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スクロール360、関東で食品EC用倉庫を開設

2024年6月21日 (金)

▲東京コールドセンター(出所:スクロール360)

拠点・施設通販の物流・受注などの代行事業を手掛けるスクロール360(浜松市中央区)は20日、関東エリアでの食品EC(電子商取引)物流の拠点となる冷凍冷蔵・定温倉庫「コールドセンター」を東京と千葉に開設したと発表した。

開設されたのは、東京コールドセンター(東京都江東区)と千葉コールドセンター(千葉県市川市)で、常温から定温、冷凍冷蔵までさまざまな食品に対応する。

センターでは保管やピッキング、梱包、出荷だけでなく、ラッピングや熨斗(のし)掛け、メッセージカードなどギフト商品の発送にも対応。お中元やお歳暮、母の日など季節要因による注文数の大幅な増減にも柔軟な対応が可能で、チラシの同梱や購入回数に応じた同梱内容の変更もできる。また、商品へのラベル貼りや組み立てなど複雑な加工業務も行う。

同社の食品EC用の物流拠点は、これまで北海道の「千歳センター」と静岡県の「東海コールドセンター」の2か所だったが、近年、冷凍冷蔵食品への対応のニーズが高まっていることから、関東エリアに拠点を設けることにした。

同社は、通販やECを幅広く展開するスクロールの子会社。今後も食品EC物流に対応する冷凍冷蔵倉庫の拠点拡大を速やかに進めていくとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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