――菱田さんはサンライズ(現・バンダイナムコフィルムワークス)入社2年目で『∀ガンダム』に参加し、演出助手や絵コンテを担当しています。当時、どのような気持ちでスタジオに入ったのでしょうか? 菱田 そもそもサンライズを志望したのは、小さい頃に見た『機動戦士ガンダム』に衝撃を受け、その後ものめり込んだのがきっかけです。学生時代にはアニメだけでなく、富野(由悠季)監督の小説もすべて読んでいましたね。当然、サンライズに入ったからには富野監督と仕事をしてみたいという思いがありました。 ――そのチャンスが意外と早く巡ってきたわけですね。 菱田 入社してすぐのタイミングで「次の『ガンダム』を作るらしい」という噂がありました。チャンスがあれば関わりたいと思い、自発的にコンテを描いていたら実際にチャンスが巡ってきて、演出助手というかたちで『∀ガンダム』の現場に入ることができたんです。 ――『∀ガンダム』は、
ABEMAは20日、ガンダムシリーズ45周年を記念し、ガンダムシリーズを毎日無料放送する「ガンダム特集」を21日より期間限定で実施することを発表した。 【画像】こんなシーンあった? ΖΖ・G・W・X…計8作品の『ガンダム』名場面カット ガンダムシリーズは、サンライズ制作のロボットアニメ。1979年に第1作『機動戦士ガンダム』が放送され、ロボットを「モビルスーツ」という「兵器」として扱ったリアルな戦争描写や緻密な科学考証、複雑に織り成す深い人間ドラマで、それまでのロボットアニメの潮流であった単純な勧善懲悪では語れない「リアルロボットアニメ」というジャンルを確立し、一大ブームを巻き起こした。以降、45年以上にわたり、TVシリーズ、劇場版、OVAと様々に発展し作り続けられており、ロボットアニメの金字塔として、幅広い世代で愛されている。
株式会社フィルムワークスと株式会社創通が、スタジオカラーとの初タッグによる新たなシリーズ「機動戦士 Gundam GQuuuuuuX」を発表した。2025年1月17日(金)より全国373館で劇場上映される「機動戦士 Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」が、TVシリーズの放送に先駆けて公開される。 本作は、エヴァンゲリオンシリーズを手掛けるスタジオカラーと、シリーズを手掛けるが共同制作する新たなシリーズ。監督には「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を手掛けた鶴巻和哉が起用され、シリーズ構成は榎戸洋司、メカニカルデザインは山下いくとが担当する。これにより、豪華なスタッフ陣が揃い、期待が高まる。 「機動戦士 Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」は、TVシリーズの一部話数を劇場上映用に再構築したもので、2025年1月17日(金)から全国373館で上映される。
富野由悠季とはどんなアニメーション監督か。「演出の技」と「戯作者としての姿勢」の二つの切り口から迫る徹底評論! 書籍化にさきがけて本論の一部を連載します。 今回はシリーズ「到達点としての『機動戦士ガンダム』第1話」の2回目です。第1話はなぜ視聴者を夢中にさせるのか。その魅力を演出面から読み解きます。(バナーデザイン:山田和寛(nipponia)) 前回「〈7〉観客を引きずり込む冒頭部」はこちら フラウとアムロ1――日常を描く 『ガンダム』第1話に戻ろう。 サイド7に潜入したジオンのモビルスーツ・ザクは、偵察を始める。パイロットの双眼鏡にひとりの少女が、隣家に入っていく様子が捉えられる。少女は、アムロのお隣さんのフラウ・ボゥで、ここから物語の軸は、主人公であるアムロ側へと切り替わる。 アムロの家を舞台にしたフラウ・ボゥとアムロのやりとりは、脚本を書く段階で星山が気を配った部分だ。星山は、スト
――『機動武闘伝Gガンダム(以下、Gガンダム)』が放送30周年を迎えました。 秋元 この30年、だいたい毎年、何らかのかたちで『Gガンダム』関係の仕事があるんです。去年もストーカーとしてナレーションを1本録りました。あれは担当者がまだやりたがっていたから、今年も話が来るんじゃないかと(笑)。他にもゲームとか『Gガンダム』の役を演じる機会はいろいろと多いですね。 ――じつに息の長い作品ですね。 秋元 本当に。ありがたいことです。だから作品に関係する思い出も多いんです。 ――ぜひ、いろいろと聞かせてください。まず、そもそも『Gガンダム』への出演はどのように決まったのでしょう? 秋元 オーディションなどはなく、突然「今度こういう作品の仕事が入りました」と連絡をいただきました。当時はそういう、それまでの仕事のお付き合いの流れでお話をもらうことが多かったですね。最初はストーカー……つまりはナレーター
――ガンダムシリーズには前年の『機動戦士Vガンダム』から継続しての出演でした。 関 それでいうと『Gガンダム』のあとの『新機動戦記ガンダムW』にも出ているので、3年連続なんですよね。その後、『機動戦士ガンダムSEED』にも出ているので、僕はあの頃の『ガンダム』によく出ている男なんです(笑)。 ――たしかに。 関 でも、子供の頃は『ガンダム』にはそんなにハマっていなかったんです。どちらかというとスーパーロボット系の作品が好きだったので、『ガンダム』はちょっと難しい印象があって。だから『Gガンダム』のオーディションを受けたとき、内容がスーパーロボットっぽかったので「やった!」と思いました。「必殺技を言ってるぞ!」って。「きっと俺にぴったりだ!」とテンションが上がったまま受けたのをおぼえていますね。ただ、そんなことを感じながらも「受かるわけない」と思っていました。 ――なぜでしょう? 関 その前
富野由悠季監督(撮影/河嶌太郎) この記事の写真をすべて見る 「ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督(82)が、今年アニメ業界歴60周年を迎える。その60年のキャリアの中で、一つの集大成とされる作品がある。1988年の映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」だ。 【写真】お値段「4億円」! ガンダム世代の設計者が開発した「モビルスーツ」風の搭乗型ロボット 「逆襲のシャア」は、今や国民的キャラクターとも言えるアムロ・レイとシャア・アズナブルが登場する「機動戦士ガンダム」から続く物語の最終作で、今でもガンダムファンに愛され続ける名作だ。映画としての評価も高く、「新潟国際アニメーション映画祭」をはじめとする映画祭でこれまで何度も上映されている。 かつては「人口爆発」が予想されており、それを背景にスペースコロニー構想がまことしやかに叫ばれていた。スペースコロニーを舞台にした「ガン
VR映像作品「機動戦士ガンダム:銀灰の幻影」のティザーPVが2024年3月22日(金)に公開されました。物語の舞台は「機動戦士ガンダムUC」と重なるU.C.0096(宇宙世紀0096年)で、監督を鈴木健一さん、脚本を関西リョウジさん、キャラクターデザインをことぶきつかささん、メカニカルデザインを明貴美加さんが担当します。 機動戦士ガンダム:銀灰の幻影 公式サイト https://www.gundam.info/feature/silverphantom/ 「機動戦士ガンダム:銀灰の幻影」はバンダイナムコフィルムワークスとVRコンテンツ制作企業「Atlas V」によって共同制作されているVR映像作品で、VRヘッドセット「Meta Quest」を用いて鑑賞することができます。本作は「世界初の長編VR体験アニメーション」として位置付けられており、視聴者はMeta Questを介して宇宙世紀009
フリーダムマジつえー! ジャスティスマジつえー! んでまあ思ったんだが、 「今のガンダムってとにかくビーム兵器や近接武器をクッソ強くしたがり過ぎだろ」 と。 とにかく高出力で一撃必殺って発想なんだよね。 まあ実際の兵器だってミサイル一発当たったら戦闘機も潜水艦も海の藻屑と消えるわけだが、にしたってもうちょい殺陣を意識して少しずつ刻んでいこうって発想はないもんかね。 チャンチャンバラとかせずもう主人公が必殺技ボタンポチーしたら雑魚は次々吹っ飛ぶみたいな感じになっとるやん? SEEDの前後ぐらいからそれがいよいよ来てた気がするんだよな。 ガンダムXみたいな路線というかね。 とにかくスゲー必殺技ぶっぱして一撃で敵を倒す主人公TUEEEEEEみたいな? どうなんよリアルロボットとして? むしろこれがリアルなんかな。 でもさトップガンとかじゃミサイルはチラチラ見せて牽制につかってメインは機銃でチクチ
「ガンダムW」を観て育ったわ - ミーガン・フォックス 『トランスフォーマー』シリーズでおなじみのハリウッド女優、ミーガン・フォックスが、最新作『ミュータント・タートルズ』を引っ提げ来日し、2日に有楽町にて行われたジャパンプレミアでインタビューに応じた。 【動画】来日したミーガン・フォックスを直撃 映画のプロモーションとしては『トランスフォーマー/リベンジ』以来5年半ぶりの来日だが、第1子を妊娠中の2012年にはプライベートで日本を訪れたほか、過去のインタビューで「『セーラームーン』は実写化に適していると思う」と語るなど、親日家の一面を持つミーガン。 ADVERTISEMENT 日本のアニメやマンガはかなり好きなようで、「子供のころは『新機動戦記ガンダムW』を観て育ったわ。日本に来るといつもマンガ屋さんに行って、いろいろ見て回るの。特定の作品というよりは、良さそうなものを探して買っているわ
人気アニメ「ガンダム」シリーズの「機動戦士ガンダムSEED」の完全新作となる劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の完成報告会見が1月10日、東京都内で開催され、福田己津央監督が登場した。劇場版は、2006年に制作が発表されたが、その後は長らく続報が途絶えていた。発表から約18年の時を経て完成し、1月26日に公開されることになり、福田監督は「最後に苦労したのは僕じゃない。多くの方が苦労して、ようやく完成した作品。映画にクレジットされている全ての人に『おめでとう』と言っていただけるとうれしいです」と思いを語った。 【写真特集】SEED新作 ついに完成 新フリーダム、MS キラやアスランも ビジュアル一挙公開
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