【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)は16日、トーマス・バッハ会長(70)の任期満了に伴って行われる会長選(来年3月、アテネ)に立候補した7人を発表し、IOC委員で国際体操連盟(FIG)会長の渡辺守成氏(65)が名を連ねた。 【ランキング】パリ五輪 国・地域別メダル獲得数 1894年に誕生したIOCの会長はバッハ氏が9代目で、日本人が立候補するのは初めて。 渡辺氏は福岡県出身。日本オリンピック委員会(JOC)理事でもあり、新型コロナウイルスの影響で1年延期された2021年東京五輪・パラリンピックは、大会組織委員会の理事として関わった。 渡辺氏の他には、世界陸連会長のセバスチャン・コー氏(67)=英国、IOC副会長のフアン・アントニオ・サマランチ・ジュニア氏(64)=スペイン、競泳女子金メダリストでIOC理事のカースティ・コベントリー氏(41)=ジンバブエ=らが名乗りを上げた。