「モテキ」シリーズ化について語った川村元気氏[映画.com ニュース] 第24回東京国際映画祭の連動企画「第8回文化庁映画週間シンポジウム」が10月28日、会場となる東京・六本木ヒルズで行われた。映画業界の課題や未来について考える内容で、ロボットの創業者・阿部秀司氏、米芸能専門誌ハリウッドレポーターで「Next Generation Asia 2010」に選ばれた東宝の川村元気プロデューサーらを迎え、「よい企画とは何か」について論議が進んだ。 阿部氏が「『デトロイト・メタル・シティ』を見たとき、これはすごいと思った。どうやったらこんな企画が出てくるのかショックだった」と川村氏を称賛。川村氏は、自身の初ヒット作「電車男」を例に挙げ、「ベストセラーの企画は先輩に取られてしまうので、ネタを見つけるのが大変だった。でも、ウェブならまだ誰も手をつけていないと思った」と振り返る。そして、「企画の企は企