日銀がデフレという言葉回避との印象与えている可能性も=議事要旨2009年12月24日10時5分 [東京 24日 ロイター] 11月19・20日開催の日銀金融政策決定会合では、「デフレ」という言葉について、定義の違いもあることから、その使用については注意を払うべきという議論が多かったものの、一部からは、あまりに慎重な対応は、日銀がデフレという言葉を避けているとの印象を与える可能性があると懸念する声もあった。24日公表の議事要旨で明らかになった。 政府は、この会合のあった20日、デフレ宣言を行ったが、白川方明日銀総裁は、同日の会見であえて「デフレ」という言葉の使用を回避した。 <「デフレ」という言葉がマインドに悪影響与えるとの懸念も> 議事要旨によれば、多くの委員が、デフレという言葉はさまざまな定義で用いられており、論者によって異なるため「日銀がデフレという言葉を使う時には、細心の注意を払う必