自治体が広報にショート動画を活用する動きが広がるなか、群馬県の山本一太知事が動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に配信している動画が、物議を醸している。山本知事が匿名掲示板「2ちゃんねる」(現・5ちゃんねる)創設者で実業家のひろゆき氏の物まねをしながら、堅い県政情報を若い世代に届ける狙いだが、奇抜な仕上がりに、「笑える」「ほかにやることがあるのでは」など賛否両論だ。 「トップの熱意がめっちゃ大事なんですよ。いろんな会社や国際会議をひっぱってきて、成果をだしていて、あのひと、すげなぁ」 3月5日に配信された30秒ほどの動画。黄色のパーカを着た「ひまゆき」なる人物が、山本知事が進める「トップセールス」を紹介している。 カツラとあごひげをつけている人物をよく見ると、知事本人だ。物まねが得意という知事が、親交のあるひろゆき氏をまねて県の施策をPRしているという。ほとんどアルコールを飲め