宮崎と鹿児島の県境にある霧島連山のえびの高原の硫黄山周辺では、26日午前、去年8月以来となる火山性微動が観測されました。 火山性地震も増加していて、気象庁は噴気や火山ガスの突発的な噴出に引き続き注意するよう呼びかけています。 火山性微動が観測されたのは去年8月以来で、微動に伴って僅かな地殻変動が観測されました。 また、26日は火山性地震も増加していて、午後3時までに15回観測されました。 一方、監視カメラでは、雲がかかっていて、付近の状況は確認できないということです。 えびの高原の硫黄山では去年10月、火山活動が高まっているとして火口周辺警報が発表され、その後、火山性地震が減少したことなどから、ことし5月に火口周辺警報が解除されましたが、今月5日には去年4月以来となる、1日に20回を超える火山性地震が観測されています。 気象庁はえびの高原の硫黄山では、活火山であることを踏まえ、噴気や火山ガ