ノーベル平和賞のムクウェゲ医師の言葉。 「コンゴの普通の人たちは鉱物のために戦ったりはしていません。私の母は携帯電話の使い方を知りませんし、村の多くの人たちは電化製品の使い方を知りません。しかし、彼らは、国外の人たちがこれらの製品を得るために命を懸けているのです。まずはこうした情報を与え、次に、こうした不条理と闘うべきです。消費者である人々が、自分たちが消費しているものが、どこからきていてどのように作られたものなのかを意識するよう、目を覚ませと私たちは言わないといけません。」 アフリカを「最後の資源大陸」とか「ビジネスチャンスが溢れている」とかお気楽にビジネス視点だけで偉そうに語る経営者にこの言葉をきかせてやりたいです。 生活視点から経済を考えることの大事さ、これは出版という事業にとっても他人事ではないです。 紙・パルプをどうすれば無駄にすることなく人間の「知」に活用できるか。大量配本→大