調査・データ通販システムの構築や支援などを手掛けるエルテックス(横浜市保土ヶ谷区)は24日、通信販売への消費者の行動や意識に関する調査結果を公表した。通販利用者のマイページ利用率は6割で、特に定期便の経験者と現在の利用者は7割に達した。
同社は、通信販売に関する市場動向を把握するため、独自の「信販売に関する消費者調査」を行っており、今回が24回目。調査は11月23日から25日まで、インターネットを通じて実施し、600件の回答があった。
電子商取引(EC)で商品を購入した際、購入した会社のマイページに訪問したことがあるかを尋ねたところ、「訪問したことがある」との回答は58.8%だった。「訪問したことがない」は27.5%で、男女差はほとんど見られなかった。
定期的に商品が自動的に送られてくる「定期便」を利用したことがある人は41.8%で、このうち4分の1程度が現在も利用していた。
また、定期便の利用者はマイページを訪問する割合が高く、70.1%が訪問した経験があった。
マイページの機能について、「あるとよい」と「絶対にほしい」「なくてもよい」の3つから選んでもらう問いでは、「クーポンやキャンペーン」への要望が最も高く、「あるとよい」と「絶対にほしい」の合計が85.9%だった。次いで「過去に購入した商品の履歴から同じものが購入できる」が82.8%、「商品などに関する問い合わせ内容と回答が、過去にさかのぼって確認できる」が81.3%だった。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com