はてなキーワード: 自学自習とは
この人は可哀想なことに「学校の言うことに従っておけば人生が幸せになれる」という
恐らくこの先20年ぐらい同じような失敗を繰り返してしまうのだと思う
副業で食っていけるようなITエンジニアを簡単に教育できるとは思えないし
そもそもなんだが、スクールや学校の言うことを全て丸暗記すれば大丈夫、というレベルの教育は小学生の早い段階で終わっていて
を知るためであって、塾で丸暗記を教わるために出しているのではない
興味を持って調べたことというのは誰かに教えて貰ったこととは違って記憶への定着や新しい着想に繋がるので
大学には興味・好奇心を持った人が更なる高等教育を受け、新しい発見をするために進学する
プログラミングやITに関する技術も同様で全てをスクールで教わるというのは非現実的で不可能だ
例えばよく使われるプログラミング言語だけでもC,C++,Java,JavaScript,TypeScript,Rust,Python,PHP,Ruby,Perl,ShellScript ぐらいはあって
これらの言語仕様を覚えるだけでも大変だしよく使われるライブラリなどが組み合わされるととても現実的ではない
なのであくまでもスクールや教育機関ではどれか1つの言語を選んでプログラミングの概念や思考法を教えているに過ぎないし
お金を貰えるレベルになるには少なくとも3年は自分でプログラムを書いていないと到達できない
興味がないものを3年も続けられるわけがないので、スクールや学校で「興味が無い」と思ったのならやめた方が良い
つまりスクールに通ってITエンジニアになるにはスクール外で興味を持って学習することが必要なのだが
残念ながらこの法則は小学校高学年から同様で、ちゃんと学校外で勉強してきたような人は大人になってからスクールに通ったりはしない
と新社会人として働き出した15年ほど前、N先輩から散々言われた。社会人は自学自習が基本で研修はほぼなく、OJTもほぼなく、教育テキストもなく、同僚とは疎遠な状態(新人なのに人が居ないからと子会社から親会社への出向させられ同期が居なかった)では限界が有ってかなり精神的に参っていた。そんな中で別部署のN先輩からは飲み会では「お前は勉強不足だ」と散々なじられたが、その通りなので何も言えなかった。
そんなある時、そのN先輩が新開発した回路を私の担当製品に載せろと言われ、数十時間の残業の果てに何とか搭載していざ完成というところに持って行った。
だが、完成直前になってその新開発の回路は既に他社が特許を取っていることが判明した。何とN先輩は開発部署に居ながら特許調査をしていなかったのである。ナニカンガエテンダ…
もちろん、その回路を搭載した製品を世に出したら特許料が請求されるのは目に見えている。急遽、その新開発の回路(笑)の機能を殺すように製品にまた手を加えなければならなかった。発注直前に気付いたからまだ良かったが、それでも結構な残業を強いられたし、無駄に穴を掘って埋める徒労感が半端なかった。
地方国立大に通っていた四年間のアルバイトと、新卒を鬱で退職してから元バイト先に拾ってもらい、フルタイムのパートで二年ほど。計六年ほど、個別指導の講師をやっていた。
俺が働いていたのはSAPIXとかみたいなお受験予備校じゃなく、「町の塾」みたいなとこ。
小三くらい(小一とか小二は受け入れてはいるけど見たことない)から高三までを受け入れていた。
お受験予備校は月謝は高いし指導も厳しい(からどうせ続かない)し、「月謝も安いし、定期テスト対策と『やってる感』のために取りあえず放り込んでおけばいいや」的なスキマ産業である。
わざわざそういうところを選んでくる親と子だから、総じてレベルは低かった。公立中学校の定期テストでいうと五科目200~350/500点くらいの層だ。
まあ中には勉強に楽しさを見出したりしてグングン伸びる子もいた。
様々な理由(本当は塾なんて行きたくないが、親が強く勧めるから家から近い/楽そうなところを選ぶ等)から稀に元から勉強ができる子も来た。
だが大部分、体感七割くらいはそもそも勉強が嫌で嫌で仕方がなく、さらに三割くらいはもう手の施しようがない子だった。
働き始めたばかりのころは、あの手この手を使って算数数学なら理論や方法論を、現文なら文章読解のコツを教え込もうとした。
だがこれは一部(先に触れた伸びる子と元々できる子)を除いてほとんど意味をなさなかった。
塾に通うペースはだいたいの子は一日2~3hを週二回程度、多い子だと週三、少ないと週一だ。
コマに空きがある講師が割り振られるから毎回俺が見られるわけでもない。
するとどうなるか。
だいたいの子は自学自習なんて一切しない。塾に行って勉強してるんだから塾以外で勉強する必要がない、と本気で思ってる。なんなら親すらそう思ってる。
だから次にあったときは俺が必死こいて教えたことをすっからかんに忘れている。この徒労感ったらないぜ。
それでも覚える→忘れるを繰り返し繰り返し行ったらいつか定着するんじゃないかと信じた。結果、半年経ってもすっからかんだった。
思うに、「こうして・こうして・こうなる、ってパターンを理解して覚えて、別の問題に応用する」ってのは、やつらの脳みそには高等すぎるんじゃないか。
まあたしかに俺の教え方が悪いのはそうかもしれない。だが俺もバイト/パートながらに書籍を読んだり教育者に話を聞いたりした上でいろんなアプローチを試せるだけ試したんだ。少なくとも指導中の反応は良かった。でも全部忘れる。
宿題にプリントを持たせてみても、答えを全部写すのはまだマシで大概はやってこない。それを責めすぎると辞めてしまう。
加えて学校の授業なんて一切聞いてないし、予習復習なんて一回もしたことがない。
あ、授業を聞いてないつっても別に授業中ずっと漫画読んだりスマホいじったりしてるわけでもないんだ(まあそういうやつもいるが)。
とりあえず教科書とノート開いて、なんか書いてるフリしてずっと上の空みたいなイメージ。結構前に「真面目系クズ」って概念が流行ったがだいたいそんな感じだ。
んで義務教育で教わることが頭に入っていないことを、子はもちろん親すら問題視していないんだ。だって親もそうだから。
じゃあどうしたかって話。
俺の働いていたとこみたいな小規模塾では大概「定期テストの点数アップ」がアピールポイントになっていた。
だから数学だろうが現文だろうが定期テストの範囲をひたすら暗記させる。
語呂合わせもバンバン使う。本質じゃないって問題視される「みはじ(はじき)」とかもフル活用する。
それでも湯水の如く抜けていくけど、微かに引っかかった残滓みたいなので少しばかり点数が上が……ったらいいな、って感じ。
んでこのレベルの学力の人間はお前らが思っているよりもずっと、ハチャメチャに多いわけ。
そもそも大学進学率自体が6割くらいだし、まあ短大とか専門とか含めた高等教育進学率は8割くらいあるけど、義務教育過程で学ぶことを歯抜けがなく概ね身につけている、って言えるレベルの人間は2割もいないんじゃないか?
自分の名前が漢字で書けたら合格、ってレベルの私大があるって信じられるか?
そんでそういう奴らでも入れる、学力が優先されないとこに就職する。
手に職系ならいい。だがそうじゃないとこも多い。そして若いうちに子ども産んで、同じような子を再生産するわけだ。
生活が苦しくなるとこういう暮らしの下層にいるやつらから皺寄せの打撃を受けるじゃん。
こういうやつらは自暴自棄になっての通り魔や道連れテロみたいなのよりも、カネがありゃなんとかなるって短絡的発想からの強盗とかが増えるんじゃないかってずっと思ってたし実際そうだった。
(次のトレンドは身代金誘拐じゃないかって思ってる。監視網が発達したいまリスキーもリスキーだが、たとえば裸の写真でも撮ってそもそも警察沙汰にさせないってパターンじゃないかと。まあ勝手な予想だ)
ITでもなんでもいいんだけど、もしお前らが就職や転職するとき、to C の業務があるならこのレベルの人間の相手をするって覚悟したほうがいい。老婆心からの忠告だ。
追記:
思った以上に伸びていて驚いた。読んでくれてありがとう。想定よりもずっと「そんなの知っとるわい」ってブコメが多かった。
きっかけってほどじゃないが、はてなやXを見てると「中学で習っただろ」みたいな発言をしょっちゅう見かけるので、中学で習ったことをずっと覚えてるやつなんてほとんどいねーんだよ、って思いから書いた。衝撃を受けるってほどじゃないかもしれんが、そんなやつがいっぱいいるのか…って思ったやつも少なくないんじゃないか? 塾講師経験者(かなりいて笑った)から概ね共感を得ていたようだったのも知れてよかった。
なお俺自身も地方公立から受験したクチだ。勉強は嫌で嫌で仕方がなかったが、他にやりたいことも特技もないので仕方なくやっていた。なので別に塾講師になって初めてこんなやつらがいるのか! って知ったわけじゃない。ただ地方の一エリアとはいえ、色んな学校の色んな年齢で満遍なくこういうやつらはいることを示せるので取り上げた。
強盗云々は論理の飛躍があったかもしれん。すまん。やらなきゃいけないってことになってるもんを適当にスルーし続けて、そのまま大人になって適当に生きてるやつらに俺が我慢ならんだけかもしれない。
トラバでもらった、
要するに、「世間には想像以上にバカが多いから、知能レベルを低く見積もったアプローチをしないとマスにはリーチしないぞ」ってこと?
これがだいたい俺が言いたいことだ。いまは役所で働いてるんだが、窓口に来る大人が言ってることを理解しない、すぐ忘れる、書類も不備だらけで最初のうちは本当に困ったが、なんとか帳尻を合わせてやっている。ストレスを吐き出したかった。
話題になってる「本当はグラビアが嫌だった」問題だが、女優を目指す若い女がグラビアさせられるっていうのは、マーケや企画希望の新人サラリーマンが飛び込み営業や電話営業させられるようなものかと思う。
だから我慢しろという話ではない。これは両方とも、金や力のない若者が経営側に搾取されているのだ。
希望者に対してポストが少ない仕事(女優・マーケ・企画)と金を産むからポストはあるけど希望者が少ない仕事(グラビア・飛び込み営業)が世の中にはある。
(簡素に語る為に言っているだけで、決してその職の人を貶している訳ではない。)
倍率の高い仕事に就けなかった人は、希望者の少ない仕事に着くしかない。それはみんなわかっている。
問題なのは、経営側が金を産むポストに人を集めるために、「グラビアやらなきゃ女優になれない」とか「飛び込みやらなきゃマーケできない」という仕組みを作る事だ。これは仕事上立場の弱いものからの搾取で間違いない。
本来は自分の体に自信があって肌を見せたい人がグラビアをやる、営業を極めたい人が飛び込み営業をやる。それでも人が足りない場合に給与を高く設定して、給与のために納得してその仕事を受ける。
全く違う職業を目指す人に、その道に進むためのステップとして倍率の低い職を設定すると言うのは、金を産んで欲しい側の都合でしかない。
これは日本企業に長く存在したメンバーシップ型人事と年功序列の弊害ではないか。早くジョブ型人事に移行し、自学自習の上本人の希望の進路に就ける社会になって欲しい。
https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/about/recruit/jieikankoho.html
よく言われるメリデメは調べればいくらでも出てくるから、あんま言われなさそうなメリデメ挙げる。
まず、ピアス・タトゥー(これは今はイケるかも。調べて)・髪染めはやめろと言われる。外す・消す・黒くすることに抵抗なければおけ。
あと、地元に近い勤務地が良いとか行きたい地方、やりたい職種があるなら4月入隊。
場所も職種もどうでも良いから早く貧困抜け出したい、強いて言えばちょっとした人脈作りたいならそれ以外の月の入隊(季節入隊)をオススメする。
季節入隊はすげえ博打感あるんだけど、半グレとか元起業家とかトップ営業とかニートとか多様な人が入ってくる。
季節入隊の募集は4月入隊で辞めた奴の穴埋めがメインの目的なので、希望の勤務地・職種に行くのは難しい。
徹底的に金を使いたくないなら酒の付き合いを断るキャラ作り、は面倒くさいので防衛省の定期預金とかiDeCoとかつみたてNISAとかで給料天引きして無理矢理にでも使えなくして言い訳にする。あと自衛官生活用便利グッズの購入はよく吟味して、すぐには要らないと思ったら退官する奴からのお下がりを狙う。
思想的にキツいとか、既婚だとか恋人がいるとかなら、貧困から抜け出すことと天秤にかけて自分で決めれば良い。約25万人も所属する組織なのでどうせ一枚岩じゃない。最短でも3年ほどかかるけど、曹になれば外に住める。
間違ってたら補足してくれ。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/rishokusha.html
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/kensaku/GECA150010.do?action=initDisp&screenId=GECA150010
タッチタイピングと、Excelで関数使って最大値とか最小値とか平均値とか、中学レベルの集計ができるようになればおけ。
Wordとかパワポは、正直タッチタイピングさえできれば勝手に使って覚えるので、モーレツに事務員志望で差し込み印刷とか覚えなきゃとかでない限りわざわざ教育受ける必要はない。
なお事務と名の付く職種はいずれも競争が激しく、未経験者歓迎と謳っていても経験者が採用されるケースが多いので注意。
もしWordとかパワポの講義の時間が与えられたら、講義は一切無視してスマホで調べながらPC触りまくって扱いに慣れておく。
スマホでの検索キーワードの基本は「チートシート」。これに「Windows ショートカットキー」とか「Excel 関数」とか追加して検索する。
PCがインターネットに繋がってるならスマホ使わなくて済むので好都合だけど、こればっかりは色んな場所色んな環境で講義やってるだろうし分からない。
PC使えるようになったら、次にどの訓練を受けるかは自由にしたらいい。
と言いたいところだけど、
のいずれかに当てはまる場合、VBAとGAS(あるかは知らないけど)以外のプログラミングを職業訓練で学んで貧困から抜け出すのはかなり難しいと思う。
ちょっと↑の職業訓練検索サービスで調べてみた感じ、オススメは、
のあたり。
選定理由としては、需要が安定していて一定の収入が見込めるのと、PCに詳しい人があまり多くなく活躍の場を得られやすいから。
社会情勢によっては
自分はバイトで塾講師をしている大学生で、高3の受験生たちに「もっと夏期講習の講座を取らせろ」と会社から言われている。
でも自分が見ている限り、生徒たちは夏休みには自学自習するのがもっとも効率よく成績を上げて合格に近づける段階にある。
受ける講座を増やしてお金を失うだけならまだいいが、自学の時間まで失って成績が伸び悩む危険性すらある。
このような場合どうすべきなのかネットで軽く調べてみた。すると雇われている身分である限り、会社の方針に従うべきだとされていた。自分もこれには納得できた。もっと講座を取るように働きかけないなら、バイトを辞めるべきである。
でも田舎なので他に満足の行く時給のバイトがない。奨学金とバイトで生活費を賄っているので死活問題である。だから自分は生徒のためにならないと分かっていながら、夏期講習を取らせまくるように働かなければならない……
正義を貫通すRPGというテーマが掲げられたゲームがあったなあ、と思いだした。確かテイルズオブヴェスペリア。正義を貫ける環境にあるってのは、大事だね。
自称・ベンチャー企業に来て後悔している、というか恨んでいる。自分のいたベンチャー企業なんて、反社会的勢力 隠れ蓑でしかなかった。そこで得たもの、というものはなくて、むしろ父親と学歴と情熱を失った。 だからベンチャー企業とか NPO なんかに社会的な価値を見出して入社する必要なんてない、むしろ新卒採用では JTC に入れよーという話をしていこうと思う。
元スレは
https://anond.hatelabo.jp/20220613020726
https://anond.hatelabo.jp/20220614002648
です。
国立医学部を目指して多浪し挫折したあとに入った大学は早慶未満マーチ以上の偏差値の大学だった。そのため、周りは年が若くなじめないままサークル勧誘期間が終わってしまったのであった。まちがいなく大学内では浮いた存在であったし、自分も馴染む気がなかった。当時の言い方をするならば「ボッチ」であったか。大学に入ってすぐに、一緒に入学した同期の入るだろう会社には入社できないのが自覚できたので、授業が終わったら大学図書館 or バイト先にそそくさとむかっていた。幸いにして、高校時代はプログラミングを部活でしていたので、どこにいっても「卒業したら、うちにこない?」と言ってもらえた。自分は富士通とか野村総研なんかは年齢制限で入れないけど、飯を食べるには困らないだろうな、という確信はその当時に得た。大学の情報工学の内容は高校時代に習得した内容よりも劣っていたので馬鹿にしていたのは、後でボディブローのようにこの怠慢は効いてきた。ここまで書くと大凡のスキルはコーダー程度であることは察していただけると思う。当時に十分にかけていたのは Ruby, JavaScript, Java, PHP と Objective-C、MySQL といった応用領域ぐらいで、大学でやるような R や Haskell なんかの基礎領域は習得してないで、アルゴリズムの勉強はさっぱりだった。まぁ、あんまり優秀な学生ではなかったと思うが、それでも情熱はあったとは思う。真面目な学生ではなかったが、教授には可愛がってもらった。
これが、当時の自分の心境とスキルである。ここから冒頭に書いたような人生がスタートする。あれは、記憶が正しければだけれど、twitter のリプライだっただろうか。当時の自分は他人の設計書を基本として書くということにうんざりしていた。いつの日にか自分の書いたコードで上場するという目標のために本物のベンチャー企業で上場する時を共にしたいというのに、どうやったらそんな会社を見つけ出し、入り込めばよいのか皆目見当がつかなかったのだ。それで、twitter のアカウントを手がかりに、あらゆる募集サイトに「プログラミングする企業に入りたいです」という書き込みをした。なんなら、増田にすらその書き込みをした。それで、色々な人から「うちに来ない?」というリプライをいただいた。正直、嬉しかった。それで、そのうちから「選ぶ」という選択をしなかったのは間違いだった。当時の自分は、それをせずに「サイバーエージェントに紹介しますので、とりあえず勉強会に来ませんか?」という書き込みをみて、ふらふらと雑居ビルの一角にある共有オフィスへと出向いてしまったのだった。タイムマシンがあればこの日に戻って止めると思う。それぐらい後悔する日々が始まるとは当時は思わなかった。
もうすぐ真冬になろうという頃、「サイバーエージェントの正社員になれるかも」という期待で、列車に揺られて前記のビルへ向かった。期待とは裏腹に、妙に古臭いビルであった。ベルを押して、勉強会だという部屋に通してもらうと、若い学生たちがそこにいてプログラミングを勉強しているという。正直、自分も医学部さえ目指さなきゃこういう生き方もあったのだろうな、とは羨ましく思った。自分をオファーしたという人(O氏)は、この勉強会の座長だという。「私は人工知能を研究しており、アメリカで博士号を取得した『天才』数学者で、日本を活気づけるために母国にもどり、この会社を立ち上げました」という。サイバーエージェントではないらしい。あれ?、とは思った。まぁ、無下にはできないので、そこで課題を出されたのを5分ぐらいで終わらせた。伊達に何年もプログラミングをしているわけじゃない。ループで書くべきところを、再帰で書いた。すごいでしょ、オレっちとね。「できました、見てください」というと、O氏はこう言い出した。「ナニコレ?」とO氏。「ええ、再帰ですよ、漸化式みたいな?」と自分。出力は合っているので、O氏も認めざるを得なかったらしいが顔が険しくなっていく。どうも機嫌を損ねたらしい。そうすると、O氏は自分を別室に呼び出して「履歴書は?」と聞いてきた。「勉強会ですよね?」と返すと、「いいから、履歴書!」と言う。にっちもさっちも行かなくなったが、共有オフィスの他社の中国人職員の方が機転を利かせて仲裁してくれた。「そんなに言うのなら、彼にポートフォリオを作らせてみて評価してはいかがでしょうか」と。
イライラしながら帰宅したあと、もう二度と見たくもないO氏の顔とサイバーエージェントの正社員というものを天秤にかけたとき、やっぱりサイバーエージェントにいきたいなーと思った。というか、実は当時に DMM のオファーもあったのだけど、サイバーエージェントの方が良いと思って辞退した。このクソ人間(O氏)を認めさせたら、サイバーエージェントで働けるというのは魅力的だった。それで、Android(Java) + iPhone(Objective-C) でマルバツゲームを作り、 Bootstrap + jQuery と Ruby on Rails と MySQL で集計させてスコアを比較させる、そしてサクラVPSで CentOS で運営するというプロダクトを持っていった。時代を感じますね。閑話休題。ソレを持っていたら、O氏は今回は前回と性格が違った。いきなり、怒鳴りだすのだ。ポートフォリオを見ないで。いわゆる「良い警官・悪い警官」というやつをやろうとしたのだろう。当時はそれがソーシャル・エンジニアリングだと気がつけなかったが、いま思えば以前からナンパとかで良い思いをしていたのだろう。後で書くが、彼はロリコンだ。専門に人工知能を掲げているが、本当はチヤホヤされたいだけで自分は努力せず、インターンの学生にタダでプロダクトを作らせて「弊社は凄いです!」「あわよくば上場して金と名誉はゲット」、そんでもって若い学生のインターンとセックスしたいという真正のクズ野郎だった。自分の深層意識で「こいつはヤバいやつだ」というアラートはビンビン鳴っていたが、「サイバーエージェントの正社員」というニンジンが目を曇らせた。
そのあと、一月ぐらいはそのクソ会社でタダで自社サの修正をやっていた。こんなのもできねーのと思いながら。ある日「別の会社に行こう」といわれ、面接をうける。なぜか O氏も同席で。話を聞いていると、派遣させられるらしい。派遣登録もしてない会社が。「サイバーエージェントじゃない!」と抗議をすると、「俺に恥をかかせるのか!東京で働かせなくするぞ!」と脅され、派遣きまったあとで、履歴書を無理やりかかされた。給料はホームページに書いてあった額の半分、社会保険は無し、年金もなし、保険書もなし、という最悪な条件だった。派遣先はキツかったが、優しかった。それに、派遣当日から転職のオファーをもらった。記憶が正しければ、平日に働いて、土曜日は帰社日、日曜日は勉強会に出席という日々だった。本当に休む暇がなかった。平日はほぼ終電だったのに、土曜日に東京の端っこにこいとか、日曜日は勉強会だから出席しろ、とか本当に辛かった。それでも派遣先の会社には迷惑をかけたくなかったので、期間が終えるまでは必死に働いた。そして、O氏から逃れるために「あなたとは信頼関係が築けない」という文を書いて退職した。そのあと、自分は大学にも行かないで、別の会社に就職した。あと、O氏は給料を払わなかったので、辞めた後に圧力をかけて支払ってもらった。
プログラミングのスキルは働いてもスキルが付くということはなく、自学自習を続けないと上場するのに必要なスキルは身につかないというのもわかってきた頃、父が死んだ。事故死だった。自分は医学部に行けなかったことの申し訳のなさに、東京の大学に行った後は父を邪険に扱っていた。とても後悔した。それで、半年ぐらい真面目に勉強して私立の医学部に入学し、医学部生として留年しない程度には進級はした。しかしながら、ふと寝る前に「プログラマーでいたかったな」と思うことは毎日のようにある。もう医師になるつもりで、プログラマーに戻るつもりは無いが、それでもプログラミングのことは好きで、毎日1時間は時間をつくって勉強している。好きなんだよな、プログラミングが。
最後に、O氏についてだ。あまりに犠牲者が多すぎるのでネット上で事実を書いていったら、裁判所から開示請求が来てしまった。だからここでは本名と社名は書けない。だけれども、若者たちに「ホイホイベンチャー企業にいくと辛い目にあうかもよ?」っていう事例を例示しなきゃ、とは思うので「ヤバいベンチャー企業の実態」について書いていこうと思う。
...という感じ。だから、基本的にベンチャー企業に期待しないほうがいいよ。下手をすると、犯罪の手助けをするようなつらい思いをするよ。もし、仮にベンチャーに行くなら、高給かストックオプションはマストで行こうね。おじさんとの約束だよ。
違うのよ。私はメンヘラだから誰かに恨みをぶつけていないと生きていられないの。
去年はずっと同期の村上にぶつけていたのだけど、私が留年して彼は先に卒業してしまったでしょう?
最近は後輩の安田だったのだけれど、急に最近私の恨みの矛先が助教の先生に向いている。
私が勝手にショックを受けて勝手に暴れていて、メンヘラ的な勝手な恨みを持っているだけだ。
たすけて
今までの私の3年間は何だったの。全部無駄だったって言うの?
しねしねしね
お前なんか死んでしまえ
誰か私を慰めてほしい。
しね
でも東大生なんか、私が泡吹いて倒れて泣きながらやれないようなことでも、へでもなくこなしてしまうのでしょう?
しねしねしね
死ねばいいのに優秀でない私なんか
優秀でないお前なんか生きている価値が無い。
M3にもなって、新しく入ってくる後輩が私より優秀だったらどうしようなんて不安に苛まれているらしいよ?あほらしいね。今まで勉強してこなかったツケですね。
M3にもなってそんな不安を抱えるくらいの実力しか抱いてこなかったんですって。無能ですね、私。
でもさ、私が教えているんだから私より優秀になってくれなきゃ困るよねみたいな思いあるよね。私ならこうやってきちんと教えたのに、ということはきちんと教えている訳で。
しねしねしねお前なんか死んでしまえ
優秀でない私なんか死んでしまえ
私は承認欲求の強いメンヘラなので、研究や勉強のモチベーションは、教授に褒めてもらうことなんです。組織の人間に「すごいね」って言ってもらうことなんです。化学界なんかどうでもいいんです。
教授に、「お前のおかげだよ」「お前は俺の役に立ったよ」「お前はすごいね」「お前は偉いね」って言ってもらうために頑張っているのです。
そうよね。無駄にプライドの高いM3なんて教えるのも面倒くさいわよね。
さっきから叫びすぎて喉が痛いし、色んな所を殴ったから腕が痛い。
誰も私のことを認めてくれない。
お友達が欲しい
女友達が欲しい
私は一般入試どころかセンター利用でこの大学来たけれど、推薦でここに来た人間の方が優秀だと私は思う。
妹の自己肯定感を奪うような姉になりたくなかったのに、おそらく「俺より優秀になるな」という言外の圧力を受けまくっていたのじゃないだろうか、彼女。
誰か私をすごいねって言って欲しい
研究しなくちゃ
やっぱり私は優秀じゃなかったんだなぁ
やっぱり私は優秀じゃなかったんだなぁと思った時の対処法が分からない。酒飲んで忘れるしか思い浮かばない。
私はメンヘラだから、私は優秀だと思い込まないと生きていたくないし、逆に言えば思いこめばどこまでも生きていける。
謙虚さが欲しいな
お父様が私のことを馬鹿にする
村上の存在を母には言ってもいいけど父には知られたくなかった。絶対馬鹿にするから
優秀でない私は死ぬべきと何度も言っているのは、「誰か私のことを優秀だと言って。じゃないと苦しくてつらい、死んじゃいたくなる」の意味である。
改行ばかりでだらだら文章を打ったらすっきりした。
JACSとAngeのcurrennt issueのページを、悔しいと歯噛みしながら、悔しいと泣きながらとりあえずショートカットをデスクトップに置いた。
悔しい
(私のことを認めて。私のことを褒めてほしい)
論文のひとつもまともに読めないおこちゃまのクズ人間だと思っているくせに。お前なんかに修士号を与えたくないとも思っているくせに。
しねしねしね
どうやったら優秀になれるの????
恥ずかしい。
こんな体たらくで、「私院生としてちょっとは成長したかしらん」とか奢っていた就活生の頃の私が恥ずかしい。惨めだ。恥を知れ。お前は恥ずかしい存在だ。
だれか私のことを優秀だって褒めてよぉ
とりあえず恥ずかしくてみじめで情けなくて仕方ないけれど、この惨めさを耐えて論文を眺める習慣を得られれば先生は私のことを褒めてくれるの???
しねしねしねお前なんか死んでしまえ
私のことを認めてくれない人間なんんてみんな死んじゃえばいいのに
苦しい
誰か私のことを褒めてほしい
こういうところがメンヘラだと言われるのだぞ
私のことを認めてくれるなら誰にだって股を開いていた時代もあったのだ。
ああしんどい
誰も私のことを認めてくれない
誰か私のことを褒めてよぉ