陸上競技を初めて観戦する人は、「いろいろなところで競技をしていて、競技場のどこを見ればよいかわからない」と言う人が結構いる。自分が競技者だった頃はそんなことを考えたこともなかったが、観戦者となった現在は、フィールド競技等は特に、一番おいしい所を見逃すことがあるので、その気持ちはよくわかる。 実際に、昨日観戦した織田記念陸上で起こった「ハードル並べ間違い」による再レースも、「決勝なのになんで2組あるんだろう?」と予選を見逃した私には、全く意味がわからなかった。私はその後に関係者に聞いてわかったが、競技場内の観客に説明はなかった。そもそも陸上競技大会は”選手のための競技会”であり、”観客のための競技会”という認識はうすい。観客は、純粋にアスリート達の卓越したスピード、パワー、そして勝負をみたいわけだから、ジャニーズが歌を熱唱する必要はない。しかし、もっと「魅せ方」を工夫してはどうだろう?昨年の