注:1 「新規自営農業就農者」とは、個人経営体の世帯員で、調査期日前1年間の生活の主な状態が、「学生」から「自営 農業への従事が主」になった者及び「他に雇われて勤務が主」から「自営農業への従事が主」になった者をいう。 2 「新規雇用就農者」とは、調査期日前1年間に新たに法人等に常雇い(年間7か月以上)として雇用されることによ り、農業に従事することとなった者(外国人技能実習生及び特定技能で受け入れた外国人並びに雇用される直前の 就業状態が農業従事者であった場合を除く。)をいう。 3 「新規参入者」とは、土地や資金を独自に調達(相続・贈与等により親の農地を譲り受けた場合を除く。)し、調査期日 前1年間に新たに農業経営を開始(「農業経営を開始」とは、「農業経営体」の定義に該当する事業を開始すること をいう。)した経営の責任者及び共同経営者をいう。 4 平成27年の新規参入者は、熊本地震
青森県期待の新ブランド米「青天の霹靂」 米どころの東北地方ですが、日本穀物検定協会の特A評価を受けていなかったのは青森県だけでした。悲願の特A評価をもらい、ついに今秋全国デビューを果たしました。米の専門家ではありませんが、青森県在住の管理栄養士としてはそのお味は気になるところです。我が家でもようやく手に入れることができましたので、早速レビュー(?)をしてみたいと思います。 青天の霹靂■外見比較まずは炊く前の見かけを比較。 同じ青森県産米である「まっしぐら」と比べてみましょう。 青天の霹靂米粒上が青天の霹靂で、下がまっしぐら。 まっしぐらまっしぐらも粒は比較的揃っておりますが、青天の霹靂はそれ以上に大きさが均一に見えます。品質はよさそうです。 袋の中を覗いても、質の悪い白い米や胴割れしていものも少なく、生産農家が非常に気を使っていることが伺えました。 ■いよいよ炊いてみる青天の霹靂は炊き方で
はじめまして。長月と申します。 実は実家で小規模ながら農業をやっております。一応、私も農学部の出身な のですが、どうしても分からないことがありまして、教えていただきにまい りました。 教えていただきたい内容は、植物体へのアミノ酸の直接吸収に関してです。 大学では、硝酸態窒素や、アンモニア態窒素の形で吸収されアミノ酸になり タンパク質が合成されると教わりました。しかし、アミノ酸が植物に直接吸収、利用されるかどうかについて、現在、どの位研究されているか調べて見ましたが余りデータを見つけることはできませんでした。この分野のデータについて文献を教えていただきますようお願いします。 長月 様 植物によってアミノ酸が吸収されるかどうか、どのような機構で吸収されるか、その効用についてのご質問ですが、有機体窒素の植物による吸収について長年にわたり、詳しく研究されてこられた東京大学農学生命科学研究科、西澤
本日、「有機野菜はウソをつく」(SB新書)が発売となりました。なぜこのような本を書いたのか、少し事情をお話ししておきたいと思います。 有機・非有機両サイドからの指弾 「有機野菜はウソをつく」(SBクリエイティブ) 私はかねて、有機農業というのものが大衆化することに対する疑問を抱いており、一方で有機農業という考え方自体には生産や社会に役立つ何かはあるはずとも考え、それに関することを「FoodScience」(日経BP社)で行っていた連載「食の損得感情」にも書いてきました。 ただ、こうした考え方は、有機農業に携わる方面からは“修正主義”と見られ、一方自然科学に携わる方面からは“非科学的”と見られ、結局のところ両サイドから指弾されるというのが、当時の状況でした。 いずれこれはまとめ直して私なりの決着をつけておかなければと思いながらなかなかその機会を作れずにいたところ、昨年、恩のある編集者から「『
第2回 ひやあつカフェ「農と自然の関わりについて」 (サイエンスカフェ・ポータル) 【サイエンスカフェ情報】第2回 ひやあつカフェ「農と自然の関わりについて」(8/30) (Science and Communication) ケノーベルからリンクのご案内(2014/07/22 08:50) (ケノーベル エージェント) 続・カリフォルニア米の「リアル」 (はてなビックリマーク) 国立民族学博物館(関西モフ会) (『digital ひえたろう』 編集長の日記★雑記★備忘録) [雑記]リスク? (はてなビックリマーク) ツイッターのオフ会に行ってきた (きよの隠れ家) 舞台裏レポート (at the crossroads) [リテラシー]カリフォルニア米の「リアル」 (はてなビックリマーク) バイク履歴 (山形ミクラスの日記) 更新がずいぶん滞ってしまったが、それだけ筆者の引き出しが少ないと
久松氏は、慶応経済学部の細田衛士先生の研究室の出身なので、エコプレミアムクラブの講演会などにも参加いただきていた。Facebookで発売を知り、発売前にアマゾンに発注した。しかし、久松氏から著書を贈呈していただいたので、2冊になった。長い正月休みに行う予定の図書大整理の際に、新しい1冊を家内に読ませてから電子化し、本記事を書くためにマーカーだらけになったもう1冊は永久保存の予定である。 記録のために、一応、本書のデータ・内容紹介をアマゾンからコピーして記録しておきたい。 キレイゴトぬきの農業論 (新潮新書) 久松 達央 (著) 新書: 208ページ 出版社: 新潮社 (2013/9/14) 言語 日本語 ISBN-10: 4106105381 ISBN-13: 978-4106105388 発売日: 2013/9/14 内容紹介 誤解1「有機農法なら安全で美味しい」誤解2「農家は清貧な弱者
スイス・ダボス(Davos)で開催された国際会議の会場に置かれたリンゴのバスケット(2013年1月23日撮影)。(c)AFP/JOHANNES EISELE 【8月16日 AFP】地球温暖化が原因で、リンゴの果実の堅さはある程度失われたが、甘みは増したという調査結果をまとめた論文が15日、英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に発表された。 調査を行った農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所(National Institute of Fruit Tree Science、NIFTS)などの研究チームによると、日本国内2か所の果樹園で1970~2010年に収集されたデータを解析した結果、気候変動がリンゴの味と質感に影響を及ぼしている明らかな証拠が示されたという。 研究チームは「そのような変化はすべて(
(前編)はこちら→http://d.hatena.ne.jp/doramao/20130618/1371549428 ※注意※ 前編記事中にある腐らん病対策の高分子吸収体ですが、効果が無いと考えられているとコメント欄でご指摘頂きました。この件についてHさんは効果が無いのであれば止めようと思う。早いうちに効果が無いことが分かったのはラッキーです。ちなみに周辺の農家は自分のところの他の園地ではどろ巻き法をやっています、とお話し頂きました。 前編では「実は無農薬には魅力がある」と語ってくださったHさん。では、どうして無農薬に挑戦しないのでしょうか。 ■無農薬には魅力がある? ど:魅力があるのに挑戦しないというのはやっぱりリスクがあるんですよね。 Hさん:ええ、無農薬無肥料の定義はおいといて、木村さんが推奨されている農薬散布なしに大きなリンゴを実らせた事自体はすばらしいと思いますよ。だけど、木村さ
■弘前市のリンゴ農家へ 最近なにかと話題の「奇跡のリンゴ」ですが、どらねこは映画化以前から興味を持って木村秋則さんの主張や栽培法などの情報を調べたりしておりましました。といっても、興味の対象は「宇宙人に会った」とか、「バクテリアのおかげか自然栽培のお米からは放射線が出ない」といったリンゴ栽培そのものではない部分についてのものでした。 映画化されるとなるとインパクトは大きいようで、普段は話題にならなかったリンゴの無農薬栽培についての話題をちらほら目にするようになりました。あくまで個人の成功例にとどまればよいのですが、映画を見たひとが、なんで危険な農薬を他の農家はやめないの?とか、木村さんの行う農法があたかも理想のように考える人が増えやしないか心配になってきました。 しかし、どらねこはリンゴについては素人です。これは一度リンゴ園を見学して本業の方からおはなしを伺うべきじゃあないか、と思っていた
管理栄養士の道良寧子さんが、リンゴの事を語られてます。農薬を使っているからこれは毒だとか、無農薬栽培であればいいとか、そういう極端から極端に振り回されないために。バランスよくいただきましょうね。
「『よい農産物』とはどんな農産物か?」連載第35回「日本の農業技術は国際的に低レベル」については、「多くの作物について、日本は主要先進国の中で唯一、単位面積当たりの収量の伸びが30年間も止まったまま」という点についてデータを示すようにという声をたくさんいただきました。 このことについては、農業技術通信社社長の昆吉則氏が長年指摘し氏も改善・革新への努力・挑戦を訴えているところです。そのため、氏と交流のある者の間では“耳タコ”状態であったこともあり、今回の岡本信一氏の原稿を私が査読した際、データを読者に提供するように考えが至らなかったことは編集者としての私の反省点です。 遅ればせながら、第35回掲載時にお示しすべきであったデータの例をお示しします。 これは国際連合食糧農業機関(FAO)が提供する統計情報FAOSTATから作成したものです。同統計の中から、1961年~2011年の間で10年間ごと
ネットでのご注文は24時間受け付けております。 上記以外、お休みをいただく場合もありますことを了承ください。 当方は生産農家です。農繁期のメールでのご連絡が、朝、もしくは夜になる場合もありますことをご了承ください。 「無農薬野菜」は総て安全・安心なのかという疑問。 ちょっと長くなりますが、今回は野菜の栽培についてお話させてください。 ここ数年で高まった「食の安全」への意識。 その中で注目されているのが「無農薬・無化学肥料栽培」です。 かつては、「有機栽培」とも呼ばれていましたが、現在では第3者によるJAS認証を受けたもののみ 「有機栽培」の表記が可能です。 この認証を受けずに、農薬を使わない栽培が「無農薬栽培」。 化学肥料を使わない栽培が「無化学肥料栽培」と一般に呼ばれています。 多くの方が安心・安全の証と思われている無農薬栽培ですが、 現状の無農薬表記は安全性を保証するものではあり
次は、病気や虫によって葉っぱが落ちてしまったりんごの樹です。 皆さんも小学校くらいの理科の授業で習ったと思いますが、植物は葉っぱで光合成しますね。 りんごの味(甘さ)は葉っぱで作られたソルビトールが果実のなかに送り込まれて酵素の働きによって甘みのもととなる“果糖”や“しょ糖”“ブドウ糖”になりますが、その働きの元をなす葉っぱがないりんごはどうなんでしょうね? これも皆さん考えて見ましょうね。 こちらもたくさんの病気や虫がついてしまったりんごです。 ちょっとみただけで“黒星病”“輪紋病”などの重要病害が確認できます。 さて、もしこんなりんごがスーパーに並んでいたらいったいどれぐらいのかたが買い求めてくれるでしょう?市場やJAに出荷するとすれば…というか引き取ってくれないですね。 また最近多くなってきた産直販売でもこんなりんごが送られてくればどうします? こんなんでよかったら生産者はみんなやり
こんにゃく芋の関税率は1700%とよく言われますが、これは間違いであり、マスコミの不勉強に起因しているものです。 整理すると、こんにゃくの輸入は原料(こんにゃく芋)と製品(板こんにゃくや白滝など)に分けられます。 (1)こんにゃく製品の関税 製品の関税率は20.3%です。例えば、中国の工場で製造した白滝(糸こん)1000円分を輸入するのに203円の関税がかかります。しかし、中国の工場では日本の数分の一の価格で白滝が作れるので、関税を払っても日本国内で激安で売ることが可能です。 (2)こんにゃく芋の関税 原料の輸入は 一次関税が40%(関税割当枠の267t) 二次関税が2796円/kg(通常関税) 緊急関税が3728円/kg(一定水準を超えた場合) そして 特恵関税が0%(!) となっています。 ます、関税割当枠の原料267tは関税率40%(一次税率)で輸入されています。そのほとんどは沖縄で
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