自転車は横が心配なもの。 そこでサイクリストの安全確保のために考案されたのが、この「Nike Hindsight」です。レンズの横の突き出たところに高性能のフレネルレンズを丹念に嵌め、サイドビューを25度余分に確保し、視野内に凝縮して表示するデザインコンセプトです。 壁に割れ目ができたように見える照明「Torn」(原文)が好評だった、デザイナーのBilly May氏の発案。 馬鹿みたいに単純ですけど、あらゆる分野に応用が効きそうですね。 交差点の横から入ってくる車も、この通り。ギュッとちっちゃく視野内でキャッチできてます。これはスキーの時とかあると助かりますね。去年、ぜんぜん前見て滑ってないスノボがいきなり横合いから突っ込んできてペシャンコなりましたが、あれも避けられたかも…。製品化が待ち遠しいコンセプトです。 [Nike Hindsight] Kit Eaton(原文/訳:satomi)