来年いっぱいで活動を休止するアイドルグループ「嵐」が1月27日に行った会見で、ある朝刊スポーツ紙記者が聞いた「無責任じゃないのかという指摘もあるのでは?」という質問に批判が殺到している。 質問した記者と私は特に親しいわけではないが、もちろん現場で一緒になることもあり、面識はある。知っている人間だからといってかばうつもりは全くないが、記者会見で質問をして批判されるのは気の毒としかいいようがない。 そもそも記者会見は、何を聞かれてもいいという覚悟を持って開くものだ。もちろん、わざとケンカを売るような質問なら批判されることもあるだろうが、今回の「無責任じゃないのかという指摘もあるのでは?」というのは、突然活動休止を発表した嵐にとっては、聞かれて当たり前の質問だ。 ただこの会見をテレビで見た嵐ファンの視聴者が、この質問に怒るのは、ある意味で仕方がない。視聴者がテレビを見て、その内容を批判することは