【ぎるてぃぎあ いぐぜくす】
ジャンル | 対戦格闘アクション | |||
対応機種 | アーケード(NAOMI)(*1) | |||
販売元 | サミー | |||
開発元 | アークシステムワークス | |||
稼働開始日 |
XX: 2002年 #RELOAD: 2003年 SLASH: 2005年 ACCENT CORE: 2006年 AC PLUS R: 2012年 |
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プレイ人数 | 1~2人 | |||
レーティング |
CERO:15歳以上対象(SLASH) CERO:12歳以上対象(#RELOAD) |
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判定 | 良作 | |||
ポイント |
『ゼクス』の続編 自由度が高い爽快アクション 大ヒットして一時代を築いた |
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GUILTY GEARシリーズ |
2000年に発売された格闘ゲーム『GUILTY GEAR X』の続編。
前作の好評判で高まっていた期待に見事応える形の出来で、アーケード格闘ゲームにおける新たな大ヒット作として一時代を築いた作品。
本記事では2002年稼働の『GGXX』から、最終作の『GGXX AC+R』まで一通り解説する。
※キャラ性能、ゲームバランス関連については「おおよそこうだった」という感じで記載しています。
+ | 各バージョン詳細 |
爽快感バツグンのアクション
操作面での自由度が非常に高く、素人でも適当に動かすだけでそれなりに戦えるし、CPU戦の難易度も低めのため馴れるのも早く、操作する楽しさをすぐに実感できる。もちろん、後述するように対戦で勝つには相当の修練が必要になる。
個性豊かなキャラクター達
何より、本シリーズの魅力はこれらのシステムを存分に活かした、他に無い個性豊かなキャラクター群にある。
+ | XX以降の追加キャラクター一覧 |
BGM
代わり映えの無いゲーム性
『ギルティギア』シリーズの特長である「攻めが強い、爽快感バツグン」はそのままに、さらに各所を洗練させてきた『GGXX』シリーズ。
無印時代から数えると実に10年以上の長きに渡って稼働を続けており、いまだにプレイヤー達から愛されている息の長いタイトルである。
対戦を楽しめるようになるまでには随分と労力を要するが、対戦ゲームが好きなら、是非長いスパンで遊んで欲しい一作である。
2024年現在でも、一部のゲーセンでは本作での対戦を楽しむプレイヤーが多い。後発作品に持ちキャラが出ていなかったり、出たとしても性能が違いすぎていたり、ゲームシステムの変化が合わなかった…などの点も影響しているとは思われる。
様々なプラットフォームに移植されている。トレーニングモードはもちろん、フルボイスのストーリーモード、技性能が大幅に変わっている「EXキャラクター」など追加要素多数。
*1 『AC PLUS R』のみRINGEDGE 2。
*2 とはいえ、個性のあるキャラが多い関係上、攻撃判定を発生させつつ可能だったり飛び道具系の技があるなど恩恵が非常に高いキャラが多数いる反面、何種類もあれどフェイントのようなものばかりなキャラもいたり、とキャラごとに有用性の差が激しく用途のほとんどないor使う必要のないFRCもそれなりに存在しているなど残念な点も少なからず存在する。
*3 技にもよるが、基本的に秒間60フレームのうち2~3フレーム=0.03~0.05秒。
*4 タイトル画面の「#RELOAD」の文字が赤かったことから、「赤リロ」と呼ばれた。
*5 タイトル画面の「#RELOAD」の文字が青かったので、こちらは「青リロ」と呼ばれた。
*6 特にエディ使いの「小川」氏は恐ろしく強く、大会では大抵優勝していた。もっともこの小川氏に関してはやりこみによって潜在能力を完全に引き出したが故の結果とも言えるが。
*7 密着でガードさせると「3F有利」、スタンエッジを直ガしてジャンプしないと脱出不能だったが、2S ⇒ スタン等タイミングをずらされるとお手上げレベル。
*8 青いサイクバーストがヒットしても確定ダウンを取れなくなり、空中受け身されるようになっている。
*9 前者はキャラ右向き時に「右・下・右下+攻撃ボタン」で、後者は「下・右下・右+攻撃ボタン」と入力するコマンド。格ゲー界で広く用いられるコマンドのため、知名度の高い『ストリートファイター』の技名で呼ばれることが多い。
*10 歩き速度はトップクラスなので、ポチョムキンと違い「遅い」わけではない。
*11 電力ゲージは他のキャラのテンションゲージとは異なる仕様で普通に戦っているだけではちっとも貯まらないため、かなり癖が強い。
*12 一撃必殺準備と一撃必殺技の出がが速いカイ等が相手の場合諸刃ゲージを空にさせられてダウンした時に、一撃必殺準備→発動がこの特大の隙に確定してしまうというリスクまで背負うほど。
*13 一方でアルゴリズムに欠点がある為、キャラによってはパターン化して勝つ事が可能。また、気絶してるのに起き上がり時にバックステップするという不具合は有名
*14 主にマッチング、プレイヤーマッチの仕様など。
*15 パソリロとは違いきちんと日本版になっている。
*16 総じてクオリティが高く、特にロボカイのテーマは本家と異なり純粋にかっこいい韓国版カイのテーマのアレンジとなっていたためファンからも逆輸入が望まれていた。