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何百回、何千回と見慣れた画面、見間違えるはずもない。すぐにそれが自分の作品だと直感したものの、どうしても信じられなかった。いや、だって、一介のアマチュアプログラマが作ったWebアプリが、ミッションの中でも一番クリティカルな大気圏再突入前のミッションコントロールセンターの画面に映っている*1。これで信じろという方がおかしい。見慣れたアイコン、昼夜境界線、ISS/シャトルの軌道を示す赤いグラウンドトラック、うっすら見える左上の設定アイコン、全部同じだ。でも... そして、すぐに一つの事実に気づいた。いつもは、軌道離脱噴射の終了を見届けた後シャトルのトラッキングを止める。公開されているデータではここから先の軌道を追うことはできない。放っておけば徐々にずれが大きくなる。でも、もし、あそこに映っているのが本当に自分の作品なら、ここで設定を変えるとあの画面からシャトルが消える、そんなことをしていいのか
NASAのチームビルディング チャールズ・J・ペレリン(著) アチーブメント出版 2010年6月 ISBN-10: 4902222892 ISBN-13:978-490222289 2100円(税込み) ■技術者のための本である 「予算は削減、スケジュールも短縮」「下請けへの圧力」「何か問題があると、すぐにマネージャが入れ替わる」「メンバーは総じてマイペースな職人タイプで、他人との触れ合いを最小限にとどめたい傾向にある」――。 どこかで聞いたことがあるような話だが、上記はアメリカ航空宇宙局(NASA)の開発プロジェクトに携わるエンジニアや学者の日常である。 本書の著者は、NASAの天体物理学部門でプロジェクトを指揮してきたマネージャだ。本書にはNASAプロジェクトの話(デスマーチなネタもある)が随所にちりばめられていて、「ああ、NASAのエンジニアも同じようなことで悩んでいるのだなあ……」
最後の飛行に飛び立った米スペースシャトル「ディスカバリー」が26日(日本時間27日)、国際宇宙ステーションへのドッキングに成功し、日本、米国、欧州、ロシアが保有する貨物補給機と有人宇宙船計5機種がステーションに初めて勢ぞろいした。 1月に日本の無人補給機「HTV(愛称こうのとり)」が着いた後、ロシアの同「プログレス」、欧州の同「ATV」が到着。滞在飛行士の帰還用に結合してあるロシアの宇宙船「ソユーズ」2機と合わせ、5機種6機が一堂に会し、宇宙開発の国際協力を象徴するイベントとなった。 シャトルは、エンデバーとアトランティスがそれぞれ最後の飛行をして退役することが決まっており、宇宙機の勢ぞろいは最初で最後となる。(共同)
太陽探査機ソーラー・プローブ・プラスの想像図=ジョンズ・ホプキンス大応用物理学研究所提供 【ワシントン=勝田敏彦】太陽に飛び込んで、決死の観測を行う探査機が打ち上げられることになった。太陽にこれほど接近する探査機は例がなく、ギリギリまで観測したデータを地球に送り届けながら、最終的には高熱で蒸発するとみられる。2018年までに打ち上げる米航空宇宙局(NASA)が2日、発表した。 この探査機は「ソーラー・プローブ・プラス」と呼ばれ、太陽表面から約640万キロ(太陽直径の約4.6倍)の上層大気に入る予定。1400度を超える高温と激しい放射線に耐えるため、炭素素材の耐熱材を装備する。 太陽風の成分を分析する装置やコロナを観測するカメラなどを備え、太陽の上層大気が太陽本体より高温である理由などの解明が進むと期待されている。
子供向け、大人向け、空想世界でのバトル、果ては宇宙を舞台にしたものまで、昨今、さまざまな仮想世界が存在する。 だが、米航空宇宙局(NASA)ほど宇宙を知り尽くしている存在は他にない。BBCは、NASAが現在独自の仮想世界を開発する構想を持っていると伝えた。 「この仮想世界は学生を対象としたもので、『NASAの実際の工学および科学関連のミッションをシミュレーションすることが可能』になるだろう」とBBCは伝えている。さらに、NASAが仮想世界の開発に関心を持つ企業に対して要望を出していることも併せて報道した。 この多人数参加型オンラインゲームの背景には、未来の科学者を育成し、学生に宇宙への幅広い関心を持たせる狙いがある。 NASAは既に「Second Life」上の島に進出している。 BBCは、このプロジェクトのディレクターを務めるSimon Worden氏の「NASAは参加型探査とでも言うべ
ワシントン発--Googleの最高経営責任者(CEO)であるEric Schmidt氏は米国時間1月17日、米航空宇宙局(NASA)はGoogleから学べることがいくつかあると提言した。 NASAが2008年の創立50周年を祝う昼食会で、Schmidt氏はGoogleが同社の製品で達成しようとしていることをNASAも見習うように推奨した。つまり、クローズドではなくてオープンな協調システムを構築すること(ここでクローズドなシステムとはミッションごとに異なる宇宙船を建造してきたNASAの伝統を指している)。他者もシステム構築に参加できるシンプルなプラットフォームを作成すること。そして、それを実際に実行に移すときには、宇宙船どうしが通信できるようにしたらいいのではないか、と。 「宇宙船にもインターネットを搭載するべきだというのは明白ではないか」とSchmidt氏は約100人のNASA関係者、外注
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