問題解決の仕事をしていると、「問題が解決できないのは、問題が何だかわかっていないから」というのが大抵の組織に共通する課題なのだということがわかってきます。 「解決すべき問題を正しく定義する」というのは、思っている以上に難しいことで、コンサルティングの世界では 「問題が正しく定義できたなら、その問題はもう半分解決したのと同じことだ」 といったことが言われるわけです。 昔は何を言っているのかピンときていなかったのですが、最近その言葉の意味が体験を伴ってわかってきましたので、コンサルティング実務でおきた体験談をベースにそのリアルな学びをお伝えしていきます。 本当の問題がわからなくなるとき 問題は見えているのか、いないのか? それは解決すべき問題か? 何が本当の問題だったのか? 問題が正しく定義できるとき 問題が見えれば解決策は明らか 優秀な人ほど問題を抱え込む おわりに 本当の問題がわからなくな