冬ドラマが中盤戦に入り、視聴率や配信再生数、ネット上の記事やコメント数などの結果に明暗が生まれている。 【写真】『御上先生』松坂桃李の場面写真 現在放送中のドラマで話題を集めているのは、主に『御上先生』(TBS)、『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS)、『ホットスポット』(日本テレビ)だろう。ネット上の話題はこの3作が圧倒的であり、ほかは「記事やコメントすら少ない」という苦況が続いている。 この3作に共通しているのは、「連ドラの脚本家としては異色の経歴を持つ、詩森ろば、金沢知樹、バカリズムが脚本を手がけていること。今冬、地上波の連ドラではなく別の場所で活躍してきた3人が、トップシーンでそろい踏みした背景にはどんなことがあるのか。 ここでは、脚本家という入口からドラマシーンの現状・課題・未来を、テレビ解説者の木村隆志が掘り下げていく。 ■舞台経験豊富な3人が連ドラに まず、3人の簡単な経