マー君の「次」は、やはりイバラの道なのか。日本野球機構(NPB)は2日、来季の契約保留選手名簿と自由契約選手を公示。楽天を退団し、他球団への移籍を目指す田中将大投手(36)は自由契約となった。日米通算197勝をマークしている大物右腕の新天地にはヤクルトが浮上しているものの、具体的な進展はほとんどなく停滞したまま。同一リーグのパ5球団に至っては、ソッポを向いているのが現状だ。人気スターであるはずの田中が、ナゼか〝敬遠〟されている理由とは――。 【写真】偉大なる先輩の前では直立不動の安楽智大 日米通算200勝にあと3勝と迫りながら、楽天から電撃退団の意向を表明した田中の新天地は、ヤクルト一択となるのだろうか。だが同球団の小川GMは、先月28日の時点で先走る一連の報道にくぎを刺すかのように各メディアに対し、田中について「獲得に向けた調査をしている段階ではない」とコメント。ソフトバンクから国内FA