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2009 年 3 月 23 日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス


3 月 10 日 に ㈱ インプレスジャパン主催の「第 2 回 実践Google Analytics 実力アップセミナー」にスピーカーとして参加させていただきました。セミナーは 3 部構成で、まずアユダンテ ㈱ の大内 範行氏から、ご自身のコンサルティングの経験に基づくサイトタイプ別の分析手法の紹介。次に私から Analytics ユーザーの皆様からいただいたお問い合わせを切り口にした、レポートの使用方法や指標の定義などの解説。最後のセッションでは、㈱ 地球の歩き方 T & E の嶋田 美保氏を交えて、ビジネスにおけるアクセス解析データの活用などをテーマにしたパネルディスカッションを行いました。

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セミナーの各セッションの概要は下記の通りです。

*第 1 部 - 60 分
「Google Analytics 基礎から最新機能を使った実践まで」
アユダンテ株式会社 大内 範行氏

アクセス解析の主要な指標の基準値についての考え方、Analytics ならでは機能を使用したユーザー行動のサイトタイプ別分析手法、アドバンスセグメントの活用法についての解説。


*第 2 部 -- 60 分
「Google Analyticsの日頃の疑問に答える ~ サポートFAQから」
グーグル株式会社  小杉 国太郎

サポートセンターに寄せられる問い合わせをベースに、直帰、離脱、閲覧時間、などの主要な指標の定義や、データ収集の仕組み、レポートの正しい使用方法、コンバージョン トラッキングのトラブルシュートの考え方などの解説。


*第 3 部 -- 60 分
「パネルディスカッション」
株式会社 地球の歩き方T & E  嶋田 美保氏
アユダンテ株式会社 大内 範行氏
グーグル株式会社 小杉 国太郎

「地球の歩き方」ウェブサイトの運営責任者である嶋田氏をパネラーに迎えて、ウェブ ビジネスにおけるアクセス解析の活用をテーマにしたパネルディスカッション。


この度のセミナーでは 90 名の皆様に、ご参加いただき誠にありがとうございました。次回の開催をどうぞご期待ください。

2009年 3 月 18 日
Posted by 中島弘樹 プロダクト スペシャリスト

先日より、アドバンス セグメントのデフォルトのセグメントに [iPhone からのセッション] という項目が加わっていることにお気付きでしょうか。アドバンス セグメントは Google Analytics の強力な機能の 1 つで、これを活用することによって、 Google Analytics のデータを自在に切り分けて見ることができます。新しい [iPhone からのセッション] セグメントを使うことにより、iPhone で訪れたユーザーだけを簡単に抽出することが可能です。

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iPhone セグメントを使うのは難しくありません。今見ているレポートの右上にある [アドバンス セグメント] のドロップダウンメニューをクリックして開き、デフォルトのセグメントの中から [iPhone からのセッション] にチェックを入れてください。iPhone からのサイト訪問者の比率が小さい場合には、[全セッション] のチェックは外した方が iPhone ユーザの動向が見やすいかもしれません。










iPhone セグメントでは、他のアドバンス セグメントと同様に、すべての Google Analytics のレポートを見ることができます。AdWords のパフォーマンスも調べられます。AdWords をご利用になっている場合、iPhone を対象としたデバイス プラットフォーム ターゲットを用いたキャンペーンの分析をより詳細に行うことが可能です。ただし、iPhone だけでなく Android のような他のハイエンド携帯デバイスを含めたセグメントを見たい場合には、そのためのカスタム セグメントを作る必要があります。
















iPhone と Android を対象としたセグメントを作成するには、アドバンス セグメントのドロップダウンメニューで [アドバンス セグメントの新規作成] をクリックして、2 つの条件を含むカスタム セグメントを作ります。ディメンジョンからシステムの下にある OS を点線の枠にドラッグし、値フィールドに iPhone と入力します。次に [「or」ステートメントの追加] をクリックし、同様に Android を追加します。最後に「iPhone & Android」のようなセグメント名を付けて、[セグメントの作成] ボタンをクリックすると、カスタム セグメントとして保存されます。

こうして得られた情報を元に、今までなかった視点であなたのサイトを分析してみましょう。iPhone での訪問が多いのに直帰率が高いような場合には、iPhone ユーザーのブラウズに適したテンプレートを用意する必要があるかも知れません。Google Analytics の強力なレポート機能を活用して、一歩踏み込んだ分析をしてみましょう。

2009年 3月6日
Posted by 江 建 クライアントサービス

最近、新しいプロファイルを作ったり、トラッキングコードに関するヘルプコンテンツを読まれたりしたユーザーの皆様の中に、コードスニペットの変更があったことにお気づきの方がいらっしゃるかもしれません。

新しいコードスニペットを追加すると、後述するような機能が実装されますが、わざわざ既存のページのトラッキングコードを張り替えて頂く必要はございません。

下記が新しいコードスニペットで、太字箇所が新しく追加されたコード部分です。

<script type="text/javascript">
var gaJsHost = (("https:" == document.location.protocol) ? "https://ssl." : "http://www.");
document.write(unescape("%3Cscript src='" + gaJsHost + "google-analytics.com/ga.js' type='text/javascript'%3E%3C/script%3E"));
</script>

<script type="text/javascript">
try {
var pageTracker = _gat._getTracker("UA-50020-1");
pageTracker._trackPageview();
} catch(err) {}
</script>

これらコードは、あなたのサイトを訪問したユーザーに適合しないというJavaScriptメッセージを表示させないための変更であり、具体的にはコードスニペットにtry-catch構文を追加したことになります。

このJavaScriptメッセージは通常、アラートボックス形式で表示されますが、ブラウザでJavaScriptメッセージを有効に設定しているユーザー環境でしか表示されません。意図せずに有効に設定しているユーザーがなかにはいますが、ご存知のとおり、ほとんどのブラウザの初期設定は無効に設定されていますので、この新しいコードスニペットに張り替える必要はございません。

なお、ユーザーの皆様からよくある質問で、
・古いトラッキングコード(urchin.js)から新しいトラッキングコード(ga.js)に張り替える必要はありますか?
・古いトラッキングコード(urchin.js)を貼り付けているページと新しいトラッキングコード(ga.js)を貼り付けているページが、解析対象である同一サイト内に混在してもよいですか?
という2つのお問い合わせがございます。

現時点では新しいトラッキングコードを導入していないと利用できないレポートや機能はございませんので、必ずしも新しいものに切り替えていただく必要はありませんが、サイト更新などのタイミングで、部分的に新しいトラッキングコードを導入して頂くことも可能です(ただし、同一ページに二種類のトラッキングコードの添付は不可)。


以上が、トラッキングコードについてよくあるご質問への回答となります。今後新しいバージョンのトラッキングコードでしか対応していない新機能が出たときには、こちらのブログ等でもご紹介をしていく予定ですので、引き続き当ブログをご確認いただければ幸いです。