調査・データカンダホールディングス(HD)が15日に発表した、2024年3月期決算は、売上高が前年比1%減の511億2300万円、営業利益が同25.7%増の34億3200万円、最終利益が28.1%増の22億7300万円と、減収も増益に振れた。
貨物自動車運送事業では、売上高が4.6%増の386億2200万円、営業利益が45.6%増の26億9900万円と大幅な増収増益。貨物輸送量は低調に推移しているものの、新規営業や既存取引の拡大、適正運賃の収受が進んだ。
一方で国際物流事業は、売上高が17.7%減の106億2900万円、営業利益が5.9%減の11億1300万円と低調だった。これまでの特需的な需給ひっ迫は解消された上、全体的な荷動きの停滞もあった。
25年3月期の通期連結業績は、売上高が1.7%増の520億円、営業利益が1.1%増の34億7000万円、最終利益が0.3%増の22億8000万円と予想する。
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