札幌市の上田文雄市長がこのほど行った記者会見で、路面電車(札幌市電)のループ化について言及し、西4丁目停留場とすすきの停留場を結んで狸小路近辺に新しい停留場を設ける意向を明らかにした。市電に導入される新型低床車両のデザインも発表されている。 会見によれば、路面電車のループ化は2014(平成26)年度の実現をめざし、検討されてきたという。西4丁目停留場とすすきの停留場を結ぶ区間では、札幌駅前通に「サイドリザベーション」と呼ばれる方式を導入。電車は車道の中央ではなく、歩道側を走ることに。途中、札幌を代表する商店街のひとつ・狸小路付近に、新たに停留場も設置する意向だという。 会見で上田市長は、「(西4丁目停留場とすすきの停留場が)切れていることにより、行きたい所に遠回りしなければならないことから、利用を抑制されることがあったと思います。電車の使い勝手をよくすることによって、街を歩く、あるいは回遊
18日午前8時50分頃、札幌市営地下鉄東西線「新さっぽろ駅」(同市厚別区厚別中央)で、扉を開けて停車していた回送電車(7両編成)が乗客80人を乗せたまま出発した。 男性運転士(47)は、車内アナウンスで「申し訳ありません。(車両基地に向かう専用線の)入庫線に来てしまいました」と説明、隣の「ひばりが丘駅」(同区厚別南)の回送電車専用ホームで乗客を降ろし、同市交通局の職員が東西線の同駅ホームへと乗客を誘導した。 同局によると、新さっぽろ駅では回送電車とアナウンスがあり、掲示板には電車の行き先を「回送」と明示していた。ところが、運転士は車両基地に向かう専用ホームへの分岐点に近づくまで、回送電車と気付かなかったという。同局によると、男性運転士は「営業電車と思いこんでいた」と説明しているという。
「雪ミク」(雪まつり応援キャラクター仕様の初音ミク)にちなんだ同電車は、今年の2月14日から3月26日までの期間も運転されており、このときは札幌市電の3300形電車(3302号)にハーフラッピングが施されていた。詳細については本誌既報の通り。 今回の運行は、「もいわ山ロープウェイ」のリニューアルオープン(12月23日)にともなうイベントの一環で行われるもので、藻岩山を応援する「雪ミク」をフルラッピングで表現。前回と同様、内装や車内放送も通常車両と異なる特別バージョンになる。藻岩山のマスコットキャラクター「もーりす」も登場予定だ。運行開始前日の12月18日には、札幌市交通局電車事業所にて、「雪ミク電車」の内覧会も実施するとのこと(来場者数次第で公開時間を制限する可能性あり)。 フルラッピング「雪ミク電車」は来年3月30日まで、おおむね朝7時から18時までの時間帯で運転。天候の影響で運休または
札幌市内でヒグマの出没が相次いでいます。山林に面した同市内では、これまでもヒグマが目撃されることは珍しくありませんでしたが、今回は中心部にほど近い住宅街での目撃が多発したため、大きなニュースとなりました。10月10日現在での出没状況を簡単に整理してみました。 ※ヒグマ出没に関して、市民ができる対策※ 札幌市の「ヒグマ対策」のページおよび周辺で得られた情報から、現在の市内の出没状況に対してできる対策を抜粋します。 薄暗いときなどには山へ近づかない ヒグマの主な活動時間は、夕暮れから夜間、早朝までの間です。現在出没が確認されている中央区・西区および南区にお住まいの方は、薄暗い時間の外出には充分注意なさってください。 早朝・夕方の散歩、特に犬を連れた散歩は控えましょう 同様の理由で、早朝の散歩等でヒグマに遭遇する危険があります。特にイヌを連れた散歩ですと、イヌが吠えてクマを刺激する危険性が考えら
札幌市、地下鉄で貨物輸送実験 エコと渋滞解消 (06/17 18:08) 札幌市は17日、トラックに代えて地下鉄で貨物を運ぶ社会実験を8月下旬に実施すると発表した。温室効果ガスの排出削減や渋滞解消が狙いで、全国初の試みという。 札幌市によると、専門家や物流業者らがつくる「都市型新物流システム研究会」と共同で実施。 市東部のヤマト運輸の輸送拠点から市中心部の集配センターの約10キロを結ぶ3便のトラック輸送のうち、1便を市営地下鉄新さっぽろ―大通の輸送に切り替える。 一度に運ぶ荷物は台車(長さ90センチ、幅60センチ、高さ90センチ)の1〜4台分程度で、地下鉄の一般車両に台車のまま持ち込む。2週間ほど行い、効果を見て冬の実施を検討する。
■都心活性化めざす 札幌市は、市街地の南西部で運行している市営の路面電車を延伸する方針を固めた。今後、延伸先や採算性について具体的に検討していく。路線の赤字体質を改善し、将来は市街地への自動車の乗り入れを抑制して環境対策に役立てながら、中心市街地の活性化も目指すとしている。 同市は冬季五輪開催を間近にひかえた1971年に地下鉄を開業。同時に、最盛期には25キロあった路面電車の廃止を進め、74年以降は西四丁目―すすきの間1路線(8・5キロ)だけの運行となっている。富山市が2006年に次世代型路面電車システム(LRT)を導入するなど、地方都市では全国で路面電車見直しの機運が高まっている。 同市市民まちづくり局によると、延伸先の候補は(1)札幌駅など都心地区(2)苗穂駅周辺など北東方向(3)市立札幌病院などのある北西方向(4)山鼻南地区など南方向の四つ。各方向とも事業費は40億〜50億円と
札幌市営地下鉄で30日、ICカード式乗車券「サピカ(SAPICA)」のサービスが始まった。カードを改札機にかざすだけで通過でき、財布や定期入れから取り出す必要がなく、また独自のサービスとして料金の10%が還元されるポイント制も導入した。ただ昨年導入されたJR北海道の「キタカ」との相互利用はできないほか、バスや市電でも使えず、不便さを指摘する声もある。 ◇ ■10%還元/JRと互換性なく 札幌市中央区の大通駅では朝から乗客が券売機でサピカを買い求めた。札幌市交通局ではサービス開始にあたりカードを18万枚用意。改札付近には案内ブースを設け、サービス内容の紹介や慣れていない乗客に使い方などをアドバイスした。同局によると、初日は機械の故障なども含め大きなトラブルはなかったという。 サピカは市営地下鉄の全線で利用でき、1枚2千円(預かり金の500円含む)。券売機から最大で2万円まで入
札幌ICカード協議会は、IC乗車券サービス「SAPICA」を1月30日に開始した。 SAPICAは、札幌ICカード協議会が事業主体となり、札幌総合情報センターが発行するICカード乗車券。札幌ICカード協議会は札幌市、ジェイ・アール北海道バス、じょうてつ、北海道中央バスで構成されている。 サービス開始当初は、札幌市交通局の運営する地下鉄「東西線」「南北線」「東豊線」でのみ利用可能。カードは無記名SAPICA、記名SAPICA、SAPICA定期券の3種類で、いずれもデポジット500円を購入時に支払う。発売額は無記名SAPICAと記名SAPICAがデポジット含み2000円、SAPICA定期券はデポジットと定期料金。 チャージは1000円から利用でき、最高2万円までチャージ可能。券売機や精算機などでチャージできる。また、クレジットカードを利用することでオートチャージにも対応する。 利用金額の10%
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