【読売新聞】 富士山の撮影スポットとして外国人観光客が殺到している山梨県富士河口湖町のコンビニ店「ローソン河口湖駅前店」で、撮影のために危険な道路の横断が絶えないとして、町がコンビニ店前に新たに柵を設置する方針を固めたことがわかった
【読売新聞】 富士山の撮影スポットとして外国人観光客が殺到している山梨県富士河口湖町のコンビニ店「ローソン河口湖駅前店」で、撮影のために危険な道路の横断が絶えないとして、町がコンビニ店前に新たに柵を設置する方針を固めたことがわかった
1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 11月18日公開の前回記事では、山梨県が推進する「富士山登山鉄道構想」のコンセプトや技術面の問題を指摘した。そして、今回の記事で構想をめぐる県と地元のすれ違いを深堀すると記したが、山梨県の長崎幸太郎知事は
2025年夏から富士山の登山規制を検討している静岡県が、徴収を義務化する通行料として、3,000円、4,000円、5,000円の3案を検討していることが分かりました。11月21日に行われる地元関係者との会議で示す予定です。 富士山の登山規制をめぐっては、山梨県が2024年夏から通行料を義務化し、山小屋の宿泊予約をしている人を除き、午後4時以降の入山を禁止するなどの登山規制を設けました。静岡県はこうした山梨側の規制が、弾丸登山の抑制に一定の効果があったと判断し、10月に現地調査を行うなど、登山規制条例策定に向けて検討を進めてきました。 関係者によりますと、静岡県は11月21日に地元関係者と行う会議で、義務化する入山料として、3,000円、4,000円、5,000円の3案を示す方針だということです。 このほか、夜間の通行規制や山小屋の宿泊予約などの入山条件も合わせて示し、山梨県と足並みをそろえ
今日7日(立冬)、富士山の初冠雪の便りが届きました。甲府地方気象台の観測で、統計開始以来、最も遅い初冠雪となりました。 今日7日、富士山の初冠雪の便りが届きました。甲府地方気象台の観測で、平年(10月2日)より36日遅く、昨年(10月5日)より33日遅い初冠雪です。昨シーズンまでに最も遅い初冠雪は1955年と2016年10月26日でしたが、それを更新し、1894年の統計開始以来、最も遅い初冠雪となりました。 一昨日5日の夜からジワジワと寒気が流れ込み、富士山頂に雪雲がかかりました。今日7日の朝は晴れて、麓から、うっすらと雪が積もった富士山が見られました。 富士山の初冠雪は山梨県の甲府地方気象台が観測しており、「一日の平均気温が、その年の最も高い日」の後に、山頂付近が雪などによって白く見える様子が、麓の気象台から見えたことが、観測の条件です。 これまでの最も早い記録は、2008年の8月9日で
観測史上最も遅い時期を過ぎてもいまだ観測されていない富士山の「初冠雪」ですが、6日朝、静岡県側から見た富士山では今年初めての冠雪が見られました。 6日朝、静岡県側から撮影した富士山には、山頂から8合目付近まで白い雪に覆われているのが確認できます。甲府地方気象台によりますと、富士山の山頂付近では気温が氷点下まで下がり、5日から6日朝にかけ、断続的に雪が降ったとみられるということです。 一方、山梨県甲府市から見た富士山は雲に覆われ、その姿を見ることができません。富士山の「初冠雪」は甲府地方気象台の職員が気象台から目視で判定していますが、6日午前11時現在、冠雪を確認できていません。 富士山の初冠雪はこれまで10月26日が最も遅く、今年は1894年の観測開始から130年間で最も遅い初冠雪となります。 また、富士吉田市が独自に発表している「初雪化粧宣言」も6日午前現在、発表されていません。
1.富士山に登山規制 「誰でも登れる」過信の怖さ 警察庁発表によると、2023年の登山による山岳遭難者数は2761人に上った。また、2023年の富士山の遭難者数は97人で、2018年から2022年までの5年間の平均である51人から増加している。 「弾丸登山」も問題になり、山梨県側の富士山吉田ルートでは今年7月から登山規制が始まった。「弾丸登山」とは、御来光を見ようと0泊2日で夜通し山頂を目指すことだ。高山病※や低体温症になる可能性があるだけではなく、山頂付近が混雑して他の登山者にも危険が及ぶ恐れがある。規制が導入されて1週間の7月7日時点で、「弾丸登山」とみられる人は前年同期比で9割減少した(山梨県富士吉田市調べ)。 ※高山病:酸素濃度の低い場所で、十分な酸素を身体に取り入れることができず、吐き気や立ちくらみなどの症状が引き起こされる そもそも、「遭難」とはどんな状態? 「遭難」とは、自力
黒から茶色に張り替えられた「富士山ローソン」の目隠し幕(手前)=25日、山梨県富士河口湖町(平尾孝撮影) 山梨県富士河口湖町は25日、コンビニエンスストアの屋根の上に載ったように見える富士山を撮影する外国人観光客などの迷惑行為対策の黒い目隠し幕を、茶色の幕に張り替えた。これまでの黒幕に穴があけられたり、破かれたりしたため、より丈夫な素材のものに張り替えた。 同町船津の「ローソン河口湖駅前店」は、「富士山ローソン」とSNSで紹介され、外国人観光客に人気の撮影スポット。特にコンビニ向かいの歯科医院前からの撮影がアングルがいいと評判だった。だが、喫煙やごみのポイ捨て、通院者向けの駐車場への無断駐車や歯科医院私有地への入り込みなどのマナー違反や迷惑行為が相次いだ。自動車やバスが行き来する道路の横断歩道ではない場所でもわたっていくなどの危険行為も多く、オーバーツーリズム(観光公害)で問題となっていた
7月10日、富士山御殿場口の登山道で、77歳の男性が心肺停止の状態で倒れているのが見つかり、静岡県警の山岳遭難救助隊が救助しましたが、その後死亡が確認されました。富士山の静岡県側は10日に山開きしましたが、わずか2日間で合わせて3人が亡くなったことになります。 警察によりますと、10日午後5時過ぎ、富士山御殿場口八合目の登山道で、うずくまっている男性を下山中の登山客が見つけ、山小屋に連絡、山小屋の従業員が警察に通報しました。 現場に駆け付けた静岡県警の山岳遭難救助隊が心肺停止の状態の男性を発見し、翌11日午前救助しましたが、死亡が確認されました。救助当時の現場の最大瞬間風速は40メートルから50メートルだったということです。 亡くなったのは東京都狛江市の無職の男性(77)です。警察によりますと、男性は10日、富士宮口五合目から登山を始め、11日に戻ってくる予定でした。男性は登山のための服装
山梨県富士河口湖町のコンビニエンスストア前で写真を撮る観光客(2024年1月1日撮影)。(c)Philip FONG / AFP 【4月26日 AFP】山梨県富士河口湖町で、観光客に人気の富士山の撮影スポットに「目隠し」が設置されることになった。 26日にAFPの取材に応じた町の職員によると、同町ではどこからでも富士山が見えるが、この場所はコンビニエンスストアの後ろに富士山が見える点が「とても日本的」だという評判が広まり、主に外国人観光客の間で人気のスポットとなった。 だがコンビニ周辺はごった返し、集まった観光客は交通標識や警備員による再三の警告を無視。コンビニ近くの歯科医院は無断駐車や、撮影目的で屋根に登られる被害にも遭っている。 こうしたことから富士河口湖町では目隠しの設置に踏み切った。早ければ来週にも高さ2.5メートル、幅20メートルほどの黒いネットが張られるという。 職員は、ごみを
日本一の高さを誇る世界文化遺産、富士山。今シーズンは国内外からの登山者による大混雑が起きた。9月10日の閉山までの約2カ月間に、登山者は22万1322人。新型コロナ禍前の2019年とほぼ同水準まで回復した。 「活気ある富士山」が戻った一方で、非常識な振る舞いやマナー違反も続出している。そこら中に捨てられた大量のゴミ、夜通しで頂上を目指す「弾丸登山」をピクニックに行くような軽装で上り始めた挙げ句、「寒いから」と勝手に山小屋のトイレに入り込んだり、救助されたりしたケースもある。 観光客が過剰に訪れて環境や住民生活を脅かすことは「オーバーツーリズム」と呼ばれる。来年も多くの観光客が見込まれ、地元の自治体からは「最悪の場合は世界文化遺産の登録を抹消されかねない」と懸念の声が上がる。山梨県や静岡県は、登山者の抑制やマナー違反への対応に頭を悩ませている。一体、どうすればいいのか。(共同通信=味園愛美、
登山客の増加に伴う富士山頂の拡張工事が8日に完了し、拡張エリアへの入山が始まった。完了を祝う式典には登山客らが駆けつけ、新エリアからのご来光に歓声が上がった。 コロナ禍での規制が緩和された23年の登山者数は、世界文化遺産登録10周年という節目も重なり急増。過去10年で最多を記録した。山小屋や休憩所、トイレが混み合うなど過密状態が続くだけでなく、徹夜で山頂を目指す「弾丸登山」も増えており、その危険性が指摘されていた。 これらの問題に対処するため、富士登山を支援する株式会社フジヤマエンターテイメント(静岡市)は、7月末から富士山頂を広げる拡張工事を開始。南に隣接する愛鷹(あしたか)山から削り取った掘削土を使って富士山を東に9.8キロ拡張した。従来の10倍にあたる1日4万人まで登山者を収容できるようになったという。 8日午前4時、新エリアで完成式典が行われ、参加した関係者や登山客らは東京ドーム約
静岡、神奈川両県知事らがオンラインで参加し開催された富士山火山防災対策協議会。右端は議長を務めた山梨県の長崎幸太郎知事=2022年3月30日午後1時57分、山本悟撮影 30日に開かれた富士山火山防災対策協議会の会合で、富士山噴火の際の避難計画で徒歩避難も検討するとの中間報告が示された。「逃げ遅れゼロ」を目指し、車による避難が集中することによる交通渋滞を避けるのが目的だが、地域防災計画の早期改定を迫られる自治体の中からは困惑の声も聞かれる。【山本悟】 協議会は、長崎幸太郎山梨県知事が議長となり、神奈川、静岡両県知事や国や自治体など150の関係機関がオンラインで参加。噴火口が判明し、溶岩流が流れる方向が予測できる噴火後の一般住民について、安全が確保される近場まで原則徒歩避難とする方針が示された。交通渋滞の緩和のほか、農業や畜産業など生産者が近くにとどまる…
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