金属資源を考える際には、生産量と埋蔵量、耐用年数、価格、偏在性の問題が重要な要素になる。耐用年数とは聞きなれない言葉だが、埋蔵量をその年の生産量で割ったものをいう。 この耐用年数は、固定された数字として、しばしば誤った受け取られ方をする場合がある。しかし、実際はそうではなく、生産量や景気変動などに左右されている。その年に大きな鉱山が発見されれば耐用年数は伸びるし、景気がよくなって生産量が増えれば耐用年数は下がる。 一般的に、「ベースメタル」は鉄、アルミニウム、銅、鉛、亜鉛の5種を指すが、明確な定義があるわけではない。古くからある考え方としては、生産量が多いということが非常に大きな要素であり、伝統的に使われてきた金属が中心になっている。 一方、最近、「レアメタル」が非常に話題になり、いろいろな概念でくくられるようになってきた。しかし、理学的、地質学的な概念と、実用的な概念とが一緒になっている
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