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Google アナリティクス チーム

Google タグマネージャの機能拡張が進み、先日 10 月に開催された Google アナリティクス サミットでは、自動イベントトラッキングの機能はじめ強力な機能がリリースされています。
今度、最新のユニバーサル アナリティクスへの移行を本格的に検討する際、Google タグマネージャでの導入がお勧めです。

Google タグマネージャは、無料のタグ管理ツールで、IT スタッフをわずらわせることなく、ウェブサイトのタグの更新をいつでも手軽に行うよう設計されています。
でも、複雑で多くのタグがサイトにある場合、最初の導入などで、サポートが必要な場合もあるでしょう。そのようなお客様は、Google タグマネージャ関連のサポート業務に適した Google アナリティクス認定パートナーにご相談ください。

この度、Google タグマネージャに、日本で新しいパートナーが認定されました。
今回、認定されたパートナーは 株式会社ミツエーリンクスです。

株式会社ミツエーリンクス

Google タグマネージャの認定パートナーは、アユダンテ株式会社、NRIネットコム株式会社、株式会社イー・エージェンシー、株式会社電通イーマーケティングワン、トランスコスモス株式会社、株式会社アイ・エム・ジェイを含めて、7 社になりました。いずれも Google アナリティクス プレミアムのリセラーでもあります。

以上

Google アナリティクス チーム
この記事は、英語ブログ記事をもとに構成しています。原文はこちら→



昨年、ユニバーサル アナリティクスをリリースしました。

ユニバーサル アナリティクスは、プラットフォームを越えて、またデバイスをつなげて計測を行う新しい技術です。先日の Google アナリティクス サミットで発表させていただいたように、過去のデータを失うことなく、既存のプロパティを新しいユニバーサル アナリティクスのインフラにアップグレードする方法を提供します。

今回、"Universal Analytics Upgrade Center" をご用意しました。移行にあたって、2 段階の簡単なステップでユニバーサル アナリティクス対応の Google アナリティクスに移行できます。

2 段階のアップグレードを完了したあとは、過去のデータも引き続きアクセスできますし、ユニバーサル アナリティクスの新しい機能、カスタムディメンションとカスタム指標、シンプルなトラッキングコード、クロスドメインを簡単に設定できる機能をご利用いただけます。

アップグレードをはじめるには

クラシックな Google アナリティクスのプロパティをユニバーサル アナリティクスに移行するのは以下の 2 段階です。

  • ステップ 1:プロパティをユニバーサル アナリティクスへ

今後少しづつ、すべてのアカウントの「アナリティクス設定」の画面上プロパティのセクションに、移行のためのツールをリリースしていきます。今後数週間で、あなたのプロパティでも見えるようになる予定です。


  • ステップ 2 : ユニバーサル アナリティクスのタグに張り替える

ステップ 1 を完了した後、トラッキングコードを変更できます。ウェブサイト上の analytics.js 用の JavaScript ライブラリ、モバイルアプリの Android または iOS の SDK v2.x 以上を利用します。

ユニバーサル アナリティクスへの自動移行の実施

ゴールは、すべてのプロパティをユニバーサル アナリティクスに切り替えることです。今後、Googleアナリティクスの改定や新しい機能は、すべてユニバーサル アナリティクスのインフラ上で構築していく予定です。そのため、今後数ヶ月後には、クラシックのアナリティクスのプロパティを、自動的に移行する段階に入る予定です。


アップグレードのための提供情報

皆さんが持つ共通の疑問に答えるため、今回のアップグレードについてのガイドとして、Universal Analytics Upgrade Center をご用意しました。このガイドは、アップグレードプロセスの概要開発者用の技術リファレンスプロジェクトの実施フェーズのスケジュールについて記載しています。また、FAQもご用意しています。

移行にあたっていくつか注意点がございます。たとえば、ユニバーサル アナリティクは、まだ現段階ではリマーケティング用の dc.js には対応していません。dc.js をご利用の場合には、その機能が対応するまでお待ちいただく必要があります。これらの情報をよくお読みになり、アップグレードを進めていただければと思います。

さらに知りたい情報があれば、Googleグループの Universal Analytics Google Group をご活用ください。質問をしたり、回答を検索することができます。

今回、ユニバーサル アナリティクスへ、アップグレードするプロセスをご提供しますので、ぜひ、この機会にこれらのガイドをご活用ください。また、上記の Universal Analytics Upgrade の Google グループに、皆さまのご意見やフィードバックをお寄せください。皆さんの声を大切にしていきたいと思います。

以上

Google アナリティクス チーム

この記事は、英語ブログ記事をもとに構成しています。原文はこちら→


毎年この時期、認定パートナーとプレミアムのお客様が、年に 1 度のサミットに参加するためマウンテンビューに集まります。アナリティクスのチームと業界のリーダーたちがアナリティクスの未来を見つめ、ユーザーとパートナーが知り合い、考えを共有する機会になります。
2013 年 サミットのテーマは「アクセス (Access) エンパワー (Empower) アクト (Act)」です。具体的には、以下の 3 点で皆さんをサポートしていきたいと考えています。

  • アクセス: より適切な人々が適切なデータにアクセスできるように
  • エンパワー: 分析と意思決定のためのツールと技術を提供する
  • アクト: 解析結果を活用しデータをもとに取り組める


より具体的にアナリティクスがどう役立つのか、今朝行われたエンジニアリング担当副社長 Paul Muret と 製品マネージャ統括部長の Babak Pahiavan のライブストリーム中継をご覧になった方もいるでしょう。 ご覧になれなかった方のために、最新の情報を共有します。以下にサミットで話された要点をまとめました。



オープニング キーノートのスピーチ Paul Muret, Google Analytics Engineering Director
[ Act ]


ユニファイド セグメント - セグメンテーションを改善しもっと早くもっとスマートに


最近、アナリティクスのユーザーがより使いやすくなるように、セグメントの機能を刷新しました。ユーザーレベルセグメント、コホートセグメント、シーケンス セグメント、セグメント テンプレートなどを含む最新の機能です。サミットで、以前お知らせしたこの機能が、年内に 100% すべてのユーザーにリリースされることを発表しました。


ABCs (Acquisition = 集客, Behaviors = 行動 と Conversions = コンバージョン ) - トラフィックをもっとと直感的に

Google アナリティクスのトラフィック レポートは、この製品の中でもっともユーザーがアクセスする場所です。そのため私たちは、この場所をもっと直感的で柔軟なものに進化させることができないか、ずっと考え続けてきました。これらのレポートは皆さんにとって重要です。「集客」のレポート画面を皆さんにお見せできるのをうれしく思っています。ここでは、集客 - 行動 - コンバージョン のサイクルのパターンを見せています。これは、左ナビのトラフィック レポートを置き換えるものになる予定です。


オーディエンスレポート - ユーザーについてのより深い分析

オンラインのマーケッターにとって、ウェブサイトを訪問し、製品を購入する人々の情報が足りない状況は、もっとも大きなチャレンジです。リアルな店舗であれば、お客様が何歳ぐらいで、男性か女性か、何に興味を持ったかといった情報を知ることができますが、オンラインの店舗やマーケッターにはわかリません。オーディエンス レポートは、Google アナリティクスのディメンションで、年齢、性別、関心のあるエリアといった情報を提供し、この問題を解決します。
サイト訪問者がどんな人で、価値のあるユーザーがどんな人かがわかるので、Google ディスプレイ ネットワークの見込み顧客に、より効果的にリーチできるようになります。デモグラフィックや興味エリアを考慮することで、ターゲットや入札を最適化し、クリエイティブを改善し、キャンペーン効果を高めることができるでしょう。



アプリ解析 Google Play との統合:アプリの活用全体の見える化

以前、アプリ解析用 SDK を、アプリ開発者やマーケッターの視点にたって、根本から刷新するというお知らせを行いました(関連記事)。そのリリース時から、アプリ用 SDK は、何 10 万という開発者やマーケッターが、有効なアンドロイドや iOS のアプリを開発するため、そして、集客、行動、コンバージョンのすべてのステージを計測するために、活用されてきました。
Google I/O で発表した Google アナリティクスと Google Play の統合を、本日すべてのユーザーにリリースします。この発表は、アプリ開発者とマーケッターにとって、とりわけエキサイティングなものでしょう。なぜなら、Google Play のユーザー獲得状況の全体を簡単に確認できる、最初で唯一の方法だからです。


[ Empower ]

アナリティクス アカデミーと製品と一体となったヘルプ - あなたの解析スキルを研ぎ澄ます


デジタル アナリティクスの世界の変化は早く、アナリストやマーケッターの皆さんが最新の状態でいられるよう支援していきます。今回、2 つの教育面でのイニシアチブを発表しました。アナリティクス アカデミーは、MOOC (Massive Open Online Course) とも言われるオンラインの学習プラットフォームです。私たちは、アナリティクスのインストラクターが、関連のトピックを教える場を提供します。あなたも最初のコース「アナリティクスの基礎」にサインアップできます。そして、もう一つ、Google アナリティクスの製品と一体となったヘルプを追加します。メニューバーの「エデュケーション」をクリックすると、新しいエデュケーションのウインドウにアクセスします。


Google タグマネージャ:自動イベントトラッキング - カスタムコードは不要

イベント トラッキングの設定と計測は、タグマネージャを使う人にとっても、使わない人にとっても、これまでめんどうなものの一つでした。これまでは、クリックやフォームのサブミットをレポートするため、カスタムな JavaScript をページに加えなければなりませんでした。
10 月 1 日に、自動イベント トラッキングをリリースしました。この新機能によって、Google タグマネージャのカスタムコードの追加なしに、イベント計測を設定できるようになりました。キャンペーン効果をイベントで計測する場合も、より早く何度も繰り返し実装できるようになるでしょう。
[ Access ]

SDX ( Session Data Export )  - 非サンプリングデータをより深く複雑に解析


もうすぐリリース予定の Google アナリティクスと BigQuery の統合によって、プレミアムのお客様はアナリティクスのヒット /セッションのデータを BigQuery にエクスポートし、より深く複雑な方法で、非サンプル データにアクセスできるようになります。BigQuery は、兆単位の巨大なデータセットをインタラクティブに分析できるウェブサービスです。スケーラブルで簡単に使える BigQuery で、開発者とビジネスユーザーは、欲しい時にいつでも大量なデータにアクセスできます。さらに、そのデータを簡単にエクスポートできるようになります。

エンタープライズ API


大企業には独自のニーズがあります。多くのウェブサイトを運営し、アナリティクスの管理者やユーザーが多いのです。これまで Google アナリティクスの設定に時間がかかっていました。新しい Google アナリティクス エンタープライズ API を使えば、Google アナリティクス アカウントの構成や設定をプログラムで行えるため、時間が節約でき、その分データ分析に時間を使えます。


Google アナリティクス プレミアムの SLA の拡張 (タグマネージャ SLA )


すべてのサイトはデータ収集のためタグを貼る必要があります。Google タグマネージャを活用できることは、Google アナリティクスのお客様にとって重要です。第 4 四半期に、Google タグマネージャを、Google アナリティクス プレミアムのサービス規約 (SLA)に追加します。プレミアムのお客様にとって、Google の安定したインフラで実現するタグマネージメントの信頼性はとても重要です。また導入や安定稼働のためにサポートを得ることも重要でしょう。


2014 年に向け、大小あらゆる組織がデータ分析を意思決定の核にして取り組みをはじめている中、こうして Google アナリティクスを改善できることをうれしく思います。今後、数週間で、またリリースの際などに、より詳しい情報をお伝えしていく予定です。今後も引き続き Google アナリティクスの公式ブログをフォローしていただくようお願いします。英語になりますが、TwitterGoogle+でも随時お知らせしていきます。