか、投げられたボールを避けるかキャッチして被弾を避けることが目的。
        • ボールはそのまま投げる他、ボタン長押しでチャージすることができ、フルチャージすると各ウマ娘ごとの必殺シュートが放てる。
          必殺シュートは地上にいるか空中にいるかで性能が変化。
        • ボールを保持していない時はシュートボタンで飛んできたボールをキャッチ可能。ジャストタイミングでボタンを押せれば後述するスキルゲージが増える。
        • ボールを保持していない且つスキルゲージが溜まっていない時は、スキルボタンを押すことでスキルチャージが可能。
          ただしチャージ中は無防備なので狙われやすくもなる。
        • ボールを保持した状態でスキルゲージが溜まっていると、スキルが使用可能。強力なシュートを放って相手に大ダメージを与えるチャンスとなる。
      • 1ラウンド1分の3ラウンド制。最終ラウンドではチャージせずとも必殺シュートが放てるなど、特別なボールがスローされる。
        • 得点はラウンド終了時の残体力、及び倒された順番で決められる。
          つまり相手を倒すより、いかに被弾を抑えられるかが勝利のキモとなる。
    • バスケット奪取ステークス
      4人で一つのボールとゴールを奪い合うバスケットボール風の競技。
      • スローされたボールをステージ左右に交互に出現するゴールまで運び、シュートしてボールが入れば得点。誰かが規定ポイントに到達するか、3分以内に稼いだ点数で順位を決める。
        • シュートはボタンを押すと表示されるゲージに合わせ、タイミングよくボタンを離すと成功しやすい。
        • ゴールの真下でボタンを押せばダンクシュート、成功率は低いが遠い距離からのロングシュートを成功させるとスリーポイントシュートになって更に得点が増える。
        • ゴールは最大3つまで出現。横にスライドしているゴールが一列に並んでいる時にシュートすると、入ったゴール数に応じて得点も増える。
        • ボールを持っていないキャラは、相手のシュートに合わせてタイミングよくジャンプするとブロック可能。
      • ボールを保持するとドリブル移動になって移動速度が低下し、ボールを持っていないキャラはスティールという短距離ダッシュで相手に体当たりすることでボールを奪える。
      • スキルゲージは時間経過で溜まっていく。
      • シュートが決まる度に、強風、ベルトコンベア、跳び箱などのギミックが作動して選手を妨害してくる。
      • 時間経過で得点が倍になるチャンスボールなどが投げられることがある。
    • 大食いダービー
      • 1チームから二人選出され、席に座ってひたすら料理を食べる「イーター」、イーターに料理を配膳する「サーバー」に別れて行う競技。
        • 競技が始まると駿川たづなが料理の乗った皿をバラ撒くので、サーバーを操作してそれらを拾いイーターの席まで運搬する。
        • 皿には赤、青、黄、緑の色分けがされており、同じ色の皿を届けるとコンボが成立してイーターの食べる速度が上昇。
          違う色の料理を届けるか、次の料理を届ける前にテーブルの料理がなくなるとコンボが途切れて食べるスピードが初期値に戻る。
        • タイムアップまでに食べた皿の数で順位を決める。基本的には同じ皿の料理を運んでコンボを続けることになるが、特定の組み合わせでもコンボが成立することもあるため臨機応変に対応しなければならない。
        • たまに理事長が虹色の皿に乗った料理を運んでくることがあり、この料理はどの色ともコンボが成立する他、料理によって大量得点やイータースキルが即チャージされるなどの恩恵が得られる。
      • スキルはサーバー側とイーター側で分かれており、状況に応じてどちらのスキルを使うか判断する必要がある。
      • 因みに対戦バランスのためイーターの好みは反映されておらず、甘党のメジロマックイーンにスイーツを運んでもスピードは上がらないし、逆に野菜嫌いのスイープトウショウやナリタブライアンに野菜をふんだんに使った料理を運んでもデバフがかかったりはしない。
      • なおこの競技で疲労するのはサーバーのみ。
    • 大障害
      • チームから一人を選出し、一斉に走ってゴールを目指す障害レース。
        学園内のコースに留まらず、学園を飛び出して街中も走り回り、最終的に学園のゴールを目指す。
        • プレイヤーの操作は上下の移動、ジャンプ、ダッシュ、熱血。ダッシュと熱血にはスタミナを消費する。
        • 熱血はスタミナを消費することで障害物や走りづらい地面をものともせず走れるようになる。また障害物に対してタイミングよく押すことでジャスト回避が成立し、より早く障害物を超えられる。
      • コース内にはアイテムボックスや蹄鉄コインが落ちている。
        アイテムボックスは拾うことでランダムなアイテムを取得して使用可能になり、蹄鉄コインはレース結果に影響する。
      • コースは全部で5つの区画に分かれており、チャックポイントを通過した順番に応じて得点が入る。
        チェックポイントの得点と蹄鉄コインの得点の合計が最も高いキャラの勝利。
    + そしてもう一つ…
    • ゴルシちゃんの大冒険Ⅱ
      • 1人プレイ専用。8ドット風の姿になったゴールドシップを操作し、マッドサイエンティストのケール博士に攫われたメジロマックイーンを助けに行くため、博士の嗾けてきたロボウマ娘と戦う…という物語?
      • 全5ステージ。4ステージは規定距離に達すればクリア。最終面のみエンドレスにどこまで走り続けられるか挑戦する。
        • ゲーム内容は端的に言うと横スクロールになったVampire Survivors
          ゴールドシップはオートでダッシュと攻撃を繰り返すため、プレイヤーの操作はレーン移動、ジャンプ、減速のみ。
        • 敵を倒すと経験値アイテムを落とし、それを一定数集めるとレベルアップ。新しい武器か、獲得済みの武器のレベルを上げることができる。
      • ゴールドシップが敵や障害物に被弾して体力がなくなるか、タイムアップになるとゲームオーバー。ステージ内に落ちているニンジンを拾えば体力が、ウォッチを拾えば制限時間が回復する。
      • ステージ内に落ちているトレセン学園のジャージを拾うと装備を獲得。
        装備は武器とは違ってあらかじめ装備しておくものであり、ステータスを上げたり装備ごとのスキルで冒険を有利に進められる。
        • 装備はレア度が設定されており、遠くへ走れば走るほどレア度の高い装備を拾いやすくなる。
          また、マイルを消費することで装備を強化してステータス補正を上げることも可能。
        • 装備の補正値やスキルは固定されておらず、ハクスラのような楽しみ方ができる。
      • なお当然ながら前作に当たる 『ゴルシちゃんの大冒険Ⅰ』は存在しない
  • ストーリーモード
    • 競技に挑む4チームを、それぞれの視点から眺めるモード。
      • クリアすることで隠しキャラを開放することが可能になる。
  • 対戦モード
    • ローカル対戦とオンライン対戦がある。 お友達は付属しません。
    • 対戦形式は一つの競技だけを選択するタイプと、4つの競技を通しでプレイするものと分かれる。
      • 通しでプレイする場合、競技に参加したキャラはやる気が下がってコンディションが低下する。
  • ショップ
    • ゲームを遊ぶと得られるトレセンポイントを使用して、ウマ娘のスカウトや、後述する部室に置ける家具を購入できる。
  • カスタムチーム
    • スカウトしたウマ娘を自分好みに編成して自分だけのオリジナルチームを作成する。
      カスタムチームはオンライン対戦で使用可能。
    • リーダーに設定したウマ娘は補正がかかってステータスがワンランク上昇する。ここぞという場面で出場させよう。
  • 部室
    • 所謂箱庭モード。スカウトしたウマ娘たちがのびのびと過ごす様子を眺めることができる。
      • 家具を設置すると、近づいたウマ娘たちが一言コメントすることも。
  • ランキング
    • 総獲得ファン数や、ゴルシちゃんの大冒険のスコアを他プレイヤーと比べることができる。

評価点

  • クオリティの高いドット絵
    • 本作のキャラクターは全てドット絵で描かれているが、どれもキャラの特徴を上手くとらえており再現性は高い。
      特にウマ娘は左右非対称なキャラクターデザインをしている*3のだが、全員分の左右差分を用意してあるなどかなり手間をかけて作られている。
      • ステージ背景に登場しているプレイアブルキャラ以外のドット絵も豊富。
        全競技を欠かさず観戦しているアグネスデジタル、どこかと交信しているネオユニヴァース、観客席で食べまくっているライスシャワーやヒシミラクル、中には 着ぐるみを着たアストンマーチャンのトレーナー *4*5という非常にニッチなキャラまで。
      • また本作の開発にアークシステムワークスが携わっているということもあり、数名のゲストキャラの姿も。
        その中のある1名は、ウマ娘の中でも最大級の身長で知られるヒシアケボノと対等な目線で話すというコラボ的な役割を与えられている。
  • メインストーリーはフルボイス
    • ストーリー一つ一つは短めだが、全キャラにボイスがある豪華仕様。特にマチカネフクキタル役の新田ひより氏の怪演は必聴。
    • 秋川やよい理事長、理事長秘書の駿川たづな、実況の赤坂といったサブキャラの他、名無しのモブキャラにもボイスが付いている。
      • 本作初出のスティルインラブや、他媒体で出番がまだ少なめなツルマルツヨシなどの掘り下げもしっかり行われている。
        他媒体ではツッコミ役に周りがちなサイレンススズカが、本作では完全な暴走ボケキャラになっているなど意外な一面も。
  • シンプルにとっつきやすいゲームデザイン
    • 多少頭を使う場面はあるが複雑な操作はほぼ必要なく、一試合数分で終わるためテンポよく次の試合へ進められる。
    • ゴルシちゃんの大冒険も、強力な装備を求めつつハイスコアを狙うという、単純ながらハマりやすいやり込み要素として機能している。
  • ハッピーミークが使用可能
    • ハッピーミークは元ネタとなった競走馬の存在しない、ウマ娘オリジナルのキャラでありアプリ版での育成対象外*6
      ストーリーには絡まないが、オリジナルキャラを使用可能な数少ない機会である。
  • 目立ったバグはない
    • 少ないが評価できる点であることに間違いはない。

賛否両論点

  • 参戦キャラ数
    • 参戦キャラは全25キャラ(DLC含めて40)と決して少なくはないのだが、本作が発売された24年8月時点でウマ娘の総数は100を超えており、どうしても少なく見えてしまうことは否めない。
      推しキャラが未参戦な人からすればそれだけで購買意欲は大きく減衰するだろう。
      • 特に折角障害レースがあるのに、史実で障害レースに出走経験のあるメジロパーマーがプレイアブル未参戦なことは残念がる声が多い。
      • ステージ背景にいる名ありのキャラも24年以降に発表されたキャラが一人もいないが、こればかりは開発時期との兼ね合いもあって仕方ないところもあると言える。
  • 固有スキルの性能被り
    • プレイアブルキャラが競技中に使用可能なスキルは、性能が全く同じで演出と名前だけが異なるというものばかり。
      • 性能差があまりなくて面白みに欠けるか、性能に拘らず好きなキャラを使用できると考えるかは、プレイヤーによって異なるだろう。
  • 全体的なゲームのボリューム不足
    • ベースとなった作品があるとはいえ、4+1つしか遊べるゲームがないのは令和発売のゲームとしてはかなり寂しいところ。
      • とはいえ本作は本体定価約5,000円のハーフプライスであり決して遊べない内容ではない。また初回特典としてアプリウマ娘の貴重なアイテムも手に入ることから値段相応かは個人の価値観によるところが大きい。

問題点

  • 操作説明が不親切。
    • まず本作を始めて即ストーリーモードを遊ぶと躓く点。競技が始まる前にルール説明自体は行われるのだが、具体的なボタン操作については教えてくれない。
      • メニュー画面から「その他」→「ヘルプ」を選ぶことで漸く各競技の具体的なボタン操作を知ることができるのだが、ゲームを開いてまずヘルプを見るプレイヤーはそう多くないと思われるため、流石に不親切と言わざるを得ない。
  • クロスプレイ非対応。
    • 特にパッケージのあるスイッチ版はプレイ人口もそれなりに多いが、それ以外ではマッチングが成立しづらいこともあるとの声もある。
  • DLCキャラは個別のストーリーモードがなく、対戦でしか使えない。
    • 5キャラで880円と値段もそれなり。ボイスは豊富だが性能も既存キャラと大差ないので、やや割高か。

総評

ウマ娘初のコンシューマ作品は、良くも悪くもファン向けの作品といったところ。
キャラゲーとしても、参戦キャラ数やゲームとしてのボリューム不足が若干惜しまれる出来に。
とはいえ絞られている分、登場キャラクターの描写は比較的丁寧で決して悪いとも言い切れず、普通に遊べる作品であることも事実。
他メディアのウマ娘作品に触れて興味を持ったのであれば、手に取ってみるのも悪くはないかもしれない。

余談

  • 本作の主題歌「どどっと優勝!大感謝祭!!!」の作詞・作曲を担当したのはヒャダインこと前山田健一氏である。
    • 前山田氏は過去にスマートファルコン(本作未登場)の『立ち位置ゼロ番!順位は一番!』の作詞作曲でもウマ娘に携わっていたことがある。
  • 本作初出のスティルインラブは本作が発表されてから暫くして正式発表されたが、タイトルロゴのシルエットが既存キャラと一致しないことから新キャラがいると早い段階でわかり、ウマ娘ユーザーの間で真名当てが行われていた。
    特に有力視されていたのは障害レースで多大な戦績を残した競走馬、オジュウチョウサン。
    • 現在のウマ娘ではどの媒体でも障害レースについて言及されていないため、今後の展開に期待したいところである。
  • 『ゴルシちゃんの大冒険』ではケール博士が作ったという設定のロボウマ娘が敵として登場するが、後のアプリ版にて育成シナリオ『走れ!メカウマ娘』にてシュガーライツ博士とその発明品『ST-2(サティ)』が登場したが、両者に関係はないし言及されることもなかった。

初稿投稿日: 2024/12/5 追記修正歓迎

本ゲームでは不定期(基本月1回)にアップデートが行われており、本項目の内容が必ずしも最新の内容に対応しているとは限りません。
アップデートによる内容の更新はリアルタイムに編集せず、最低1ヶ月後よりある程度まとまってから編集して下さい。

GITADORA GALAXY WAVE GuitarFreaks / DrumMania

【ぎたどら ぎゃらくしーうぇーぶ ぎたーふりーくす/どらむまにあ】

ジャンル 音楽ゲーム
対応機種 アーケード
販売・開発元 コナミアミューズメント
稼動開始日 2024年3月13日
判定 良作
ポイント GITADORAシリーズ10作目
前作より細やかになったシステム
GuitarFreaks & DrumManiaシリーズ

概要

GITADORAシリーズにモデルチェンジしてから9回目となるオンラインリニューアルアップデート。
今作のキャッチコピーは『It's time to X-th festival』、
デザインテーマは「煌めくスターが集まり銀河から届けられる音楽番組」、キャラクターのデザインコンセプトは『Y2K*7』となっている。

システム関連

  • ハイスピードの細分化
    • 従来の0.5単位から0.25単位に調整出来るようになった。
  • FAST/SLOW差分の可視化
    • 判定差分表示の際に、FAST/SLOWの文字併記されるタイプが追加され、視覚的にタイミングのズレが分かりやすくなった。
    • また、リザルト画面でもそれぞれの割合が確認できるようになっている。
  • PREMIUM FREEにクイックリトライが追加
    • 前作からユーザーから要望の多かった機能で、PREMIUM FREE時にHELPボタンと>>(右)ボタンの長押しで、楽曲選択を戻らずリトライ出来るようになった。
  • 選曲時間のさらなる延長
    • 前作でも90カウントとBEMANI機種の中では長い部類に入っているが、今作では全ステージで99カウントに延長された。
  • 選曲ジャンプ機能の追加
    • テンキー8か5(GFDM共通)もしくはGuitarFreaksはPを押しながらRかG、Drummaniaはレフトペダルを踏みながらハイタムかロータムで操作することで、レベルフォルダではレベルが0.1刻み、その他のフォルダでは10曲分移動可能になった。
  • ギタドチケット
    • 今作から追加された新システムで、チケットを購入して追加機能を使ったりする事が可能になった。
    • PREMIUM ENCORE楽曲が通常ステージでも選曲できたり、ENCORE STAGEでもロング曲が選べたりと様々な用途が存在する。
      • 1クレジット毎に1枚無条件で付与されるが、IIDXのVディスクと異なり次クレジット以降に持ち越せない。
  • エキサイトゲージ関連の追加機能
    • オプションに「RISKY GAUGE」が追加。エキサイトゲージが無くなった時点でステージが終了するようになる。
      つまり、HIGH-VOLTAGE以前の仕様に戻すためのオプションと言える。
    • ENCORE STAGE・PREMIUM ENCORE STAGEでは強制的に有効化される。
  • RANDOM+、SUPER RANDOM+の実装
    • 稼働途中のアップデートにて追加。従来のRANDOM類にかかっていた変化制限がほとんど撤廃されたオプション。
    • R~Pレーン間の激しい往復や、R+YやR+B+Yといった*8XGシリーズ以降出てこなかった配置が頻繁に降ってくる。
      • しかし、このオプション縛りで虹ネームに到達したプレーヤーも確認されている。
  • DXカテゴリ新設による新たな未解禁曲救済手段
    • 前作ではDELUXEモードという楽曲解禁が出来るモードが存在していたが、今作では新たにDXカテゴリとしてリニューアルした。
    • 解禁曲を指定して楽曲をクリアするとゲージが溜まっていき満タンになると解禁。その際ギタドチケットを使うとゲージの貯まりが早くなる。
    • DELUXEモードと異なり解禁曲のプレイが必須では無くなったため、他の解禁イベントと同時進行で進められるようになった。
  • その他の変更点
    • お気に入りフォルダの数が3つに増加。上位モード特典ではなく、どのモードでも使用可能。
    • ファーストレーン表示機能の追加。IIDXやjubeatのように最初のノーツがどのレーンに降ってくるかが楽曲開始前に表示されるようになった。
    • クリアランプの表示が一新され、未クリアは灰色、クリアは水色、フルコンボは金色、EXCELLENTは虹色になった。また選択している難易度ごとに表示されるようになった。

楽曲について

  • 有名楽曲に関して
    • カバー楽曲では「アイドル」と「KING」が収録。IIDX EDITIONを基にしながらもギターを強調したサウンドとなっている。
    • 「エゴロック」と「強風オールバック」は動画サイトで有名になった楽曲とあってムービーも収録されているためか、透過100%でプレーするユーザーも多い。
      • バンド色の薄いこれらの楽曲に対し、稼働前には「ギタドラらしくない版権曲のチョイス」との意見もあったが、後のアップデートで「爆裂パニエさん / tricot」「攻撃的国民的音楽 / 八十八ヶ所巡礼」「ノクチルカ / 神使轟く、激情の如く。」といったバンド色の強い楽曲も収録された。
    • アニソンでは「ぼっち・ざ・ろっく!」の主題歌「青春コンプレックス」や、「ガールズバンドクライ」の「雑踏、僕らの街」が収録。特に青春コンプレックスはバンド演奏がテーマの人気アニメ主題歌とあって、当機種への収録希望の声も多く、念願叶ったとユーザーからは好評だった。
  • コナミオリジナルに関して
    • BEMANI楽曲では「打打打打打打打打打打」と「虹の先に何があるか」、GITADORA版アレンジでは「Far East Nightbird」と「ABSOLUTE」が移植。
      • 特にABSOLUTEはロックアレンジがポップン9に収録されていることから、長年ユーザーから移植が待ち望まれていた楽曲でもあって大変喜ばれていた。*9
    • 初代GUITARFREAKS稼働からちょうど25年となる2024年3月15日には、NEX+AGEで定年退職した泉陸奥彦が新曲「HYPER JET WIND」を外部提供、初代drummaniaから25年となる2024年7月21日は「Waza」があさきによるリメイクで復活を遂げた。
      • 普段とは異なり15日0時丁度にサプライズ公開された予告動画もあって、SNSでトレンド入りBEMANIシリーズに関わっているアーティストがRPするなど、大変話題性のある収録となった。
    • 同社のタイアップではひなビタ♪から「イマココ!この瞬間」、パワフルプロ野球2024-2025からは主題歌である「RELAY*10」が収録。
  • 一部有名楽曲の譜面変更
    • 既存の一部有名楽曲の譜面が変更された。
    • 変更の傾向としては「BASIC譜面の簡略化」「EXTREME譜面を強化、もしくはそのままMASTER譜面に昇格させ、EXTREME譜面を新規作成」という内容になっている。

イベント

届けて! GALAXY WAVE!!

  • 今作のサブタイトルを冠したイベント。前作のあげてけ!FUZZ-UP!!と同じく楽曲をクリアする度にGALAXE WAVEが加算され、規定ポイントに達すると楽曲が解禁される。
  • 貯まり方には規則性があり、それを意識すれば効率よく解禁出来るようになっているが、第2弾ではポイントが貯まるロジックが複雑すぎて「解禁を意識しなくてもいつの間にか解禁できる」とまで言われていた。

超聴力!!/超視力!! ギタドラドン!!!

  • 超聴力では一瞬だけ聴こえるプレビュー音、超視力では隙間から見えるジャケットを基に楽曲を推理する。
  • 解禁曲に関してはBASIC譜面のみ常時解禁しており、一定のレベルまで育てれば残りの難易度が解放される。
    • 外れてもポイントは貰えるのでクリアさえ出来ればイベントは進められる。またプレビューの長さやジャケットの見える範囲が大きくなるので正解するチャンスは広がりやすくなる。

超視力!! ギタドラドン!!! -東方編-

  • 2024年8月にはBEMANIと『東方Project』の公式コラボである『幻想郷音樂祭2024』が行われ、GITADORAでは「超視力ギタドラドン!東方編」が開催された。
  • 基本ルールは上記と同じだが原作に則って弾幕の隙間から見えるジャケットを当てたり、育成出来るキャラクターが東方シリーズからの登場だったりと、ウィットに富んだ内容となっている。
    • ただし、第一弾のノルマに関して若干の問題点が存在する。詳しくは後述を参照。

評価点

  • さらに細やかになったUIとシステム
    • 本作では多岐に渡るシステム面の改修が行われており、どれもがユーザーに寄り添ったものであるため好評を得ている。
    • ハイスピード細分化については、GITDORAシリーズは他の多くの機種とは違い譜面のスクロールスピードがBPMに依存しないため、よりプレイヤー自身に最適なスピードが選択できるようになったと好評であった。
  • 難易度改訂について
    • 前作で猛威を奮っていた『The Last Moment』Guitar-MASTERは8.95から9.92に、『シュボレアちゃん星の交信』Drum-MASTERは7.50から9.25に大きく調整された。他のFUZZ-UPで登場した曲も多数改訂されている。

賛否両論点

  • STANDARDモードの標準価格変更
    • beatmania IIDX31 EPOLISでも同じ事が言えるが、増税等の影響を受けてSTANDARDモードの値段が上がっている。
    • 前作からPASELIの値段設定を引き継いでいる場合、自動的に10円足される仕様となっている。値上げ分はe-AMUSEMENTへ還元される為、ゲーセン側への見返りは無い。
    • ただ、前述の仕様改善やオプション追加など、値上げ分に見合うシステム補強は行われていると見ているユーザーも多い。
      • またあくまでSTANDARDのみの価格変更なので、PREMIUM FREE類では価格が変更されてない。
  • ギタドラドンに関して
    • 1000を超える楽曲*11から候補を絞り込まないとならなく、当然総当たりで何とかなる物ではない。その為、機種に対する知識が薄かったり、新規ユーザーには敷居が高いものとなってしまっている。
    • 超視力に関してはタイトルが書いてないジャケットも多く、フルヒントで見えたとしても曲の特定が難しい場合もある。

問題点

  • 選曲ジャンプ機能の有用具合
    • 上述の選曲ジャンプ機能だが、DrumManiaにおいてはレフトペダルに足を置いたまま意図しないタイミングで発動してしまうケースが多く見られ、稼働直後にはバグだと誤認するユーザーも多数居た。
      • 後のアップデートで機能のキーコンフィグが追加され、どのペダルを踏んで発動させるかor発動させないが設定できるようになった。
      • また、両ペダルが同時に踏まれていれば発動しないように変更された。
  • 専用ムービーのないPREMIUM ENCORE楽曲
    • やはり本作でもPREMIUM ENCORE楽曲は専用ムービーが無く演出も汎用である為、依然として不満の声が大きい。
  • ギタドラドン東方編第一弾のノルマに関して
    • 通常のギタドラドンと違い、原作の弾幕を模した事もあってか視認面での難易度が高くなっている。その上、解禁ノルマも100pt/160ptと非常に重くなっており、ユーザーから批判を受けた。 もしこれが原作に則って495や500がノルマだったら…
      • その事もあって第二弾では60pt/100ptと大幅に緩和された。

総評

FUZZ-UPからさらにシステムをブラッシュアップし、より遊びやすくなった作品。

余談

  • GITADORA新筐体のロケテスト
    • 2024年8月末に公式アカウントからGITADORA新筐体のロケテストの告知が発表され、多くのギタドラプレイヤーが驚きを隠せなかった。
      • 当初は筐体の参考画像も無く、IIDX最新作のロケテストからロゴが使い回された事もあってか、コンマイクオリティやガセネタと誤認されていた。しかし、ロケテスト会場に関する説明文から開催の確信を得たユーザーも存在していた。
    • 公式が想定した耐用年数*12を越しており、パーツ交換が間に合わず撤去が進んでいる為か、このタイミングでの筐体刷新は妥当と言えよう。
    • 画面は3枚構成*13になっており、中央は従来と同じ演奏画面、右側はタッチパネルとなっておりオプションや選曲が可能。左側はSOUND VOLTEXのクルーに近く、(ロケテスト時点では)璃音がギターを演奏しているモデリングが表示されている。

初稿投稿日: 2024/12/12 追記修正歓迎

TEKKEN 8

【てっけんえいと】

ジャンル 対戦型格闘ゲーム
対応機種 プレイステーション5
Xbox SeriesX/S
Windows(Steam)
発売元 バンダイナムコエンターテインメント
開発元 バンダイナムコスタジオ
アリカ(ネットコード関連協力)
発売日 2024年1月26日
定価
プレイ人数
レーティング CERO:D
ESRB:T
PEGI:16
判定
ポイント

概要

鉄拳シリーズのナンバリングタイトルの第8作目であり『鉄拳7』の続編。キャッチコビーは「宿命を、ぶん殴れ」、バトルコンセプトは「アグレッシブ」

特徴

  • ストーリー
    • 『鉄拳7』の半年後、なおも戦火を広げ続けている三島一八率いるG社に、風間仁や反乱軍ユグドラシル、 国際協力連合軍などが世界の命運をかけて立ち向かっている…という情勢下で一八が開催した格闘大会などを舞台としている。
    • 本作は『鉄拳3』や『鉄拳6』でフォーカスが当たり、前作では出番の少なかった風間仁に改めて焦点が置かれ、その末に『鉄拳6』で起こしてしまった世界大戦にも決着がつけられる事になる。
  • キャラクター
    • 初期キャラクターは全部で32人。新キャラクターとして本作のジャックシリーズのジャック8、アズゼナ・ミラグロス・オルティス・カスティリーヨ、ヴィクター・シュヴァリエ、麗奈が参戦。復活キャラクターとして『鉄拳2』以来の風間準、『鉄拳6』以来のレイヴンがいる。
  • Arcade Battle
    • プレイヤーキャラクターを1人選んでCPUを8人倒すモード。8人目(最終ボス)は基本的にデビルカズヤだが場合によっては『鉄拳6』に登場したアザゼル、一八の新たなデビル化のトゥルーデビルカズヤ、下記のエンジェル仁になる。
  • バトル新要素
    • 回復可能ダメージ
      • 他のゲームにもある所謂白ダメージだが、本作の回復条件は「相手に攻撃を当てる」となっていて、回復したいからバクステで逃げるという行動は意味がない。回復したければ前に出て攻めを通す必要がある。
      • 一部の技や下記ヒートモード中の攻撃をガードした時の削りダメージ、パワークラッシュで攻撃を受け止めた時のダメージも基本は回復可能ダメージとなる。レイジアーツを食らうとすべて消失する。
    • ヒートモード
      • 一時的にパワーアップし、普段使えない技が使えるようになったりすべての技に削りダメージが付く。更に残りのヒート時間を使用して大技であるヒートスマッシュや、技後にダッシュで急接近するヒートダッシュが使用可能。
      • ヒートモードに入るにはパワークラッシュ属性の「ヒートバースト」を出すか、キャラごとに特定の「ヒート始動技」を地上ヒットさせると移行する。
      • 前者はヒートモードが短くなる代わりにヒートバースト自体がパワークラッシュ属性の中段、発生16fと技自体が優秀。またヒットガード問わず有利フレームが取れるので次の攻めも有利になりやすい。
      • ヒート始動技は地上で当てる必要があるので単発で当てる必要があるが、当てた場合ヒートモードが長く続く上にヒット後ガード可能な17f有利を取れるために中下段の完全二択で攻め込める。
    • レイジアーツ他
      • 前作では一部ゲストキャラ(豪鬼、ギース、ノクティス)以外には設定されていなかったレイジアーツに各キャラそれぞれの技名が付いた。
      • またヒートシステムとの兼ね合いでレイジドライブは削除され、レイジアーツも全キャラ「コマンド:3WP、発生:20f、ガード:-15f」に統一。これによって一度構えを経由しないとレイジアーツが出せなかったファランも直にレイジアーツを出せるようになった。
  • 他作品とのコラボレーション
    • 『ファイナルファンタジーXVI』のクライブ・ロズフィールドが4番目のDLCキャラクターとしてゲスト参戦を果たす。

評価点

  • ストーリー・キャラクター (評価点)
    • 本作においても際立った評価点であり下記のプレイヤーキャラクターのラインナップもある程度カバーしている程である。
    • 本作における風間仁
      • 風間仁は『鉄拳6』ではダークヒーローのように描かれ『鉄拳7』では一八と平八の親子喧嘩に巻き込まれただけの脇役のように描かれたが本作では『鉄拳5』までの人物像に近くなっており本作において正統派主人公としての風間仁がついに復活する事となった。
      • 世界を救うために戦ったり『鉄拳6』で多くの命を奪った事を有耶無耶にせずしっかりと己の罪と向き合う様など見所も多い。
      • 序盤デビルの力に忌避感を持っていた時ヒート時に一部の技で半デビル化しない、レイジアーツもオリジナルの技に差し替わるなど、他のモードでは使えないし、ストーリーモードでもこの数戦なのにわざわざ新技を作るという作り込みがある。
      • さらに本作において新たなデビル化の姿である「エンジェル仁」をも披露しエンジェル仁はストーリーモード限定で操作できる。
      • 最終盤では一時的に『鉄拳3』以来の三島流喧嘩空手を使って戦う。
    • かつてのヒロインの凌曉雨も本作でメインキャラの1人として描かれて仁と再会し、仁に助言をしたり仁を守るためにジャック-7の大群と戦うなど再びヒロインとして描かれた。
    • 本作の初期キャラクターが全員参戦
      • 前作の『鉄拳7』のメインストーリーでは一部のキャラクターしか登場しなかったが本作では初期キャラクター32人がメインストーリーにも登場する。さすがにメインストーリーでのキャラの扱いの格差は存在するがキャラクターの性格や設定を考えれば仕方のない事であるしメインストーリーの山場であるユグドラシルとG社の戦争には5人を除いた全員が活躍する(その5人の内ザフィーナとクラウディオはしっかり仕方のない理由がありその5人の内の準も生死不明な状況にある)。
    • 本作はあくまでも続編作だが本作のメインストーリーは鉄拳初心者や鉄拳シリーズの過去作を知らないプレイヤーがプレイする事も前提に作られているので本作のメインストーリーは鉄拳シリーズの過去作を知らなくてもそれなりに楽しめる作りとなっている。
    • メインストーリーでの最終決戦の途中では『鉄拳3』の仁のテーマ曲のアレンジや『鉄拳2』のスタッフロールの曲のアレンジも流れる。
    • ある過去作のキャラクターが3番目のDLCキャラクターとして復活した。後述のような問題点もあるが復活に関しては是寄りの意見が多い。

賛否両論点

  • ストーリー (賛否両論点)
    • 敵側であるG社に加担するキャラクター達
      • 本作の敵側のG社に何人かのキャラクターが加担する事になる。その内のニーナは元々ダークヒロイン的なキャラなので違和感はないが他のG社に加担したキャラには新キャラクターの1人のアズゼナ、いままで善悪が不明瞭だったドラグノフや馮威、さらには初代から登場しているマーシャル・ロウがいる。
      • G社は現時点での戦争の原因となっており世界を滅茶苦茶にしようとする悪役側として描かれているのでそのG社に加担した元々善悪が不明瞭なキャラやロウの印象を悪くする事となった。
      • 隠しエンディングのバッドエンドには悪役キャラクターなどG社に加担したファイターたちが載るのだが、この中にストーリー中でも対戦相手となるアズセナがいる。「コーヒー農園の宣伝のためだけにG社に加担した」という事実だけ見れば、アズセナが歪んだ人間性の持ち主であるかのようにも見えてしまう。
    • 吉光とブライアン・フューリーの扱い
      • この2人もメインストーリーには登場するが、メインストーリーの山場であるユグドラシルとG社の戦争には一切関わらない。そのためメインストーリーの中ではこの2人が最も扱いが悪い事となっている。
      • 準・ザフィーナ・クラウディオも戦争には参加してないが、この3人は生死不明とされてきたなどで已む無き理由があり、そのうえでそれぞれストーリー上で重要な役割を果たしている。
    • メインストーリーやキャラクターエピソードでのマーシャル・ロウの扱い
      • 上記のようにメインストーリーの中で現時点での戦争の原因となっているG社に加担をする。G社に加担したのは貧困に窮している上でポールが約束を破った事が原因であるらしいが、それでも元々悪役でもないキャラにG社に加担させるのはどうかと考えてしまう。
      • どうしようもない不幸続きで金にがめつくなってしまったという背景はあるにせよ、G社に加担した事も相まってやるせないキャラになっている。
      • キャラクターエピソードでも三島財閥の党首になったものの三島財閥が戦争を起こした弁償代を支払わされたり、リリに絡んではリリに軽くあしらわれたり、悪役の一人であるブライアン・フューリーにつるんだりもしている。
    • メインストーリーにはネームドキャラクターはレオの父親・ジャック-7を除いて初期プレイヤーキャラクターしか登場しない
      • 性格や設定を考えればエディやアンナなどがメインストーリーに絡んでも違和感はないし、エディは本作発売前からDLCキャラとして登場する事が発表されていたため。
      • イメージや回想としての登場・名前のみの登場なら三島平八やオーガも登場している。
    • ストーリー上における新キャラクターの麗奈
      • 麗奈は本作の新キャラクターの一人であり、本作ストーリーのために作られたキャラとして発売前から話題となっていた。しかし、ストーリー上での扱いは少なからず難がある
      • 簡単に言えばストーリーでの出番は多めだが物語上での重要度はあまり高くない。
      • G社が開催した大会で仁と出会いそれに乗っかる形でユグドラシルのメンバーとなりトゥルーデビルカズヤと化した一八とタイマンをしたりG社との戦争に参加したりし、ストーリーの中で何か思わせぶりな言動を取る。しかし、登場や活躍が多いだけで麗奈がいなければ本作のメインストーリーが描けなかったとは感じにくく、むしろメインストーリー上での重要度は別の新キャラクターのヴィクターの方が高い。
      • ラストシーンで過去作のキャラの娘である事が明かされ、デビル化のような姿を見せるが、まだまだ謎のあるキャラクターとして終わってしまう。悪く言えば最終盤にとあるキャラが足部分のみ見せた件と合わせて鉄拳の物語を無理やり延長させただけにも見えてしまう。
  • キャラクター (賛否両論点)
    • プレイヤーキャラクターのラインナップ
      • 簡単に説明するのなら『鉄拳7』の下位互換とまでいかないがそれに近い事になっている。
      • 本作の初期キャラクターの内4人は新キャラクターであり2人は『鉄拳6』までの作品の復活キャラクターだがその5人以外は全員『鉄拳7』に登場していたキャラクター達である。しかもその新キャラクターの1人のジャック8は本作におけるジャックシリーズである。
      • 『鉄拳7』の初期キャラクターの旧キャラクター組(『鉄拳6』までに登場しているキャラクター達)がたった1人を除いて全員が本作に初期キャラクターとして登場している。そのたった1人も前作で死亡したので登場できないのも仕方のない事である。
      • 『鉄拳7』に登場したキャラクターの内5分の2以上が初期キャラクターからリストラされており『鉄拳7』で後から追加された旧キャラクターほど本作でリストラされている傾向が強く『鉄拳7』のシーズン2 - 4の旧キャラクター(とその2代目)組8人の内7人が初期キャラクターからリストラされている。
      • DLCで追加されるキャラクターも現時点では『鉄拳7』に登場していたキャラクターとなっている。
      • 良く言えば無難で安定した定番人選、悪い言えば『鉄拳7』の劣化に近いラインナップとなっている。
      • ただ上記のようにメインストーリーは良く初期キャラクターが全員登場しているので本作のプレイヤーキャラクターのラインナップをある程度カバーしているかもしれない。
      • 一応擁護意見としては「初期からキャラが多すぎると初心者がキャラの特徴を覚えきれない」というのはある。
  • DLCキャラクター関連
    • 上記の通りDLC追加キャラクターの1 - 3番目が全て『鉄拳7』に登場しているキャラクターでありなおさら本作のプレイヤーキャラクターのラインナップが『鉄拳7』の下位互換に近い事に拍車をかけている。
    • 上記のようにある過去作のキャラクターが3番目のDLCキャラクターとして復活した事は是寄りの意見は多いものの、過去作のそのキャラクターが最後に登場していた作品のメインストーリーが茶番となってしまった。

問題点

  • アグレッシブ過ぎるゲームバランス
    • 元々バトルコンセプトが「アグレッシブ」だったので仕方ない部分はあるが、あまりにも攻め側の押し付けが有利すぎるという大味なバランスとなっている。防御巧者ですら捌ききれないというレベルに達したため、調整に関しては下方修正がメインとなっている。
  • 説明しきれていないアーケードクエストとコンボトライアル
    • 初心者向けのチュートリアルとなっている本モードだが、壁コンボやギミック作動の条件等、地味に鉄拳8に必要なポイントが紹介されずに終わってしまう。

総評

余談

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最終更新:2024年12月22日 08:35

*1 メスの馬のこと。

*2 シュヴァルグランとサトノクラウンは、アストンマーチャンと共にアプリ版の1周年記念アニメに姿だけ先行登場している。

*3 元ネタが牡馬か牝馬かで耳飾りの位置が異なる。

*4 通称マートレ。アプリ版におけるアストンマーチャンの夢は「世界的なマスコットキャラクターになって皆の記憶に残ること」であり、トレーナーはそれを叶えるためにハンドメイドの人形を配ったり、着ぐるみで町内を一周したり、学園内にアストンマーチャンの銅像を建てたりと様々なことをやった(銅像設置は無許可だったため流石に怒られて撤去された)。

*5 厳密にはアストンマーチャンのトレーナーと言及されることはないのだが、「こんな着ぐるみを着て目立とうとするヤツはアイツ以外にいない」という理由からほぼ同一視されている。

*6 2020年にハシモトファームにて誕生した馬が後にこの名前で競争馬デビューしているが、そちらとは無関係。

*7 2000年代前後にトレンドとなったファッションやカルチャーという意味。

*8 R+PやR+B+Pといった5レーンに広がる配置は降ってこない。

*9 ただし本作収録バージョンはポップン版とは異なる新規アレンジ

*10 コナミオリジナルではあるが筐体内では版権曲扱い。

*11 隠し楽曲や解禁未救済の曲、LONG曲は候補に含まれない。

*12 初代XGと同時期に出たDX筐体やXG2~XG3に出回ったSD筐体は14~15年、無印GITADORA稼働と同時期に出た白筐体ですら11年は経過している。

*13 第ニ回ロケテストでは手元用のタッチパネルが実装。