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この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「The New Google Analytics Home: Know Your Data」を元に構成しております。

Google では、誰もが簡単に必要なインサイトを入手できるようにすることを目標に、Google アナリティクスを継続的に改善しています。昨年は、外出先でさらに簡単にインサイトを把握できるよう Google アナリティクス モバイルアプリのデザインを全面的に刷新しました(このアプリはすでに 100 万ダウンロードを突破しています)。その後も、このモバイルアプリに自動インサイト機能を導入したほか、最近ではウェブ管理画面の合理化も実施しました。

本日は新しい機能をご紹介しましょう。この機能は、お客様がターゲット ユーザーを掘り下げて分析し、データに基づく的確な意思決定を下せるよう開発されました。


新しい [ホーム] ページ


アカウントにログインすると、ランディング ページが新しくなったことに気づかれるでしょう。



Google アナリティクスの新しい [ホーム] ページには、お客様のビジネスのオンラインでの存在感を示す主要な指標の概要が表示されるようになりました。このページの特長は次のとおりです。

  • Google アナリティクスの厳選されたレポート(リアルタイム データレポートなど)の中から一部の情報が抽出され、シンプルで使いやすいオプションとともに表示されます。
  • どの情報にも、データ分析に役立つ質問が先行して表示されます。たとえば「ユーザーが訪れる時間帯はいつですか?」や「ユーザーの参照元はどこですか?」といった質問が表示されます。
  • 情報を掘り下げて分析する場合は、詳細を確認するデータポイントにカーソルを合わせるか、各カードに表示されたリンクから関連するレポートに移動して詳細を確認します。
  • [ホーム] ページは、お客様ご自身の設定に基づいて構成されます。たとえば [目標] や [e コマース] を設定されている場合、[ホーム] ページの内容はそれを反映したものに変わります。


これは Google アナリティクスに追加された新しいページです。既存のレポートに変更はありません。これまでデフォルトのランディング ページだった [ユーザー サマリー] レポートも、引き続きご利用いただけます。それには、左側のナビゲーションで [ユーザー]、[概要] の順にクリックしてください。


発見 - Discover

また、Google アナリティクスの最新機能のご案内や、活用を強化するための有益な情報を、「発見」というメニューでご確認いただけるようになりました。


ページ名が示すように、このページには Google アナリティクス アカウントを使った作業に役立つサービスや機能が表示されます。たとえば Google オプティマイズなどのサービスや、Google アナリティクス モバイルアプリなどのツール、カスタム アラートなどの便利な機能に加え、アナリティクス アカデミーの有益な教材なども表示される場合があります。

このページは、左側のナビゲーションの下部にある [管理] リンクの上に「発見」というメニューへリンクされているのでぜひご覧ください。

この 2 つの新しいページは、今後数週間ですべてのユーザーの管理画面に導入されます。この新しいページを使って、Google アナリティクスをさらに便利にご活用いただければ幸いです。


投稿者: Ajay Nainani(@ajayn23)- Google アナリティクス担当プロダクト マネージャー

この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Introducing Marketing Mix Model Partners: Helping brands better understand the impact of their marketing」を元に構成しております。

元の記事は Google Agency ブログに投稿されました。

最高マーケティング責任者やマーケティング担当幹部はマーケティング ミックス モデルを使用し、マーケティングに投じた予算がどの程度売り上げに貢献しているか、各ブランド、チャネル、地域に予算をどのように配分すればよいかを検討しています。デジタル広告やモバイル広告への投資が増えるなか、マーケティング担当者が求めているのは、これらのチャネルの効果を正確に測定できるモデルです。

先日、マーケティング ミックス モデルを提供している企業様に、Google のメディアデータをこれまで以上に活用していただくためのプログラムが米国で発表されました。この Marketing Mix Model Partners プログラムは、デジタル投資収益率の正確な測定、および収益に貢献しているデジタル広告の正確な把握を通じて、広告主様の前年比収益を改善することを目的としています。

Marketing Mix Model Partners プログラムは、パートナー様に次のサービスを提供いたします。
  • データへのアクセス : 動画、ディスプレイ、検索など、関連するすべての Google メディアの正確で詳細なキャンペーン データを標準フォーマットでご利用いただけます。さらに、検索や YouTube など、複数の Google サービスのデータに 1 か所から容易にアクセスできます。
  • 専門知識 : Google の広告サービスとその運用方法をより深く理解し、パートナー様のマーケティング ミックス モデルでデジタルデータをご活用いただけるよう、専任の Google 担当者がサポートいたします。専用トレーニングと関連資料もご利用いただけます。
  • 今後の戦略 : 測定結果を踏まえ、収益に貢献しているデジタル広告と前年比収益を改善する方法について、Google のアカウント担当者および技術担当者がアドバイスいたします。

現在のパートナー


すでに Marketing Management Analytics、Neustar MarketShare、Nielsen の 3 社がこのプログラムに参加しています。

Marketing Mix Model Partners プログラムについて、現在のパートナーの声をご紹介します。

「デジタルデータを収集し非常に詳細に分析できることは、マーケティング担当者にとっても、広告パートナーにとっても大きなメリットです。広告の成果を正確に測定、予測したうで、最も効果的かつ収益が上がる方法で各デジタル チャネルを最適化し、ビジネス目標を達成することができます。Google がこの先進的な取り組みを通じて、当社や業界内のデータ分析会社と提携し、客観性と透明性の向上に注力してくれていることをうれしく思います。」
— Marketing Management Analytics 社、最高経営責任者 Patrick Cummings 氏

「担当者がマーケティングの効果を正確に把握できるようにするには、測定ソリューションが常に稼働可能で接続された状態であるとともに、計量経済学的な外的要因を考慮し、多数のチャネルを取り入れたものである必要があります。喜ばしいことに、当社は、このプログラムの最初のパートナーとして認定されました。ビジネス収益に対するマーケティング投資の貢献度を明らかにし、多くのブランドを支援してきた当社の取り組みが評価された結果だと自負しております。このパートナーシップを通じ、より正確で詳細なデータを当社の高度なアナリティクス モデルに取り入れることで、マーケティング投資の効果を具体的に提示し、今後の収益改善へ向けた予算の最適化方法をアドバイスすることができます。」
— Neustar 社、マーケティング ソリューションズ、プロダクト マーケティング担当副社長 Julie Fleischer 氏

「マーケティング環境は急速に進化しています。品質の高い分析データを提供するには、信頼性に優れたデータをマーケティング ミックス モデルに取り入れなくてはなりません。Google と提携したことで、これからは、より正確で広範なデータを使用し、より有益なアドバイスをすることができます。当社のお客様である広告主様は、現時点で何が成果につながっているかを詳細に把握すると同時に、さまざまな情報に基づいて今後の戦略を決定できます。」
‒ Nielsen 社、グローバル アナリティクス担当副社長 Jason Tate 氏


信頼性に優れ、透明性の高い独立した第三者指標を提供するという Google の取り組みの一環として、今後数か月にわたり、このプログラムの新しいパートナーを募集してまいります。マーケティング ミックス モデル サービス事業者を対象とするこのパートナー プログラムに関心がおありでしたら、ぜひこちら(英語のみ)からお申し込みいただき、詳細をご確認ください。


投稿者: マーケティング ミックス モデル、プロダクト マネージャー Mallory Fetters

この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Why Your Testing and Optimization Team Needs a Data Storyteller」を元に構成しております。

ウェブサイトでテストを行っても、その結果が誰にも伝わらなければ、テストはしなかったも同然です。

組織の中で成長と最適化の文化を育むには、組織のメンバーに「その重要性を知らせる」ことが大きな課題です。そこで大きな役割を果たすのが、テスト結果を組織に伝える「データ ストーリーテラー」です。

実際に、オンライン テストの実施経験があるマーケティング リーダーを対象としたアンケートによれば、最適化とテストを主導する責任者にとって不可欠なスキルのトップ 3 に「コミュニケーションとデータ ストーリーテリング」のスキルが挙げられました*1。他の 2 つはリーダーシップと、(当然ながら)分析スキルでした。


データ ストーリーテラーは、データ アナリスト、社内マーケター、テスト現場の代表者という複数の役割を担います。彼らは膨大な数字の山、小さな成功や失敗、日々の判断の積み重ねで構成される莫大な量のテストデータから 1 つのストーリーを見出して、チームや組織全体、そして経営幹部に、有益な情報を知らせる役割を担っているのです。

ストーリーテリングとは、成功事例を広めるだけでなく、いまひとつ成果が出なかった失敗事例も共有することを指します。成功事例を披露するだけでなく、成長の文化を育み、テストに対する前向きな姿勢を養い、テストを実践する大きな意義を理解してもらうことが重要です。


「当社のテストの成功率は 10% 程度にすぎません」と語るのは、Nest でビジネス成長部門を率いる Jesse Nichols 氏です。「テストでは必ず何かを学ぶことができますが、テスト結果として有意義な改善が見られるのは 10 件中 1 件程度にとどまります。」つまり、データ ストーリーテラーの仕事の大半は、テストへの前向きな組織文化を維持し、テストを実践する意義を示すことなのです。


テストと最適化の詳しいヒントについては、オンデマンド ウェブセミナー
(テストで成功をつかむ ‐ 失敗も糧になる)をご覧ください。


職場でデータ ストーリーテラーの役割を担当している方は、次の 3 つのポイントを参考にしてください。

  • 長期的な視野に立つ。テストに対する前向きな文化は、一朝一夕には育ちません。最初は時間がかかりますが、ある程度まで意識が高まると、その後はスムーズに文化が広まります。文化の育成には長い時間がかかるため、短いレポートを数多く公開して基盤を固めましょう。プレゼンの機会が得られるまで待つ必要はありません。組織内で日常的に共有される週報などの資料やグループ フォーラムで、テストの促進につながるメッセージをこまめに発信しましょう。メッセージを頻繁に発信しても害になることはありません。
  • 具体的な事例を使う。一般的な事柄を 10 個示すより、具体的な事例を 1 つ示した方が効果的です。全体の中での部分を意識して、テスト文化の育成という大きな目標の達成に役立つ具体的な事例を見つけて伝えるようにしましょう。
  • 収益性を意識する。結局のところ、重要なのは収益性です。行動を促すフレーズを変えてクリック率が 0.03% 伸びれば、マーケターにとっては喜ばしいことです。しかし、経営幹部が重視するのは収益性が伸びたかどうかなのです。そのため、組織に発信するストーリーを作る際には、「テストと最適化が収益性に与える影響を説明できているか」を自問することが大切です。経営幹部の視点に立ってみて明確な説明になっていなければ、ストーリーの書き直しを検討しましょう。

なお、テストの成果は常に小規模とは限りません。前述の Nichols 氏は次のように語っています。「成果を確信していた取り組みでも、蓋を開けてみるとまったく成果が出ないことがあります。一方、駄目元で実施したテストが 50 万ドルもの増収につながることもあります。」これぞ、誰もが望むストーリーです。

テストと最適化の具体的な手法については、
(成長の文化を育む方法)をダウンロードしてご覧ください。


*1出典: Google サーベイ、アメリカ、「Marketing Growth and Optimization」、調査対象者: A/B テストやオンライン テストの実施経験があるマーケティング責任者 251 名、2016 年 10 月。


投稿者: Casey Carey ‐ プラットフォームおよびパブリッシャー マーケティング担当ディレクター

この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Two New Analytics Academy Courses and Year-Round Certification」を元に構成しております。

アナリティクス アカデミーは、分析に関する知識を深め、データを実践に活かす手法が学べる無料のオンライン学習コースで、開設から 3 年、多くの方々にご利用いただいております。開設当初の 2013 年に提供していたのは、デジタル アナリティクスの基礎に特化した 1 コースのみでしたが、今や Google タグマネージャや e コマースなど、コースの種類も大幅に増えています。



そしてこのたび、Google アナリティクス初級編 Google アナリティクス上級編の 2 つの新コースも追加されることになりました。

Google アナリティクス初級編では、Justin Cutroni Krista Seiden のガイドに沿って、アカウントの作成、コードの実装、フィルタの設定手順など、Google アナリティクスの基礎を学習していただけます。管理画面の使い方、レポートを使った分析、目標の設定、キャンペーンのトラッキング、ダッシュボードの作成についても、具体的な方法をご説明します。
Google アナリティクス上級編では、高度な手法を使ってデータを収集、処理する方法を詳しくご説明します。カスタム ディメンション、カスタム指標イベント トラッキングなどを使ってデータを収集する方法や、セグメント、チャネル レポート、ユーザー レポート、カスタム レポート、マーケティング戦略(リマーケティングなど)といった高度なテクニックを使う方法についてもご説明します。

どちらのコースにもインタラクティブなデモと演習が用意されており、Google アナリティクス デモアカウントを使って、学んだことを実践的に試すことができます。

この 2 つの新コースに加え、次の新機能もアナリティクス アカデミーに追加されました。

  • 認定資格がいつでも取得可能に: ご自身のペースで学習を進め、修了した時点でいつでも認定資格が取れるようになりました。認定資格受付時間の制約がなくなりました。

  • ユーザー プロフィール: ご自身のユーザー プロフィールから、受講の進み具合や取得した認定資格を確認できるようになりました。

  • 続きから受講を再開: 各コースをどこまで受講したか確認し、続きから受講を再開できるようになりました。


ぜひ Google アナリティクスの初級編上級編にお申し込みのうえ、分析に関する知識を深めましょう



Happy Analyzing.

投稿者: Katie Richardson ‐ Google アナリティクス担当プログラム マネージャー