MM総研は11月13日、「2024年度上期 国内携帯電話端末の出荷台数調査」の結果を公表しました。各キャリアの競争激化もあり、総出荷台数は2020年以降最少だった前年同期からは8.3%増加したものの、2番目に少ない水準となりました。スマートフォンに占めるiPhoneの出荷台数シェアは44.7%でした。今後、総務省が検討しているミリ波対応モデルの割引拡大や、キャリアお試し割引による影響も見込まれます。 携帯電話の出荷台数増、キャリアの販売戦略と新機種投入効果 MM総研の調査によると、2024年度上期(2024年4月〜9月)の携帯電話総出荷台数は1,325.1万台でした。2020年度以降の上期として最少となった前年同期からは8.3%増えたもの、前年同期に次ぐ2番目に少ない出荷台数となりました。 総出荷台数が前年同期と比べて増加した理由についてMM総研は、携帯キャリアが新規獲得に加え、既存顧客の