今年の6月頃、早稲田大学文学学術院で起きたセクシャルハラスメントが初めてメディアで取り上げられた。 https://president.jp/articles/-/25434 被害者は現代文芸コースという修士課程の学生だった女性で、加害者は同コースの教授であった渡部直己。渡部は被害者の女性に「俺の女になれ」と迫ったり、じろじろ体を眺めたり、授業中高圧的な態度で接したり、指導をするという名目で研究室に呼び出して密室で二人きりになるなど、深刻なセクハラ行為を行っていた。 プレジデントオンラインに掲載された上記の記事をきっかけに、SNSやメディア等でこの事件は大きく広まることとなった。大学は調査委員会を設置し、渡部は早稲田大学を退職した。一見収束に向かっているように見えるかもしれないが、渡部一人の退職でこの事件を終わらせてはいけない。加害者は、渡部一人ではないのだ。 事件が拡散されるきっかけとな
早稲田大学商学学術院商学研究科ビジネス専攻の准教授による学生の修士論文盗用疑惑。本部の学術研究倫理委員会が准教授の行為を意図的盗用と認定後、大学側は鎌田薫総長が懲戒処分に関する手続きに入るよう商学学術院に要請した。 ある学内関係者は「これでこの件も懲戒解任となるだろうな、という空気でしたね」と当時を振り返る。 通常なら要請後、商学学術院内に具体的な処分内容を審議する査問委員会が設置されるが、この案件では商学学術院長の嶋村和恵教授の命により、補足的な調査を行う再調査委員会が14年6月に設置された。 前述の関係者は再調査委員会の設置の背景を次のように語る。 「准教授が所属していたビジネス専攻はいわゆる社会人大学院で、修士論文も時として企業秘密に近い話などが盛り込まれることもあります。修士論文の公開・非公開を学生が選択できるのもそこに由来します。でも、正直なぜ再調査委員会が設置されたのだろうとも
【早稲田大学論文盗用疑惑問題を追う 第1回/全3回】 先日、小保方晴子氏の博士号取り消し確定を発表した早稲田大学。この事件に先立つ2013年には同大学公共経営研究科に在籍していた中国人留学生・晏英氏が10年9月に博士号を授与された際の博士論文「近代立憲主義の原理から見た現行中国憲法」に盗用・剽窃が多数発見され、13年10月、大学側は博士号取り消しを決定した。 さらに14年11月には同大学商学学術院の蛭田啓准教授(当時)が01年と03年に同大学商学部が発行した研究機関誌「早稲田商学」で公表した論文2本で、やはり盗用と認定され、懲戒解雇となった。 そして小保方氏問題がようやく決着したかに見えるいま、実はさらに別の論文盗用疑惑が起きていることはあまり知られていない。 まさに小保方氏の件について会見が行われる6日前、前年に懲戒解雇者を出した同大学商学学術院で臨時教授会が開催された。ここで審議に付さ
早稲田大が2日、STAP細胞論文の著者の小保方晴子氏に授与した博士号の取り消しを正式決定したと発表したことを受け、小保方氏の代理人を務める三木秀夫弁護士が同日、大阪市内で会見。「失望しています。(審査は)不合格を前提とした手続きで、不公正なものだった」などとする小保方氏のコメントを発表した。今後、法的手段に訴えるかどうかは検討中という。 小保方氏はコメントで、「大学の調査委員会に指摘された問題点をすべて修正して論文を再提出した」と主張。審査にあたる教官から「博士として認められないのは一連の業界の反応を見ても自明」と告げられ、「学術的な理由とはかけ離れ、社会風潮を重視した結論」とした。 また、三木弁護士は「小保方氏と同時期に問題があるとされた別の論文の著者が約200人いるが、部分的な修正だけで済まされており、ダブルスタンダードだ」と指摘した。 一方、小保方氏は現在もSTAP細胞の研究に取り組
ページが存在しません 指定されたURLは存在しませんでした。 5秒後に産経ニューストップページへ移動します。 産経ニューストップへ
小保方氏の論文について記者会見する鎌田薫早稲田大学総長(中央)ら=東京都新宿区で2014年10月7日午後4時すぎ、平野美紀撮影 小保方晴子・理研研究ユニットリーダーの博士論文について7日、記者会見した早稲田大の鎌田薫総長の発言要旨は次の通り。 ◆ 早稲田大学では2011年3月に与えた小保方晴子氏の博士学位について検討してきた。本学は深く反省し、全力で信頼回復に努める。不適切な博士論文の取り扱いについて説明する。 小保方氏の博士論文は学位規則23条にのっとり、学位を取り消すことにした。しかし先進理工学研究科における指導・審査過程に重大な不備、欠陥があったと認められるため、一定の猶予期間を設けて、論文指導ならびに研究倫理教育を受ける機会を与え、それが適切に履行され、博士学位論文にふさわしいと判断した場合は学位を…
博士号剥奪は「生活破壊」=小保方氏論文で回避理由説明−報告書の全文公開・早大 理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが2011年に早稲田大大学院から博士号を取得した論文に疑義が指摘された問題で、早大は19日、調査委員会の報告書全文をホームページで公開した。博士号の取り消し要件に該当しないと判断した理由について「(博士号を前提とする就職など)生活および社会的関係の多くを基礎から破壊することになる」と指摘。要件に該当するかどうかは、この点に配慮し「厳格に行われなければならない」と説明している。 また報告書は、小保方氏を指導した常田聡教授について、指導教員としても博士論文の主任審査員としても義務違反があると認定。「非常に重い責任がある」と指摘しながら、「一般論として述べれば、解任を伴う懲戒処分をもたらすほどのものではない」と評価していた。 調査委員長の小林英明弁護士は17日に報告書を鎌
理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが、2011年に早稲田大に提出した博士論文に、大量の文章のコピーや画像の複製があると指摘されていた問題で、同大の調査委員会(委員長・小林英明弁護士)は17日、「論文中の計6か所で不正行為が見つかった」とする調査結果を公表した。
早稲田大学のコピペ文化が話題になっているので、早稲田の理工ではコピペに対してどのような教育がなされているのかの現状を書きたい。ちなみに、私は早稲田大学の理工を5年ほど前に卒業し、某国立大学の大学院に進学し、いまはふつうの社畜である。 今になってはとても反省しているが、早稲田の理系はコピペで成り立っているといっても過言ではなかったと思う。もちろん全ての学生がそうというわけではないが。 早稲田の理工に入ると、1年生の実験が始まる。週1回の実験で、レポートや試問が課され、それをまとめる必要がある。また、2年生になると学科別の専門的な実験が始まり、レポートの量も増え、求められるものも増える。レポートはダメなところがあると再提出になる。ひとつでもレポートが提出期限を守れていないと即留年である。規則は厳しい。 そこで、そのとてつもない量のレポートを量産するため、学生たちは必死にコピペを行う。先輩たちか
早稲田大学ラグビー部の選手が、大学ラグビー・オープン戦で対戦相手の帝京大学選手を「5流大学!」などと罵倒していたことが分かった。早大OBらでつくる「ワセダクラブ」のサイト上で明らかにされたもので、ネット上で波紋を呼んでいる。 「最低だ」 「君たちは幼稚園児か!」 早大OBのフリーライター木村俊太さんは2012年9月4日、ワセダクラブ・サイトのコラムでこう嘆いた。 帝京大に0対43で大敗し… 批判の対象になったのは、早大が帝京大と対戦した8月26日の試合だ。この日は、9月9日からの関東大学ラグビー開幕を前に、長野県の菅平高原でオープン戦が行われていた。 コラムによると、早大選手は「5流大学!」と帝京大側にヤジを飛ばしたほか、真っ黒に日焼けした帝京大選手に「クロンボ!」と叫んだ。また、帝京のキャプテンが試合後、早大ベンチにあいさつに行くと、早大のコーチは「あいさつなどいらない」と追い払ったとい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く