アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いや、ドライバーの体調急変による暴走事故がなくなりません。特に2019年は、4月19日に池袋で12人が死傷、6月4日には福岡市で9人が死傷するという大きな事故が発生しています。双方の事故に共通しているのは、通常通り走行している最中に暴走し始めたことと、異変が起きてから衝突するまでに数百mの距離があったこと、それに助手席に同乗者がいたことです。 特に福岡の事故では、事故車両は1km前後、暴走していたと見られていますから、同乗されていたかたは、さぞ怖い思いをしたでしょう。発見されたときには、シートベルトを外して足元にうずくまった状態で亡くなっていたそうですから、ドライバーの足をアクセルペダルから離そうとしていたのかも知れません。 さて、あなたが同じような状況に遭遇したとき、何かできることはあるでしょうか? 今回はそれを、みなさんと一緒に考えようというのが