新潮社の編集担当の方より「たぶん先生がお好きな本かな・・・と思いまして」ということで贈っていただきました(どうも、ありがとうございます)。なるほど、おっしゃるとおりでオモシロイです。土曜日、日曜日で一気に読ませていただきました。M&Aは「好き、嫌い」に関係なく、どこの企業様でも突然遭遇する可能性がありますし(分社化やTOB、不祥事に伴う完全子会社化なども含めますと)、その舞台裏を、舞台裏で活躍しておられる方によって解説される、というのはなかなか興味深いものであります。また、新書版ですので当然のことながら一般の企業人の方々がお読みになって、わかりやすいのが本書の一番の特色であります。 新潮新書「企業買収の裏側-M&A入門-」(淵邊善彦著 新潮社720円税別) ここ数年のM&A関連の事件などを紹介されたり、クロージングに至るまでの関係者の行動など、非常にわかりやすく書かれております(クロージン