拠点・施設熊本国際空港（熊本県益城町）は17日、阿蘇くまもと空港の国際航空貨物取り扱い体制を強化するため、新たに国際航空貨物上屋の整備工事を開始したと発表した。
新設される貨物上屋は、建築面積1500平方メートルの鉄骨平屋建物で、航空機駐機場に隣接した位置に設置される。これにより、貨物のスムーズな搭載・降載や通関手続きが可能になる。また、この施設は大手フォワーダー企業のDSV（デンマーク）日本法人に賃貸され、サービス提供が行われる。
新しい貨物上屋の完成により、半導体関連産業の進出を支援し、国際航空貨物の恒常的な輸送を促進することが期待されている。工事は2025年3月末までに本体が完成し、外構工事は同年4月末までに完了する予定。事業費は2億7900万円と見積もられている。
■国際航空貨物上屋概要
所在地：熊本県上益城郡益城町小谷1802–2
建築面積：1500平方メートル
構造：鉄骨造平屋建tr
着工日：24年12月17日
工期（予定）：貨物上屋本体工事／25年3月末、外構工事など／25年4月末
事業費：2億7900万円
用途：保税蔵置場（輸出入貨物の荷さばきや一時保管）
（出所：熊本国際空港）
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