アフガニスタン・カンダハルで、物干しの前を歩くブルカを身に着けた女性(2024年12月28日撮影)。(c)Sanaullah SEIAM/AFP 【1月1日 AFP】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権の最高指導者は、女性が使用するエリアを見下ろす住宅の窓を禁止し、既存のそうした窓はふさぐよう命じた。女性の姿を見るとわいせつ行為につながる恐れがあるからだという。タリバン暫定政権のザビフラ・ムジャヒド報道官が12月28日夜、明らかにした。 ムジャヒド報道官がX(旧ツイッター)に投稿した法令によれば、新たに建てる住宅に「中庭や台所、隣家の井戸など女性が普段使用する場所」が見える窓を設けることは禁止される。 「女性が台所や中庭で働いている姿や、井戸で水くみをしている姿を見ると、わいせつ行為につながる恐れがあるため」だとされる。 自治体の当局や関連部署は、建設現場を監視し、近隣の家々を