調査・データ中国の市場調査会社、QYResearchは24日、世界の大型貨物ドローン市場は昨年、1.4億ドルと推計され、2030年には16億500万ドルと10倍以上に成長するとのレポートを公表した。この間の年間平均成長率は34.5%に達する。
大型貨物ドローンは一般的に、離陸重量が150キログラム以上の無人航空機（UAV）とされ、山間部や交通が不便な地域への輸送手段として期待を集めている。今後、電子商取引（EC）の増加にともない市場の拡大が予想される。また、AIやIoTなどデジタル技術の進歩などによって、大型ドローンの自立飛行能力は大幅に向上し、飛行の安全性や信頼性も向上している。
同社によると、特に中国市場で市場が拡大しており、23年の市場規模は3934万ドルで、世界市場の28%を占めた。30年には6億3500万ドルに達し、世界シェアは40%に達すると予測される。この間の年間平均成長率は32.75％と予測される。
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