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中央倉庫、国際貨物不調も国内増加により増収

2024年11月7日 (木)

財務・人事中央倉庫(京都市下京区)が7日に発表した2025年3月期 第2四半期(中間期)決算は累計で、売上高が前年同期比3.5%増の1399億900万円、営業利益が同20.4%増の12億800万円、純利益が同12%減の7億1600万円だった。

国内物流事業のセグメントでは、倉庫業で自社倉庫および再寄託先も含めた貨物保管残高および入出庫高は前年同期に比し増加し、貨物回転率はほぼ横ばいだった。運送業は、保管貨物の出庫高の増加に加え、豊通ペットリサイクルシステムズ(滋賀県蒲生郡)や輸送付随業務などの保管外貨物輸送量も増加し、国内貨物輸送取扱量は前年同期に比して増加した。営業収益は112億6900万円(前年同期比5%増)、セグメント利益は、貨物取扱高の増加に加え適正料金化の効果もあり、前年度計上した滋賀支店大津営業所開設一時費用がなくなったことなどから13億6600万円(同18.7%増)となった。

国際貨物事業のセグメントで、通関業の取扱数量は、輸入は前年同期に比し微増となったものの輸出は大きく減少。梱包業においても、海外市況低迷の影響などにより取扱量は減少した。営業収益は25億5500万円(前年同期比2.7%減)、セグメント利益は2億5000万円(同0.6%減)となった。

このほか、愛知県あま市において用地を取得し新拠点建築に向けた取組みや、ことし1月に子会社化したテスパック(京都市伏見区)とのシナジー効果による梱包業のさらなる強化にも取り組んでいるとした。

通期業績予想は直近と変わらず、売上高は前期比3.7%増の275億円、営業利益が同6.0%増の20億5000万円、純利益が同0.1%増の17億円とした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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