2014年の御嶽山噴火災害を受け、県が木曽郡王滝村田の原の登山口に、同郡木曽町が同町三岳の道の駅にそれぞれ造るビジターセンターの説明会が24日、木曽町三岳交流促進センターであった。町内外の34人が設計業者の計画を聞き、意見を述べた。 センターはともに22年度開所予定。業者は田の原の施設について「御嶽山へのゲート」に位置付けると説明。三岳の施設は「訪れやすい開放的な雰囲気を演出する」とした。県や町は、直営ではなく指定管理者制度などでの運営を検討するとした。 施設には御嶽山火山マイスターの詰め所が入る構想もある。参加者からは「資料を収納する倉庫が狭いのではないか」などの指摘があった。