大手広告会社、電通に去年入社した女性社員が過労のため自殺した問題を受けて、長時間労働の問題を担当する東京労働局の特別対策班が、さきほど電通の本社に抜き打ちの調査に入りました。 午後1時、東京・港区にある電通の本社に東京労働局の過重労働撲滅特別対策班のメンバーが、「臨検監督」という抜き打ちの調査に入りました。 調査は、電通に去年入社した高橋まつりさん(当時24歳)が、長時間労働による過労のため、自殺した問題を受けて行われています。 電通の、本社だけでなく、全国すべての事業所を対象にした厚生労働省として異例の対応で、厚生労働省は、社員の勤務実態を調べた上で、労務管理などに問題が見つかれば、再発防止に向けて改めて指導することにしています。