市バス「危険なバス停」300カ所 停車時、横断歩道から後続車見えないケースも… 京都、早期対策求める声 2020年11月9日 10:00 京都市バスのバス停1618カ所のうち、横断歩道や交差点のそばにある「危険なバス停」が、296カ所に上ることが市交通局の調査で分かった。このうち15カ所はバスが正規の位置に停車した際に車体の一部が横断歩道にかかり、特に危険性が高いという。同局はバス停の移設を含め対策を検討中としているが、抜本的な解決への道のりは見えない。 右京区のバス停「太秦東口」(西行き)は、同局の調査で特に危険性が高いとされたバス停の一つだ。バス停と横断歩道の間は約2メートルしかなく、バスが停車すると、横断歩道にいる人からは後続の車両があるかどうか見えない。バスが発車するのを待ちきれずに横断歩道を渡り、後続車両と接触しそうになる人もいる。近くの洋品店の男性店主(88)は「事故が起きてか